『ギリシャ料理&バー OLYMPIA』　馬車道駅徒歩5分　無形文化遺産に登録されるほどヘルシーなギリシャ料理をいただきます : Girisha Ryouri Andoba Orimpia

(2021.04.21)
明日の新入社員研修を前に横須賀のホテルに前泊し、どこで夜ごはんをいただこうかと考えているときに思い出したのが関内にある『OLYMPIA』でありまして…
こんな機会でもないとなかなかお邪魔することができないと、日ノ出町駅まで京急で戻り、そこから30分ほど懐かしい伊勢佐木モールや関内の街を歩きます


目的としたオリンピアはベイスターズ通りと桜通りに挟まれる太田町通りに面していまして…
まだ薄明るさが残る時間でありながらも、壁面のネオンが存在をアピールしてくれます
店内にはアンティーク調のイスやテーブルが置かれることで重厚な雰囲気を感じますが、初めてこちらを訪ねる方でも、奥さまのやさしい笑顔に迎えられるとリラックスできることでありましょう


「DINNER COURSE」には二つのコースが用意されていましたので、お手軽にいただけるAコースをチョイスいたします

先ずはフェタチーズがトッピングされた「ギリシャサラダ」と、タコや海老のマリネに、オリーブや牡蠣、などが盛られる「前菜盛り合わせ」
どちらもたっぷりなボリュームですが、やさしいオリーブオイルの香りでおいしくいただけます

世界の消費量の60%を日本人が食していると言われるほどにワタシ達には馴染み深いタコでありますが…
世界ではあまり好まれることがなく、イタリアやスペイン、ギリシャや南フランスなどヨーロッパの一部でしか食べる習慣がないんですよね


たっぷりな野菜から出たやさしい旨みが身体に染みわたるようなスープをいただいたあとは「パスティチョ」
マカロニとミートソース、ホワイトソースを重ねて焼いたラザニアのようなお料理でありまして…
じゃがいもとなすをミートソースとホワイトソースで重ね焼きした「ムサカ」とともにこちらの人気商品であります
ラザニアのような濃厚さはありませんが、このやさしい味わいこそがギリシャ料理なのでありましょう


メインとなるお料理は「ラムチャップ」か「今月のおすすめメニュー」を選ぶのですが…
ラムチャップはいつでもいただくことができますし、お腹の具合によって一本から焼いていただけるとのことでしたので、おすすめである"ラハノドルマデス"というギリシャ風ロールキャベツをいただくことにいたします
ミンチだけをキャベツで包んだロールキャベツに馴染みがあるだけに、ご飯が包まれていたことには驚きでありますが…
レモンソースの爽やかな風味が効いたおいしさに満足であります


デザートは「バクラバ」なるナッツのパイでありまして…
これまでのやさしい味わいとは異なり、シロップで煮込まれたクルミの甘みが特徴的であります

一緒にギリシャコーヒー
ギリシャのコーヒーは濾過されたものではなく、水から煮立てて上澄みだけを飲むというものでありまして…
テーブルでカップに移してくれるパフォーマンスに見惚れていまいました

(2017.06.12)
仕事仲間でもある友人がシェアしていたfacebook記事は、かつて横浜に住んでいた頃に何度かお邪魔したことがあるお店のものでありまして…
“6月のおすすめ”だと言う「ロールチキン」があまりにもおいしそうでしたので、早速お邪魔させていただきました


そこは横浜スタジアム近くにある『オリンピア』ってお店でありまして、ギリシャ人オーナーであることから本格的なギリシャ料理がいただけることでも有名なのであります
ギリシャ料理ってあまり馴染みがないかも知れませんが、スペインやイタリアと同じように地中海に面した国でありますし、イタリア料理の基礎にもなっているとも言われているほどですから日本人の口にもビッタリなのであります


とりあえずはサラダをいただいて…　と「トマトとアンチョビのサラダ」
ざく切りにされたトマトにオニオンスライスとアンチョビが乗せられ、そこにオリーブオイルが掛けられるシンプルなサラダなのですがアンチョビの塩味でおいしくいただくことができました
この時期にいただくトマトって、とってもみずみずしくて甘くって…
それだけでもご馳走ですよね


ギリシャ料理と言えば「ムサカ」
ジャガイモやナスをミルフィーユのように重ねて、その合間にミートソースとベシャメルソースを挟み込んで焼き上げる、イタリア料理のラザニアに似たものでありまして…
ワタシはそのおいしさを知って以来、ギリシャ料理のファンになったと言っても過言ではありません


そしてそして…
今回わざわざ横浜までやって来る目的となった「ロールチキン」
じっくりと煮込まれたことで柔らかくなったチキンには旨みが染みていて、それにレモン汁を絞ったことでの酸味が加わりサッパリとした風味に…
これが実においしいんですよね
そして、そのソースのおいしさを存分に味わうためにとバゲットを追加注文
最後の一滴まで残すこと無くいただきました

夜、友人との会食に出掛けたのだけど・・・
寒い！寒い！
みぞれ混じで、今にも雪になりそうなほど冷たい雨が降っていて、凍えそうなくらい寒かった
暦の上ではもう春なのに、そしてもうそこまで桜の開花が迫っているのに、どうしてこんなに寒いんだろう

夜の街、節電のために多くのお店が看板の明かりを消しているため、とっても薄暗くて気持ちの上でも寒かった

オリンピアっていう、ギリシャ料理のお店
お店に入ると、カウンター席の背面にスラリと並んだお酒の数々
そこだけを見ると、まるでバーに来たような雰囲気なのですが、ちゃんとテーブルの席もたくさんあって、美味しい料理をいただくことが出来ます

こんな情勢だし、こんな天気だし、それほど忙しい感じはありませんでしたが、活発な感じの女の子がふたりで、フロアを頑張ってました

馴染みが薄いギリシャ料理でありますので、カルトだと何をどう頼んで良いのか今ひとつつかめないため、“3月コース”なるモノをいただくことにいたします
季節に合ったギリシャの代表的な料理が楽しめるってことで、一体どんな料理がいただけるのだろうかと、期待が高まってきます

まずは前菜のマリネが数種
タコのマリネや、鰯？やニシンのマリネ、それにギリシャのフェタチーズなどなど
これはワインが進みそうですね〜

そして温かいサラダ
身が柔らかい春キャベツに、シャキシャキのオニオン、甘ーい完熟のトマト、それに塩味が効いたアンチョビ
たっぷり目のドレッシングをパンに付けていただきましたが、コレ最高ですね

本来、このコースに付いているのは“パスティチョ”って言う、マカロニとミートソースをホワイトソースで重ね焼にした料理が付いているのでありますが、どうしても“ムサカ”が食べたくって・・・
お店の方にワガママをお願いしてみたら、快く受けていただけました

薄くスライスされたじゃがいもにはしっかりと味が染みていて、それとミートソースを重ねたものの上にホワイトソースのムースのようなモノが・・・
ギリシャを代表する料理とも言われる“ムサカ”
コレ、美味しいですね〜　とくにホワイトソースが絶品　ハマリますよ

メインは“ブリゾーラ”　骨付き豚のステーキであります
オリーブオイルで焼かれたのでしょうか　ほんのりと優しい香り
そして、キチッと塩で下味されてますから、特別なソースも不要
微塵に切られたバジルとオイルだけで美味しくいただくことが出来ます

表面はカリッと、しかしジューシー
コレもなかなか絶品でありますね

苺のムースで〆

ゆっくりと流れる時間
木に囲まれた店内
スタッフの笑顔溢れるサービス
そして、極めつけの美味しい料理

なかなか高レベルな良いお店を見つけることが出来ました