店名 |
Hama Chaya Shokudou
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类型 | 食堂 |
预约・查询 |
0194-34-2295 |
预约可/不可 | |
地址 |
岩手県下閉伊郡田野畑村菅窪205-4 |
交通方式 |
距離田野田 3,105 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算(评价总数) |
JPY 1,000~JPY 1,999
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付款方式 |
无使用卡 无使用电子钱 |
个人包厢 |
不可能 |
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包场 |
可能的 |
禁烟・吸烟 |
− |
停车场 |
可能的 |
此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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岩手県を2泊3日で縦断し、岩手旅行の行程を全て済ませてあとはレンタカーを返すのみ。「その前に腹ごしらえを」と思って訪問したのがこちらのお店。例の震災から場所を移して仮営業されているお店であるとの事。地図を頼りに伺いますと、砂利の空き地にプレハブで構築されたお店を目視で確認いたします。
早速駐車スペースに車を止めて入店いたしますと、お昼時を少し超えているからかお客さんはゼロ。加えて、店員さんの気配もゼロなのであります。「店員さんはどこに行ったのか」と、大きな声を出して店員さんを探しますと、厨房の奥からニョロリと表れた店員さん。
そんな店員さんはとても素直そうな大人しそうな方で、そんな人柄に安心したカントナは、壁のメニュー表を拝見して思案する事にいたします。一行は刺身定食や、らなんやらの定食をオーダーし、カントナは「磯物ラーメンとかつ丼(小)のセット」をお願いいたします。
オーダーを済ませますと、しばし待ちの時間。プレハブ小屋とは言っても結構広い店内。カントナ一行の座るテーブル席の他には奥の方にお座敷席も用意されております。トイレは外との事。それにしてもずいぶんと暑い店内。業務用の大型扇風機が回っておりますが、熱い空気をかき混ぜているだけなのであります。夏は暑くて冬は寒いと言うプレハブ小屋の過ごしにくさを体感するカントナなのでありました。
オーダーしてから待つこと10分超くらいでありましょうか。「暑い、暑い」と騒がしくなってきた一行の気持ちを逸すかのように、厨房からは美味しそうな香りが漂ってくるのであります。この香りから想像出来るのはカントナのオーダーした一品。
胃袋の準備をしておりますと、想像通りまずはカントナの一品の到着であります。透明なスープが印象的な磯物ラーメン。スープの上には複数種類の海藻が乗っかっており、その海藻の赤、薄い緑、濃い緑、深い緑のコントラストが美しく「美味しいに決まっているな」と思わせるビジュアルなのでありました。それからかつ丼は、小さい丼ながらも大きめなカツ4キレと卵が丼一杯に繰り広げられております。そんな磯物ラーメンとかつ丼のセットは「どちらも大正義であるな」と、食べる前から約束された勝利に酔いしれるカントナなのでありました。
まずはラーメンからいただきます。澄んだスープは塩ラーメンらしい塩ラーメン。しかしながら、海藻から滲み出たのであろう複雑な旨味は「塩ラーメン」ではなくまさしく「潮ラーメン」なのであります。麺は中くらいの太さで、スープや海藻の細さと非常に合うと思うカントナなのであります。海藻は、それだけ食べても味はしないものではありますが、ラーメンのスープに浸っているお陰もあるのか、無味の海藻にスープの味が添加された「めぐり逢いの妙」の美味しさをしっかり感じるカントナなのであります。加えて、海藻と麺との歯ごたえの違いを堪能出来る実感出来る美味しさとが混ざり合って、得も言われぬ美味しさなのでありました。
今度はかつ丼に食らいついてみます。印象的なしっかりとした甘めのタレが印象的なのであります。カツは肉厚で卵は甘くて、その少し味の濃い目のかつ丼はラーメンのスープで流し込んだり、逆にラーメンのスープゴクゴクの後に甘いかつ丼で味覚を緩めたり等楽しんでおりますと、美味しさはますます増してくるのでありました。
「評判通りの磯物ラーメンとかつ丼であったな」と、相変わらず暑い店内でますます汗をかいて、潮を感じるラーメンと東北らしい濃い味付けのカツ丼を満喫するカントナなのでありました。