食感第一主義 : Soufuren

今日は大分の日田焼きそばチェーン、たぶん関東唯一の店舗である想夫恋横浜青葉店にやってきました。住宅街のふつーのマンションの1階にあります。コロナ後の営業再開にあたり現時点ではランチ営業のみの運営です。

マンション一階の外観に比し店内は大きな窓から入る明かりと行き届いた管理のおかげか、明るく清潔な印象。鉄板焼き用のオープンキッチンに向かい合ったカウンターと、サイズ・間隔ともゆとりあるテーブルのおかげで開放感もあり。その気になればゆったりと落ち着いてお酒をいただけそう。

厨房にはご主人と思しき男性、ダイニングにはウェイトレスさんが1名。ご主人は黙々と丁寧に焼きそばを調理されていますが、職人というより学校の先生といった雰囲気。

料理はシンプルに焼きそば、餃子、ライス。焼きそばにはトッピングとして、生卵、目玉焼き、海苔、シソ、かいわれ、てんぷら（いか天スナックをくだいたもの）。紅ショウガはサービスで卓上にあります。私たちはシンプルに焼きそばをトッピングなしで。
日田焼きそばの特徴は何といっても細麺をしっかり焼いて少し硬くなるまで焦がしていること。ところどろこに入った焦がし麺のおかげで、食感の変化が楽しい。細いもやしと細切れの豚肉ととてもシンプルな具の構成に加え、あっさりとしたソースでいくらでもいけそうです。

日田焼きそばのネット画像によると生卵、目玉焼き乗せがシンボルのようですが、生卵や半熟卵による味付けマイルド化はシンプルなソースのこの一品には不要かなと。ちなみに吉野家の牛丼でも同じ主義です。

焼きそばランチも大満足でしたが、明るくて開放的で清潔な店内、そしてご主人やウェイトレスさんの醸し出す気負わず落ち着ける雰囲気。車できていなければ餃子とビールで乾杯、締めにカリコリと焼きそばを食するのもよさそうです。
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