店名 |
Uo shichi(Uo shichi)
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类型 | 日式小酒馆、海鲜、寿司 |
预约・查询 |
045-331-0422 |
预约可/不可 |
可预订 |
地址 |
神奈川県横浜市保土ケ谷区天王町2-47-2 NSビル 1F・2F |
交通方式 |
天王町站徒步1分钟西横滨站徒步7分钟 距離天王町 57 米 |
营业时间 |
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预算 |
¥3,000~¥3,999 ~¥999 |
预算(评价总数) |
¥4,000~¥4,999¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
可使用卡 (JCB、AMEX、Diners、VISA、Master) 无使用电子钱 |
座位数 |
110 Seats |
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个人包厢 |
可能的 可容纳20~30人 |
包场 |
可能的 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 店前有吸烟区 |
停车场 |
不可能 |
空间、设备 |
时尚的空间,平静的空间,有情人雅座,有吧台座位,有沙发座位,有日式包厢,有日式围炉座位 |
酒水 |
有日本清酒,有烧酒,有葡萄酒,有鸡尾酒饮料,对日本酒讲究,对烧酒讲究 |
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料理 |
对蔬菜菜式讲究,对鱼类料理讲究,健康/美容食品菜单 |
此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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位置 |
神秘不为人知的餐厅 |
服务 |
可提供两个半小时以上的聚会,可提供庆祝・惊喜的服务,提供外带服务 |
关于儿童 |
接待儿童(接待婴儿,接待学龄前儿童) |
网站 | |
备注 |
午餐不可使用信用卡。 |
餐厅公关 |
作为新生海福健康正常营业中!!导入本公司应用程序!!每天都有优惠券发送。
_ 名产海鲜寿司1,098日元、人气特制生鱼片拼盘1,419日元、海洋香气的“青沙豆腐”539日元、明太子天妇罗649日元等。菜单每天都会更换! ! |
休日のこの日は、10年ほど前までに11年間暮らした横浜・戸塚時代にかなりお世話になった保土ヶ谷・天王町エリアに出向いてみました。
このエリアは、横浜市でも有数の商店街である洪福寺松原商店街があるほか、大学時代のサークルのOB演奏会に向けた練習会場として天王町駅近くの岩間市民ホールを愛用していた関係もあって馴染みのあるエリアでしたが、戸塚から引っ越して以降はすっかりご無沙汰になっていました。
今回の行程のランチで利用したのは、天王町駅からほど近いこちらの居酒屋ランチになります。
当店=海福との関わりと言えば、食べログを始めた頃に当時の同僚の紹介で大船の本店(海福本店)で飲み会をやった記憶があります。
同店は、その後、ランチでも訪れたのですが、正直なところ飲み会で感じた素晴らしさはちょっと後退していたので、やや違和感を感じたところだったのですが、海福の運営会社の状況を見ると、それが頷けるような気にもなります。
その運営母体の会社は、鎌倉市の株式会社湯佐和です。
同社は、外食チェーンの積極的な店舗展開で頭角を現してきた企業で、1980年代前半にはグループで約50店舗を経営、年商も100億円に達していたそうですが、その後のバブル経済とその終焉の余波等により、次第に経営は傾いていきます。
1999年に積極経営で一代を築いた前代表が急逝し、エリートサラリーマンだったご子息のYさんが後を継ぐことになったわけですが、その時点では店舗数は33店舗、年商20億円まで衰退していたにも関わらず負債は年商の倍近い40億円を抱えていたそうです。
それからの経営は、血の出るようなスクラップ&ビルドを積み重ねていくことになるわけですが、海福の1号店となる大船本店もそんな渦中の2005年6月のオープンで、すぐに評判店となり、負債削減に貢献することになりますが、苦しい状況下にあると単純な右肩上がりというのはなかなか難しいですよね。
私が海福本店の飲み会、ランチで感じたやや相反する感想も、事業再生の環境下のものであったことを考えると納得がいきます。
そんな株式会社湯佐和ですが、後継社長のYさんの努力により、2015年には店舗も14店舗までリストラすると共に、負債もほぼ完済したそうです。
しかしながら、Yさんは、この先の経営展開を考えて、その3年後には更なる事業再構築を目指すことになり、株式会社湯佐和の運営店舗を分割して当時の13店舗のうち3店舗を分離して新設会社に引き継がせ、残りの10店舗は売却する決断をします。
その引き継ぎ会社が株式会社ユザワフードシステムで、そちらはYさんが代表に就任します。
売却先は、株式会社ジー・テイスト(現:焼肉坂井ホールディングス)で、同社は売却時点で「平禄寿司」や「焼肉屋さかい」等の外食ブランド81業態を持ち、FC含め約700店舗超の外食店舗を全国で展開していた企業になります。
その結果、同じ「海福」でも経営母体が異なる形が生まれることになり、海福本店は、ユザワフードシステム社が運営母体ですが、当店は、焼肉坂井ホールディングス社傘下の株式会社丸七の運営になります。
因みに株式会社丸七は、そのロゴを見ると「三崎魚市場仲買人直営店」と書かれており、それを鵜呑みにすれば、みさき魚市場(三浦市三崎水産物地方卸売市場)の仲卸業者(または買参人)の資格を持っていることになります。
現在、海福以外にも、「いろは丸」、「太郎丸」、「七福」といったブランドでも寿司、海鮮のお店を11店舗展開しています。
当店の場所は、相鉄天王町駅から伸びる旧東海道沿いの商店街の一角になります。
ランチタイムは11時半からの営業ですので、その直後に伺いましたが、店内は閑散としていました。
小仕切りで仕切られたテーブル席が中心ですが、カウンター席も6席ほどあります。
私はそのカウンター席に誘導されました。
接客担当は若い男性ですが、暗い感じの接客です。
厨房にいる調理人も無口な感じで、どことなく沈滞したムードが漂い、流行っているお店のそれではありません。
卓上にはランチメニューがありますが、海鮮メニューがズラッと並ぶ感じではなく、いわゆる居酒屋ランチのように魚メニューと肉メニューが並びます。
それでも、メニュー自体は、から揚げ、しょうが焼き、さば塩などの通り一遍のメニューでは無く一捻りあるメニューなので、この点には期待が持てそうな気がします。
価格帯は、@800円〜@1,200円ですから、モノにもよりますが、まあお手頃と言ってもいいのではないでしょうか。
注文は、"仲買人"に期待して満腹にぎり@1,000円にしました。
これは、寿司12貫に巻物天1貫、味噌汁のつくランチセットです。
待つこと6〜7分ほどで注文の品が出来上がってきました。
寿司12貫は、まぐろ、イカ、エビ、下足、サーモン、コハダ、〆さば、タイ、ブリ、カツオ、バイ貝、イクラというラインナップで、文字にするとそれなりですが、ネタは全体にチープです。
刺身ネタは全体に鮮度がイマイチでフニャッとしており、鮮度の良いネタに見られる弾力がありませんし、エビやバイ貝もシャリを覆うことの出来ない大きさです。
特に鮮度の点においては、仲買人直営というのは本当?と思わざるを得ないですね。
また、ワサビが別盛り後入れになっているのはいいですが、それなら練りわさびでは無く、もっとクオリティの高いものにしてもらいたいですよね。
巻物天は納豆巻きを揚げたもので、これは温かくてまずまずでしたが、全体のレベルの低さを巻物でカバーしなければならないのは寂しいところです。
味噌汁はインスタント風の渦巻き麩の味噌汁でここにも手抜きが感じられます。
食べながら、厨房の調理人を見ていたら、覚束ない手付きであらかじめ下処理をしている魚に包丁を入れてましたので、これはダメだと思いました。
運営母体の推移のところで触れましたが、株式会社ユザワフードシステムが株式会社湯佐和から分離独立する際に、恐らく採算の取れるお店(優良店)だけ残して、残りのお店は安売り(投げ売り?)したことも推測され、当店はその安売りされたお店と思われます。
であれば、引き受け手(焼肉坂井ホールディングス)がそれなりの手を打たないといけないところなのですが、当店については、それが行われていないのは明らかでしょう。
優良店だけを残して筋肉質の会社にしたいというYさんの戦略のみが当たり、それに踊らされた安物買いは銭失いになったという典型かもしれませんね。
当店は、何らかのテコ入れが無い限りは地雷店と言っていいお店だと思います。
それにしてもM&Aの産物として当店のようなお店が生まれる(放置される)のですから、事業再生、事業再構築というのは顧客の方を向いていないケースも多いということの証左でもありますよね。
要注意です。