店名 |
掲載保留KICKY BAKERY(KICKY BAKERY)
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类型 | 面包 |
地址 |
神奈川県横浜市港南区港南台3-16-1 |
交通方式 |
JR根岸線 港南台駅より徒歩3分 距離港南台 234 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算 |
~¥999 ~¥999 |
预算(评价总数) |
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付款方式 |
可使用卡 可使用电子货币 (Suica等交通系电子货币) 可使用二維码支付 (PayPay) |
个人包厢 |
不可能 |
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包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
不可能 |
此时建议 |
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服务 |
提供外带服务 |
开店日 |
2023.8.27 |
飲食店の新規出店の多いジャンルとしては、やはりラーメン店が思い浮かびますが、試しに2024年1月にオープンした(オープンする)ラーメン・つけ麺ジャンルのお店を食べログのニューオープン検索で調べてみたところ、全国で実に114店のお店がヒットしました。
こういうチェックは初めて試みてみた次第ですが、それにしてもその数の多さにはびっくりでした。
私の休日の食べログ活動の定番に位置付けているベーカリーも新規出店が多い業種と認識していました。
さすがにラーメン店のこの数字とは比較にはならないのですが、それでも、2024年1月オープンのお店は全国で29店が確認できました。
ラーメン店が4店オープンするとベーカリーも1店オープンということですので、そう考えるとやはり新規出店は今なお盛んと言えると思います。
因みに調べる過程で、ラーメン店をも大きく上回る新規オープンの盛んなジャンルを発見したのですが、皆さん、どんなジャンルか予想がつきますでしょうか?
答えは、居酒屋ジャンルで、2024年1月の新規オープン店数は、ラーメン店の約1.8倍に当たる202店でした。
居酒屋ジャンルはサブジャンルのお店も含めれば、和洋中色んな業態に見られるので当たり前かもしれませんけどね。
この日のベーカリー巡りで訪れた当店も昨年=2023年8月のオープンですので、昨今の新規参入組として数えられるベーカリーと言っていいと思います。
店主さんの経歴等については、特に公開されたものは見当たらず、有名シェフについて修業されたみたいなものは無さそうで、当店のInstagramによれば「ただのパン好きオヤジでしかないですよ!」となっていました。
私は、ややひねくれた性格で、名シェフの●●さんに師事したとか、有名店○○で修業したなどの自己アピールにはあまり好印象を感じない質なので、謙遜している自己紹介は比較的好意的に受け止めたくなります。
当店の場所は、JR港南台駅の駅前を通過する道を北側に200mほど坂を下ったところになります。
駅から徒歩2〜3分といったところですね。
店名のKICKY BAKERY(キキベーカリー)は、英語のKicky(とても楽しい、ワクワクさせる、格好いい)から来ているようですが、それを表すような色(ブルーとピンク)の看板が目を惹きます。
旭日旗にこの色の組み合わせがあったような記憶があります。
陽と陰、動と静という対比から言えば、陽&動みたいなイメージの色使いですよね。
この日はランチ(@やま田)を終えた12時20分頃の訪店になりました。
店内は狭く、入って真正面に3段棚が置かれ、30種類ほどのパンが並んでいます。
この棚の他に、入って左側手前には冷蔵ショーケースが置かれており、チルド商品が置かれています。
トレイとトングでピックアップして会計するセルフスタイルのお店です。
私が入店した時にはちょうど店主さんが焼き上がったパンを補充しているところでした。
店主さんは比較的恰幅の良い方で、恐らく40歳台後半〜50歳台前半くらいのお年ではないかとお見受けしました。
思っていたよりも年輩の方ですね。
パンの種類は、例えばカレーパンでも2種類あったり(辛口の悪魔のカレーパンと甘口の天使のカレーパン)、クロワッサンは品名を発酵バターとしていたりとどこか遊び心みたいなものが感じられ、店名のKICKYとの親和性のようなものを感じます。
お値段も、幸福あんぱん@180円、カスタードクリームパン@200円など、カジュアルなパンは町のベーカリークラスのお値段で提供されています。
面白いパンも多くちょっと迷いましたが、以下3点を購入しました。
・背徳のガリバタクリームチーズ@340円
・もっちりOKOME@180円
・メープルクイニーアマン@200円
合計720円
平均単価にすると@240円になりますが、背徳のガリバタクリームチーズはやや割高な印象があり、メープルクイニーアマンはお買得感が高いなど、ややパンの種類によってバラツキがある感じがします。
持ち帰って、翌日の朝食に供しました。
背徳のガリバタクリームチーズは、レンジで15秒チンした後、650Wのオーブンで1分間、1300Wで2分間しっかりとリベイクしていただきました。
ソフトなパン生地にはガーリックバターが染み込んでおり、その中にクリームチーズが溢れんばかりにぎっしりと詰まっています。
なるほど背徳の意味が解りました。
クリームチーズとガーリック、バターの風味が絶妙でやみつきになりそうな美味しさです。
お値段は確かに高いのですが、納得感はありますね。
もっちりOKOMEは、レンジで10秒チンした後、650Wのオーブンで2分間加熱し、パリッと感を出すために1300Wで1分間仕上げ焼きしてマーガリンをつけていただきました。
新潟県産の米粉を使った米粉パンですが、ほんのり甘い生地はしっとりしており、米粉のパサパサ感はほとんど感じません。
なかなか美味しかったです。
メープルクイニーアマンは、クロワッサン生地にメープル入りシュガースプレッドを巻き込んで焼き上げたパンですが、底面にカリッと固まったメープルシロップの味が芳醇で、クロワッサン生地のサクッと感も生きており、とても芳醇なパンに仕上がっています。
これが@200円というのは、かなりコスパが良いと思います。
食べ終わった感想としても、前述のようにパンによってコスパにバラツキがあるのは否めませんが、コスパが低めと思ったパン(例えば、背徳のガリバタクリームチーズ)も癖になりそうな美味しさがあるなど、なかなか考えられた値付けとも言えるような気もします。
色んな面で出店戦略などがよく練られたベーカリーと感じましたし、競合激化の業界で新規出店してくるだけのことはあるなと思いました。
まだまだ成長も見込めそうで、現状低位に甘んじている食べログ評価(この日の時点で3.07点)もアップしていくことが期待できるなど、先々が楽しみなお店でもありますね。