店名 |
SAMOVAR(SAMOVAR)
|
---|---|
类型 | 吃茶店、咖啡店、蛋糕 |
045-321-6955 |
|
预约可/不可 |
无法预订 |
地址 |
神奈川県横浜市西区南幸1-5-1 ジョイナス B2F |
交通方式 |
JR・相模鉄道「横浜駅」西口から徒歩2分 距離横滨 211 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算 |
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999 |
预算(评价总数) |
~¥999¥1,000~¥1,999
|
付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 可使用电子货币 (Suica等交通系电子货币、乐天Edy、nanaco、WAON、iD、QUICPay) 可使用二維码支付 (PayPay、d付款、乐天支付、au PAY) |
座位数 |
43 Seats |
---|---|
个人包厢 |
不可能 |
包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
可能的 ジョイナス駐車場を利用 |
空间、设备 |
有吧台座位,有露天雅座,提供免费无线网络连接 |
此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
---|---|
服务 |
提供外带服务 |
关于儿童 |
接待儿童(接待婴儿,接待学龄前儿童,接待小学生) |
服装规定 |
なし |
备注 |
この日は定例の用事で戸塚へ出向きましたので、食べログもかつてのメインエリアであった戸塚・東戸塚エリアでの活動になりましたが、カフェについては、そのエリアのお店はほとんど制覇しており、その後に出来た新店でも目ぼしいお店は見当たりません。
唯一、戸塚の旧国一沿いに出来た「FILLMORE TRIP CAFE(フィルモアトリップカフェ)」というお店は久々に戸塚のカフェに新風を吹き込んだかという期待もあったのですが、色々と情報を見てみると私の好みのカフェのイメージからは乖離しており、同店は利用するならランチだなという結論に達しました。
ですので、この日のランチ後のティーブレイクは、戸塚では無く横浜まで戻ってとることにしました。
横浜まで出れば、未訪のカフェもまだ多く残ってますので、その中からこの日は相鉄ジョイナス地下2階で営業している当店に白羽の矢が立ちました。
当店=サモアールは、1974年(昭和49年)に横浜で開業した老舗の紅茶専門店です。
店名のサモアールは、ロシアなどのスラブ諸国、イラン、トルコ、中央アジア各国で古来より用いられてきた器具に由来します。
湯を沸かしたり、紅茶を注ぐのに使われた金属製の伝統的器具で、ロシア語標記だと"самовар"だそうです。
開業店は、横浜駅西口という情報しかありませんでしたが、相鉄ジョイナスの創業が同じ1974年であることから、当店はジョイナスオープンと時を同じくして創業したと見るのが自然ですね。
その後、多店舗展開を志向し、1983年(昭和58年)に馬車道店を出店したのを皮切りに、相鉄いずみ野線の弥生台駅近くに弥生台店、二俣川の相鉄ライフの中にパティシェサモアール 二俣川相鉄ライフ店を出店しましたが、現在はいずれも閉店となり、創業店たる当店と馬車道店の2店だけの営業となっています。
横浜の老舗ティールームとしては必要最小限のところだけ残したようなイメージかと思われますが、食べログ評価では当店が3.53点、馬車道店も3.53点といずれも3.5点超えとなっていますので、老舗の面目躍如といった感もありますね。
当店は相鉄ジョイナスの2階にありますが、相鉄ジョイナスは、横浜駅西口再開発の一環で高島屋や横浜CIALとの間の動線が改良され、新たな客層も期待されているところかと思います。
ただ、コンコースと直結となった地下1階エリアと比べると地下2階はやや取り残された感があって、当店の営業に追い風になっているかどうかは微妙なところかと思います。
この日は、戸塚帰りの14時半頃の訪店となりました。
老舗ティールームらしく落ち着いた雰囲気の外観ですが、テラス席が2卓あってちょっと洒落た感じも意識しているようです。
ちょうどティータイムの訪問となったこともあってか、テラス席は満席ですし、店内もテーブル席はほぼ満席で、かろうじて3席あるカウンター席に居を得ることが出来ました。
席に着くと店員さんが水とメニューを持って来てくれます。
世間的には、老舗ということで、ぞんざいな接客のお店もチラホラと見られるところですが、当店の接客はキチンとしています。
丁寧過ぎて慇懃無礼なところもなきにしもあらずですが。
それでも、こういう基本的なところは評価したいですね。
紅茶専門店ということもあって、メニューには紅茶メニューがズラッと並んでいるかと思ったら、さにあらず。
ロイヤルミルクティーを始めとした看板メニューやセットメニューを目立たせて最初の方のページに掲載しており、オーソドックスな紅茶メニューは後ろの方に付いています。
このスタイルは、色んな専門分野の参考書の類いで、最初の方に典型的なケースを解説して、詳細は末尾の参考を紐解くみたいなスタイルのものがありますが、それを思い出させますね。
ここまで推測してしまうとちょっと行き過ぎかもしれませんが、オーナーさんは勉強家なのではないかと感じてしまいます。
たまたま、今やっているNHKの朝ドラ「ちむどんどん」では、原田美枝子演じるイタリアンレストランのオーナーは小学校しか出ていないのに客との会話等でその知識や経験の豊かさをさりげなく披露する場面があるのですが、それと被るような気がします。
実は、この日当店を攻略するにあたって、事前に先行レビュー等をチェックした結果、平日限定メニューである喫茶店のプリン+ロイヤルミルクティーのセット@1,210円を注文しようと結論づけたところだったのですが、当該メニューには"sold out"と書かれた紙が貼られていました。
人気メニューのようで、この日のように混んでいると売り切れもあるということですね。
仕方なく、ケーキメニューを取り寄せて、アーモンドケーキをチョイスしてケーキセット@1,210円を注文しました。
ケーキセットは、ロイヤルミルクティー(アイスorホット)に@550円のケーキをセットしたものですが、ロイヤルミルクティーの単品価格は@715円ですので、僅かながらサービス価格になっています。
ただ、割引率は4%程度ですから雀の涙みたいなものですが。
待つこと6分ほどで指定したアイスロイヤルミルクティーとアーモンドケーキがほぼ同時に運ばれてきました。
ロイヤルミルクティーは、上部にクリーム・牛乳層、下部に冷やしたアールグレイティーが分離した状態で提供され、かき混ぜていただきます。
まずアールグレイはあらかじめ冷やしたものを使用しているようで、たっぷり入っている氷がほとんど溶けません。
クリーム層は、生クリームの濃厚さにバニラの香りも漂い、アールグレイの風味とベストハーモニーを奏でています。
これは美味しい!
缶飲料なども含めて世に出回っているロイヤルミルクティーは多いですが、それらとの差ははっきりしています。
単品価格の@715円は高いですが、なるほどこのクオリティなら納得出来ますね。
アーモンドケーキは、しっとりしたスポンジケーキにアーモンドのバタークリームがたっぷり乗っています。
ホイップクリームではなくてバタークリームのところが当店らしく、もう一つの看板商品であるレインボーケーキというやつも7種のバタークリームを使用しているらしいので、その流れですね。
バタークリームは、私のような古典的な甘いもの好きには堪えられない美味しさがあります。
学芸大学・マッターホーンのダミエなどと同じで。
店内はややごみごみした感じもありましたが、ドリンクもケーキも文句なく、ちびちびいただきながら、優雅な午後のティータイムを過ごすことが出来ました。
最近の休日の食べログ活動ではカフェ訪問は原則として封印してきたのですが、やはり美味しいものは美味しいですし、これからも、お店は厳選しつつもたまにはゆったりティーブレイクを楽しむのもいいなと思い直しました。