素晴らしい高松の夜でした。美味しいお寿司でお腹いっぱいに : Sushi Nakagawa

食事の最後に普通聞かれるのは、満足されましたか、とか、お味はどうでしたか、とかが普通でしょうか。でもこちらは、お腹いっぱいになりましたか、と問われます。それに対して、小学生のように元気よく、はい！、とお答えしました。だって本当に、お腹も心も幸せでいっぱいになることが出来ましたから。

高松で所用で赴くことになりましたが、前乗りするように指示されます。チャンス！、ということで、早朝羽田を発ちます。お昼は当然讃岐うどん巡りとなりますが、夜についてはいつもと同様、密かに信頼申し上げているマイレビ様方のレビューを参考に、こちらに予約を入れておきました。

そして、予約時間にお店へ。お客さんはお一人様を含め2組しかおられませんでしたが、私は男女組の横に位置し、食事がスタートします。写真を撮ってよろしいですか？、の私の問いに、どうぞどうぞ、実物より美味しく見えるように撮ってくださいね、と大将が笑顔で返してくださいました。ここから、緊張の糸が一気に解け、中川ワールドへ。

渡蟹でまず心を掴まれます。そして、オコゼに感動。驚いたのは、太刀魚。今まで食べた太刀魚で、最も美味しかったかも。いただいた全品の中でも、最も印象に残りました。残念だったのは、海老味噌と共にいただいた絶品の車海老握り。何が残念だったかと言うと、手渡された後、あまりに美味しそうだったので、スグに食べてしまったこと。あっ、写真撮り損ねた〰︎(笑)。

お酒もお任せでしたが、マイレビ様方も書かれている通り、提携していると言う悦凱陣の純米吟醸が供されました。そうそう、このお酒の麹を使っているというアイス、これも絶品でした。あと、銘柄等は分かりませんでしたが、私からのリクエストで供された白ワイン、これもお寿司とよく合っていました。

お昼の讃岐うどん巡りで正直お腹が膨らんでいたこともあり、ちゃんと食べ切れるのか途中少し不安でしたが、結果問題なくフィニッシュ出来ました。冒頭の返答を差し上げた後、大将のお見送りを受け店を後にします。暑さが緩んだ高松の夜の中、身も心も満足して、ホテルへの帰路につくのでありました。