ひたすらエキゾチックなギリシャバー（再訪）
JR石川町の中華街口を降りて喧騒の街へとやってきた。まだ少し入ったあたりにあるエキゾチックなギリシャバー。横浜の中華街は日本のバーの聖地とも言えるところでエキゾチックなバーも残っているが、こちらは特に格別の雰囲気を持っている。午後3時には開店するので助かる。
その昔、昭和30年ころから横浜港は全盛時代。横浜に客船、貨物船が多く入港しギリシャ船舶が多かった。それでギリシャの船員が多く滞在するようになり、市内にギリシャ料理店やバーが出来た。当店も元船乗りだったギリシャ人が経営している。カウンター後ろの壁にはギリシャの酒（ウーゾ）など400種類の酒やく1000本がならび壮観を呈す。
ウーゾは潰したブドウやレーズンを原料としたアルコール度数の高い蒸留酒を使用して作る。特有の香を持ち、それはアニスをはじめコリアンダー、クローブ、ミント、ウイキョウなどハーブやベリーを加えるため。食前酒として飲用される。ウーゾは水で割ったり、氷で飲むが水割りにすると白濁する。私も水割りをお願いし、やはり白濁したウーゾを飲んだ。
つまみはギリシャオリーブ。これがよく合う。またサマリという手作りのケーキを。これはセモリナ粉を使用したアーモンドのケーキ。風味はカステラを思わせる。ギリシャはナッツをたくさん使用する菓子が多くピスタチオやアーモンドが好んで使われる。こうして横浜散歩がエキゾチックにスタートした。
＊今回の写真は最初の4枚
2009.10.14
中華街の善臨門入口あたり。青と白、しかし何かエキゾチックな店構えとネーミングは古き良き時代のミナト横浜の名残をとどめます。
あのグリーク・タイクーンとして知られたオナシスのギリシャは昔から海運国家として知られています。そのギリシャの船乗りが開いた店として知られて来ました。従ってフード類もムサカやパスティチョなどギリシャ料理が多く混じりその珍しさもありファンも数多くいる店です。
店内は長いカウンターとその反対側にはギリシャ彫刻をあしらった木彫りの壁が印象的。フランクなカウンターとは対照的にクラシックな雰囲気には店の歴史の重みを感じさせられます。
まずギリシャの代表的な飲み物である「ウゾのオンザロック」を頂きました。甘くてややスパイシーな、庶民に大人気の飲物です。ただ日本人が飲むと異国文化の香りが強すぎてすぐには馴染めないかもしれません。
つまみはギリシャ特産の黒オリーブでとニシンのマリネです。本当はサバのマリネを食べたかったのですが売り切れでした。
店の名物カクテルの「エーゲ海」を。緑青に染まるエーゲ海を表すカクテルはジャクリーン・オナシスの数奇で切ない運命が眼に浮かぶ鮮烈な中にもはかなさの漂う色合いは意図したものなのでしょうか。
いわゆるきちっと着飾った本格的バーテンダーではなくてカクテルを作るお姉さんが二人と母親らしい女性が切り盛りしています。ですから和やかな雰囲気で包まれています。これも人気の理由でしょうか。
決して本格的なバーではありませんがパブやバールのように気軽に楽しめる店として人気があるようです。中華街の入口で人目を引きつける雰囲気で親しまれて来ましたがこれからも変わりないでしょう。
余裕のある店内はグループでの利用がおススメですが、1人だと時として騒がしさが気になると思います。
餐厅信息
细节
| 店名 |
ATHENS（ATHENS）
|
|---|---|
| 类型 | 希腊料理、欧洲料理、餐饮酒馆 |
| 预约・查询 |
045-641-6614 |
| 预约可/不可 |
可预订 |
| 地址 |
神奈川県横浜市中区山下町217-4 |
| 交通方式 |
距離石川町 365 米 |
| 营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化，因此请在参观前与餐厅联系。 |
| 预算（评价总数） |
JPY 2,000～JPY 2,999～JPY 999
|
| 付款方式 |
可使用卡 （VISA、Master） 无使用电子钱 |
座位、设备
| 座位数 |
40 Seats |
|---|---|
| 个人包厢 |
不可能 |
| 包场 |
可能的 |
| 禁烟・吸烟 |
可全面吸烟 自2020年4月1日起，有关被动吸烟对策的法律（修订后的《健康促进法》）已生效，因此请在访问前与餐厅联系，并且可能与最新信息有所不同 |
| 停车场 |
不可能 |
| 空间、设备 |
时尚的空间,平静的空间,可观赏运动比赛,提供免费无线网络连接 |
特点 - 相关信息
| 此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
|---|---|
| 网站 |
1950年代から60年代。朝鮮戦争からベトナム戦争の時代。ヨコハマ中華街には100軒を超えるバーがあったという。世界各国からの船員と兵隊が大勢いて。異国のムードが漂っていた。北欧系、英国、ドイツなど。バーのオーナーには外国人もいたそうだ。
1970年当時あったバーなどは。コペンハーゲンはデンマーク船員。ノルゲにはノルウェー船員。そしてこのアテネはギリシャの船員が。夜ごと通ってくる。日本人はまだ少ない時代。とくにギリシャは世界最大の海運国の1つ。ヨコハマはギリシャ船員が多く滞在。
その商戦艦隊はいまでも世界を闊歩している。往時はギリシャ料理店も多く。またバーも結構あったらしい。当店も元船乗りだったギリシャ人が経営。カウンター後ろの壁には。ギリシャの酒（ウゾ）など400種類の酒など。約1000本がならび壮観を呈す。
実はギリシャで最も飲まれるお酒がワイン。シェアは半分を占める。次がビールで多い。古代よりギリシャには固有品種の。味わい深いワインがたくさん。しかしギリシャのお酒として。有名なのがウゾ。これなしには語れない。
無色透明な液体だが。水を入れると白く濁る。それが特徴の1つ。40度前後とアルコール度数が高い蒸留酒を使用。香草アニスの風味が付いている。ウゾとそれに合う小皿料理を出す店を「ウゼリ」といい、様々なウゾ、オードブル的な料理を。少量ずつ楽しめる。
ヨコハマ中華街の。ひたすらエキゾチックなギリシャバー。まさにウゼリのようだ。聖地の中でも。格別の雰囲気を持っている。午後3時には開店するので助かる。当店も元船乗りだったギリシャ人が経営。
店内は長いカウンターと。その反対側には。ギリシャ彫刻をあしらった。木彫りの壁が印象的。フランクなカウンターとは対照的。そのクラシックな雰囲気には。店の歴史の重みを感じさせる。
ウゾの水割りとオンザロックを。白濁のウゾ。異国文化の香りそのもの。なにか大人のドリンクの趣き。甘くてややスパイシー。なかなか馴染めないが。初めての異国の酒はこんなもの。黒オリーブとニシンのマリネ。これでギリシャに小旅行気分。