港南中央駅近くの気軽に入りやすくて雰囲気のいいカフェ : Kasseru Kafe

この日は、戸塚の原宿方面へ定例の用事で出掛けました。
そちらでランチと翌日の朝食用のパンを調達しましたので、いつもとは逆で(いつもは、ランチ後のコーヒー→翌日の朝食用パンの順)、その後にコーヒータイムをもってきました。

戸塚界隈では、目ぼしい未開拓カフェはありませんので、概ね帰路にあたるエリアでBMしてあるお店を確認します。
その結果、場所はちょっと寄り道する形になりますが、横浜市営地下鉄の港南中央駅すぐそばの当店に白羽の矢が立ちました。

港南中央駅の地下鉄の1番出口から出て、ちょっと戻る方向に進むと、50mほど先の左手にお店はあります。

レンガ色のマンションの1階にある店舗で、間口はそれほど大きくありません。
手動の引き戸を開けて店内に入ります。

店内は正面に注文カウンター兼レジがあって、左手側に狭めながらも2人用テーブルが3卓、奥に4人用テーブル2卓、計14席のイートインスペースがあります。

奥の4人用テーブル席に3名、一番手前の2人用テーブルに2名の先客がいらっしゃいました。

お店は、とても品の良い女性がお二人で切り盛りしています。よく似ているような気がするので、母娘か年の離れた姉妹のどちらかだと思われます。
店内にはCDプレーヤーからヒーリング系の音楽が流され、当然のように全面禁煙になっています。
こういうお店はいいですね。まだ飲み食いする前ですが、雰囲気はとても気に入りました。

メニューは、あらかじめ食べログでチェックしてきていましたので、あまり迷うことなく「そふぶれセット」@550円を注文しました。「そふぶれ」とはソフトクリームとブレンドコーヒーのセットということで、あまりセンスのいい命名とは思えませんが、分かりやすいですよね。ソフトクリームは、コーンでいいですか？と聞かれましたので、YESと回答。カップも出来るようですね。

支払いを済ませて2人用テーブル席に着席しました。

待つこと2分ほどでソフトクリームが提供されます。
帯広勤務時代には、ハードルの高さで有名な難関スタンプラリーに挑戦、クリアした経験があり、その時は嫌という程食べたソフトクリームなのですが、帯広を離れてからは食べる機会も激減しています。
ただ、スタンプラリーを通じてかなり舌は鍛えられたと自負しており、ソフトクリームの評価の物差しはそれなりのものを備えるに至ったと自己評価しています。
その判断基準に照らしてみると当店のソフトクリームはまずまずです。練乳系や牛乳系は分かりやすいのですが、それらと違ってなかなか評価の難しいクリーム系のソフトクリームです。(以上の「○☆系」とは、全て私が勝手に命名したものですのでご注意下さい。)
温度はやや高めなので溶けるのは早いですね。

そのソフトクリームをペロッと舐めているとアイスコーヒーが提供されました。
アイスコーヒーは、淹れ置きかもしれませんが、香りのすっ飛んだアイスコーヒーとは一線を画したまずまず美味しいアイスコーヒーでした。
暑かったので、アイスコーヒーは一気飲みしちゃいましたし、水もすぐに飲み干したのですが、ちゃんとそれに気付いてすぐに水を補給。氷が溶けてくるとコップそのものを取り替えてくれました。出来そうでなかなか出来ない素晴らしい接客だと思います。

個人経営のカフェは、やはり経営者の気持ちがお店に如実に反映されますよね。
そこが面白いところで、食べログで個店を評価させていただく醍醐味だと思っています。チェーン店で雇われ店長やバイトの子がああだこうだ言っても詮無いことですからね。

ちょっと寄り道したカフェでしたが、なかなかの良店に出会い、気持ち良くお店を後にしました。