コロナが一段落して混雑が戻って来た : Miwaku

今週は会社帰りに奥さんと待ち合わせをしてこちらで外飲み。コロナも一段落したので混んでるだ
ろうなと思ったら平日の夜なのに満席。予約をしておいてよかった。まん防中と打って変わった賑
わい。みんな待ちわびていたのだろうな。

生ビールとお通しをいただきながらメニューを眺める。生ビールを頼んだ時にすでにお刺身盛り合
わせ（旬感盛）はオーダー済み。枝豆や焼きナス、小鯵の唐揚げと下足と酒盗のバター炒めをお願
いする。日本酒は残草蓬莱と櫛羅を。今日は隠し酒が無かったので（多分お客さんが多すぎて売切
れちゃったのだろう）櫛羅をお代わりした。すっきりしていながらも酸味と甘みのバランスがいい
お酒で気に入ってしまったのだ。

旬感盛は鯨が入った白身中心のラインナップ。マグロがないところが好感が持てる。お客さんが増
えてきたのでいろいろ仕入れられるのだろう。お店にもお客にもいい流れだ。どれも美味しくいた
だく。

最後にいつものげた盛で〆る。お客さんが少ない時も味があるけど、こちらのお店は賑わいが似合
う。今宵も大満足でした。

ここのところ地元では新規店に行くことがほぼ無くなってしまった。食べログを始めて8年目。毎
年100件の新規レビューを目標にしていたのだが地元でそれが増えることは稀だ。食べログのお陰
で美味しくて通いたいお店が増えてきたのでそれらをローテンションで回るようになったからだ。
折角外食に行くのにあまり失敗はしたくない。

こちらのお店も12月に久し振りに伺いローテンション入りすることとなった。私は寿司屋さんのレ
パートリーが少ないからお寿司が食べたくなるとこちらにうかがうことになる。前回はコロナが小
康状態でお店も満員だったがオミクロン株感染爆発の今現在はお客さんも少ない。

結局今宵はテーブル席は我々夫婦のみ。カウンターに常連さんらしき人が数組だった。まん防より
もびっくりするような感染者の数の方が皆さんの外食意欲を阻害するようだ。マイペースな我々夫
婦は相変わらずだが。

生ビールを貰ってメニューを眺めていると「タコが茹で上がったので肴に」というアナウンスがあ
りありがたくいただく。柔らかくて美味しいタコでした。今宵はそれ以外に定番の旬感盛、揚げ新
玉ねぎのシーザーサラダ、牡蠣の昆布焼き、メカブの天ぷらをいただく。

日本酒は久し振りの〆張り鶴にメニューに載らない隠し酒の飛露喜そして天寶一を。天寶一はすご
く美味しかったのでお代わりしました。

今宵の旬感盛は地元の人しか食べられないノレソレ（穴子の稚魚）ヒラメの昆布締め、アオリイ
カ、マグロはインドと豪華版。コロナでお客さんが少ないから在庫が滞留して豪華になっちゃうん
だろうなと、何となく申し訳ない。

今宵美味しかったのは揚げ新玉ねぎのシーザーサラダ。柔らかい新玉ねぎをカラッと揚げてあり、
それが茹で卵とサラダに絶妙にマッチする。ドレッシングも美味しい。

面白かったのはメカブの天ぷら。メカブは細長いものだと思っていたら原体は大きいことを知る。

最後にげた盛とシラウオの沖漬けをいただいて〆る。

コロナ禍でお客さんが減る中で大変だと思いますが頑張ってほしいです。ごちそうさまでした。ま
たうかがいます。

ちょっと前までお昼はチラシ系が中心だった。胃が縮んでいたこともあるけど実はお寿司を食べた
かったというのもある。お寿司屋さんは久しく行っていない。っていうかお寿司屋さんのレパート
リーが少ない私は行きつけの店が無い。ということで知っている数少ないレパートリーからこちら
を予約をしてうかがう。

平日の夜、7時頃伺うとお店はかなり混んでいる。寿司屋さん利用というより居酒屋さん利用のお
客さんが多いこともあってかテーブル席は満席。顔ぶれはアクティブシニア層が多い。大船はアク
ティブシニア向けのお店が意外と少ないからこちらのお店に流れるのだろう。皆さんキープしてい
る焼酎のボトルで盛り上がっている。すっかり大船の顔になっているようだ。

生ビールを飲みながら作戦を練る。名物のお刺身盛り合わせの旬感盛とげた盛は最初と最後に。そ
の他奥さんが生牡蠣とイカゲソの唐揚げ、私が焼白子ををお願いする。

お酒のラインナップが結構変わっている。以前あった日高見が無くなっていたのでまずは参乃越州
から。予想通りすっきりとしたお酒でスタートとしては申し分なし。日本酒はその後まんさくの
花、その他2種（すいません忘れました）で最後にメニューには無いけれど私等が日本酒をよく飲
むので出していただいた松みどりを。

旬感盛は8種類が2切れずつで3,200円。こちらの名物だ。シラウオや太刀魚、つぶ貝が乗って大満
足。これだけバリエーションがあると日本酒が進む。

肴はどれも美味しくて更に骨せんべいと白エビの唐揚げを追加。最後にげた盛を。

これこれ、こういうお寿司が食べたかったんだ。ネタはもちろん、器も盛り方もきれいで以前より
進化している感じが。

すっかり満足の夜でした。美味しかったなぁ、ごちそうさま。また伺います。

前置きが長いのパスしてください。

妻に付き合って鎌倉芸術館でコンサートを鑑賞。妻曰く「あなた何か興味があることは無いの？」と
聞かれるくらい、欲とか情熱や好奇心が無い私。（私的には、日常生活を送っているだけで充分楽し
いのですが）芸術館の会員で定期的にコンサートに出かけ、たまにコンサートに誘ってくれるのを、
いつも断るのは申し訳なないなぁということで、初めて一緒に。ジャズピアニストの小曾根真さんの
コンサートだ。私がNY（NJ）にいた90年代前半、FMでよくかかっていたアーティストだ。ニュー
エイジ系の放送局だった。アメリカのFMはノンストップで曲をかけるので、いちいちアーティスト
名は言わないが、小曽根真さんだけは、特別に「Makoto Ozone」と紹介していたのを思い出す。一
晩に何回もかかり、かなり売れっ子のようだった。あれから15年近く時がたった。小曾根さんは、
当時NYをベースに活躍していたようだが、今は鎌倉在住とのこと。コンサートは十分堪能しまし
た。

前回妻がコンサートに行った帰り、大船で外食難民になったので、今回はあらかじめ予約を。久しぶ
りにこちらに伺う。7時前にお店に伺うと、お店は満席。相変わらずの人気店だ。混雑で小さいテー
ブルしか用意できないのでと、1杯ずつ飲み物をサービスしてくれる。こういう心遣いが固定客を増
やしていくのだろう。

お刺身の盛り合わせ（こちらは8種類を2切れずつ）や季節お野菜物をいくつかお願いし、お酒は参
乃越州、上喜元、〆張鶴をいただく。お刺身は、季節もののホタルイカが新鮮で、そのほかにもヤリ
イカがうまい。鯨ベーコンなど珍しいものも盛られている。すごくレベルが高い。

最後に前回気に入った「げた盛」を。もうこれは外せませんね。今宵も美味しくいただきました。

私は年も年なのでお寿司は嫌いではない。ただお寿司屋さんに行くとお刺身やおつまみで沢山飲んでしまうので、お寿司は数かんつまむ程度でお店を後にすることが多い。回転寿司は週末はものすごく混むので、結局お寿司をちゃんと食べるのは中島水産や奈可嶋でお寿司のパックを買う時に限られる。いつもは週に1回くらいのペースで買って帰るのだが、先月岩佐寿しに行って、やっぱりお寿司屋さんのお寿司は美味しいということを再確認したので、極力お酒を飲まない前提でお寿司屋さんに行くことにした。

どこのお店にしようかなぁと考えていると、台風の影響で雨が本降りになってくる。モノレールでの移動が無難だろうと考えて大船に出かけることにするが、お寿司屋さんのバリエーションが多い藤沢に比べ、大船は選択肢が多くない。一度来たことがあるこちらのお店に電話をして予約を取った。

7時に伺うと、店内はほぼ満員。ぎりぎりで席が取れたようだ。前回は新規開店してすぐ伺ったのだが、結構いいお客さんが付いているなぁと思った。その流れは継続しているようだ。お刺身の盛り合わせ他何品かお願いする。お酒は生ビールに続いて、2種類、「相模灘」と「天青」という神奈川ラインナップでいただく。

「相模灘」はあまり出回っていないが、気になるお酒だった。敬愛するソムリエール兼シェフのA・Plusの久米さんのお店で提供していた日本酒だ。「相模灘」と言う名前とは裏腹、酒蔵は山梨との県境、相模原市緑区にある。神奈川県で最も相模灘と離れているのだが、野暮は言うまい。群馬の銘酒「尾瀬の雪どけ」も尾瀬とは遠く離れた埼玉との県境、館林で醸している。現実はそういうものだ。実際飲んでみると日本酒らしい、骨太のいいお酒でした。

お酒は2合で終えてお寿司をどうするか考える。カウンター席ではないので単品で頼むのも気が引ける。一人用の盛り合わせが、雪、月、花とあるが、ふと横を見ると盛り込みで、ゲタ盛、〆ノジ盛というのがある。ゲタ盛（3,000円）が２～３人用だとのことで、それをお願いする。足りなければ単品で追加すればいいやという魂胆。

値段も値段なのであんまり期待していなかったのだけれど、何の何の。マグロ2種、白身、エビ、ホタテ、イカ、玉、こはだなどなどが２かんずつ、鉄火とかっぱの巻物が3つずつ。それにいくら、うに、白魚が１かん盛り込まれている。これで3,000円は大変お得だ。もちろんクオリティーも申し分ない。恐れ入りました。

美味しいお寿司をリーズナブルな価格でいただきたいと思ったら、こちらですね。繁盛するのも頷けます。

雑然とした、公設市場と言うか闇市の名残が残る大船仲通に、いつの頃からか、洗練された和風の看板（行燈？）が出ているのは気が付いていた。週末には訪れる人の数に比べて、お店の数が不足気味の大船にも、新しいお店がどんどんできて来たのは、うれしいことだ。特に～農場とか、~水産ではなく、個人のお店が。

連休の後半の訪問。7時頃に伺ったが、店内は結構混んでいる。入ってすぐに、白木の雰囲気の良さそうなカウンターがあり、その奥に、4人掛けのテーブルが6つ程度ある。テーブル2卓に空きがあるだけだった。
雰囲気は、何と言ったらいいのだろうか、大船にはあまりない、洗練された少し高級感のある感じだ。人によってはおしゃれと取るかもしれない。お寿司屋さんでもあるので、照明は明るめ。

メニューを見ると、寿司はアラカルトでオーダーできるようで、それ以外にお刺身と、手をかけた（仕事を加えた）魚介類が中心の品揃えで、山形牛のメニューもある。魚介類は結構凝っている印象なので、お酒と共に何品かもらって、最後にお寿司で締める作戦を考える。
ビールは一番搾り。この手のお店では珍しく（？）ジョッキで提供される。お酒のメニューは、割と主要な地酒が中心のラインナップ。メニューにない、個人的には大好きな「日高見」がカウンターにあったので聞いてみると、連休明けの提供だそうで、まだ冷やしておらず、残念だがあきらめる。大船には

ヒラメのこぶ〆、タコと筍のカルパッチョ、稚鮎と行者にんにくの天ぷら、あぶら坊主の焼き物、ひもの味噌漬けをオーダー。連休中なので、品切れのメニューも多いが、それだけ鮮度にはこだわっているのだろう。
お酒は、ビールに続いて、「まんさくの花」、「相模灘」、プラスもう1種類（すいません。名前を憶えていません）をオーダー。冷酒は錫の酒器で持って来てくれるのが良い。

お寿司屋さんらしく、途中で焼きたての玉子焼きの注文の確認があり（焼きたての玉子焼きを手に如何ですかと）、おいしいそうだったのでオーダー。最後にお寿司（2人で、5貫と巻物2本）を頼んで約13,000円だった。

感想だが、雰囲気は良いお店だと思う。こういう洗練された雰囲気は、大船にはあまりなかった。酒器が凝っているところも〇。サービスもいい感じだった。その分値段は高め。カウンターに数組、常連らしい裕福そうな年配のご夫婦がいらっしゃったが、すでにいいお客さんはついている感じだった。
料理については、凝っているものが多かった割には、あまり印象には残らなかったが、お寿司はいい感じであった。

また来ようと思わせるお店であった。