勝烈定食
-------2021年4月
土曜日の12:30少し前に2人で訪問。
店内は1FがL字カウンター12席、4人卓×2つ。
2Fには座敷があるようです。
落ち着いた和の雰囲気が、なかなか良いです。
先客10人、後客9人。
同一グループは隣席ですが、グループ間は1席空けての案内になるので
1Fは、概ね満席に近い状態でした。
私は、勝烈定食 ¥1760、連れは、一口かつ定食 ¥1540 を注文。
カウンターの前のオープンキッチンで、注文が入ってから揚げてくれます。
約7分で提供されました。
勝烈定食は、メインの皿に、一口サイズになるよう8つに切られた120gのカツと千切りキャベツ。
ほかに、ごはん、しじみの赤だし味噌汁、千切り大根の漬物がついています。
カツは、ヒレカツだけあって、脂身は少なく、柔らかく仕上げられていながら、肉の食感もちゃんと残っています。
揚げたてですから、当然衣はサクサクです。
パン粉は、耳を落とした内側だけ使っているそう。
カツもおいしいのですが、なんといってもソースがうまい。
果物と野菜を2日間かけて煮込んで作られているそうで、デミグラスソースに近い味わいです。
(ちなみにロースカツ用のソースは、違うソースが提供されるらしいです)
味噌汁は、若干酸味を感じ、こちらもおいしいです。
ごはんとキャベツは、お替り無料。
比較的大食いの私は、もちろんお替りをいただきました。
これまで私がいただいたトンカツの中では、トップのおいしさでした。
-------2021年10月
日曜の12時45分に訪問。
満席で5人待ちでしたが、入口前の紙に名前を書いて待つこと10分弱で店内へ案内されました。
今回は2F席で、4人卓が9つ。他に個室の座敷もあるようです。
今回も 勝烈定食 をおいしくいただきました。
店名 |
Katsuretsuan(Katsuretsuan)
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类型 | 炸猪排、串炸、食堂 |
预约・查询 |
045-681-4411 |
预约可/不可 |
可预订 |
地址 |
神奈川県横浜市中区常盤町5-58-2 |
交通方式 |
JR根岸線 関内駅北口より徒歩5分 距離关内 342 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算 |
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999 |
预算(评价总数) |
¥1,000~¥1,999¥2,000~¥2,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 可使用电子货币 (Suica等交通系电子货币) 可使用二維码支付 |
座位数 |
130 Seats ( 1Fカウンター・テーブル、2Fテーブル、3F座敷) |
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个人包厢 |
可能的 |
包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 一階入口前に灰皿あり。 |
停车场 |
不可能 近隣にコインパーキング他駐車場が沢山あります。 |
空间、设备 |
平静的空间,有吧台座位,有日式包厢 |
酒水 |
有日本清酒 |
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此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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位置 |
家庭式餐厅 |
服务 |
提供外带服务 |
关于儿童 |
接待儿童
可 |
服装规定 |
カジュアルでOK |
网站 |
土曜日の12時過ぎに2人で訪問。
JR関内駅北口から徒歩5分ほど、市営地下鉄関内駅9番出口からは徒歩1分ほど、馬車道から脇道に少し入ったところにあります。
まもなく創業100年になる老舗のカツレツ専門店です。
勝烈庵さんは、1927年に真砂町(JR関内駅前あたり)で創業。
戦時中に強制疎開で一時閉店された時期もありましたが、1956年に横浜駅西口(現在の相鉄ジョイナス店付近)で営業を再開。
この時、創業者の遠い親戚にあたる現在の店主さんの家系に運営が引き継がれたそうです。
その後、馬車道総本店が常盤町(現在の隣地)にオープンしました。
2024年現在は、こちら馬車道総本店のほか、相鉄ジョイナス店、鎌倉店の3店舗あります。
系列の勝烈庵フーズさんでは、お惣菜や弁当の販売店を横浜市内で9店舗と大船でお店を展開。
こちら馬車道総本店近くにある勝烈庵フーズ本店では、お弁当を食べられるイートイン(平日昼のみ)も併設されているようです。
また、同じく近くにあるレストラン&喫茶の馬車道十番館も系列店です。
店名の勝烈は、イタリア料理のCUTLETが語源で、創業者が商売をするからには烈しく勝たなければいけないという意味を込めて、この漢字を充てたのだそう。
ちなみに、トンカツとの違いは、提供する側が洋食として供する場合がカツレツ、和食として供する場合がトンカツと呼ぶのが一般的なようです。
私の中では、トンカツ/カツレツと言えば、勝烈庵さんがNo1。
こちらのカツ自体が私の好みであることはもちろん、ソースがとにかく最高に美味しいんです。
さらに、ご飯/キャベツお替り自由w
比較的大食いの私には、とても重要なサービスです。
まさに言うこと無しです。
普段使いとまでは行かないお値段ですけど、それ以上の価値があると思っています。
ということで、今回は、長文で申し訳ないのですが、こだわりと秘伝の技が満載の勝烈庵さんの魅力を書かせてください。
まずはカツレツ。
創業者のお方が、豚のヒレ肉の筋を切り四角く整形し、串を打って揚げる調理法を確立。
これにより、中心まで火が通るよう強火で揚げても、衣が焦げず、肉も硬くならないのだそう。
揚げ油は、3種類をブレンドしたという油を使用し、カラリと揚げたサクサクした食感を実現しています。
私は、しっかり火の通ったお肉が好みなので、まさに私の大好きなタイプ。
臭みなど私は全く感じません。
衣は、サクサクながらきめ細やかで、口の中を傷つけない柔らかさを兼ね備えています。
また、勝烈定食のカツは、ヒレカツですので、私の苦手な脂身も最小限です。
(脂身がお好みの方には、ロースカツ定食も多種あります)
秘伝のソースは、無添加で、野菜と果物を2日間煮込み、1日寝かせて作られるそう。
ロースには、辛口(一般的なトンカツソースに近い味)、ヒレには甘口、ほかに特製ポン酢もあります。
何と言っても、この甘口のソースが絶品なんです。
他店では味わったことが無い、デミグラスソースのような感じで、塩味や酸味は控えめで野菜と果物の旨味たっぷりです。
この秘伝のソースをたっぷりとかけていただくのがお店公認の勝烈庵流。
2人連れでソース1瓶を使い切るのはごく普通。
お1人で1本使うのも稀ではないのだそう。
とにかく、カツがヒタヒタになるくらいかけるのがお勧めです。
そのソースを買って帰りたいぐらいなのですが、テイクアウト販売はされていません。
以前お聞きした際には「防腐剤などを入れていないので日持ちしないから販売できない」とおっしゃられてました。
ちなみに勝烈庵フーズさんでは、お弁当やお惣菜用にソースを販売されていますが、お店のものと似てはいますが違うものです。
(とはいえ、勝烈庵フーズさんのお弁当は、お値段的に手軽に食べられて美味しいので、何度も利用させていただいています)
特製の生パン粉は、系列のフレンチの名店 馬車道十番館さんが、揚げ物に合う独自の配合で焼いている専用のパンを使用。
そのパンの耳を切り取って内側だけを用いてパン粉を作っておられます。
ご飯は、ガスで炊いて、おひつに移し水分を調整する手間を惜しまず作られています。
しじみ椀には、勝烈庵特製の黒味噌を使っておられるそう。
赤だしかと思ってましたが、黒味噌だったのですね。
赤味噌ですと強めな味で、それも好きなのですが、こちらは上品な味で、これもまた美味しい。
魚介が苦手な私なのですが、美味しさしか感じません。
味とは関係ありませんが、お箸もあなどれません。
世界遺産吉野熊野古道山林の杉の端材、間伐材を有効利用して作られていて、宮内庁御用達の箸勝本店のお箸だそう。
お店からも、使用後は、箸袋に納めてお持ち帰りを推奨されています。(箸袋の裏側にそう書いてあります)
これら、材料や手順も含め、創業者の小澤竹蔵さんが考えたレシピなのだそうですが、現在もそのまま引き継いでおられるとのこと。
かと言って、昔ながらのトンカツという感じでは無いんです。
私にとっては、これまで食べてきたどのトンカツ&カツレツよりも新しく美味しい。
約100年前のレシピで作られたものなのですけどね。
さて、ここから当日のお話に戻りますw
この日は昼時でしたので、私達が到着した時には、10組30人弱の方が店外でお待ちでした。
なので、入り口店外右手にあるウェイティングシートに記入して待ちます。
想定よりもいがいと早く、約14分で案内されました。
店内には、先々代との交流があったという棟方志功画伯の数多くの作品が多数店内に飾られています。
店名書体は棟方画伯の手によるものだそう。
座席は、1FがL字カウンター12席、4人卓×2つ。
2F席には、2人卓×3つ、4人卓×10。
他に個室があり、3Fにも宴会用と思われるお座敷もあるようです。
行列ではありましたが、2Fにはいがいと空席があり、7割弱ぐらいの入り。(1Fは満席でした)
ちなみに、1Fカウンター席が特等席なんです。
厨房の目の前なので、調理の様子を観ながら待てますので。
メニューでは、ヒレカツの勝烈定食が看板商品。
ロースカツも5種類あります。
ほかにエビフライ、若鶏フライ、串カツ、一口かつ、盛り合わせなどもあります。
私達は、2人とも 勝烈定食 ¥1980 を注文。
約5分で提供されました。
卓上に調味料は、ソースとからしが常備されています。
勝烈定食は、メインのお皿にヒレカツとキャベツ、他にご飯、しじみの味噌汁、千切り大根の漬物が付いています。
味噌汁には、小さいながら、しじみがたっぷり入っています。
カツレツは、衣はサクサクで、油がしっかり切られていてしつこさはありません。
ヒレ肉は柔らかく、一口サイズになるようあらかじめ8等分されています。
ソースをどっぷりかけて、まずは1口。
あ~いつも通り、めちゃくちゃ美味しい♪
1切れ半で、1杯目のご飯を食べきりましたw
先にも書きました通り、ご飯、キャベツはおかわり自由です。
店員さんにお願いしてお替りをもらうのですが、キャベツは、時折「おかわりいかがですか?」と回ってきてもくれます。
私はもちろん両方お替りし、ご飯は大盛でお替りしました。
結局ソースは、卓上に置かれていたものの8割ぐらいを2人で使いました。
今回も期待通り、とても美味しく、大満足のランチになりました。
お得情報
・毎月第3火曜日は、大勝烈定食が200円引きです。
・10月に行われる「かつれつ祭り」の期間中には、棟方志功画伯の作品が描かれた絵皿がプレゼントされます。