コシの強いシンプルな「冷やしたぬきそば」が美味しかったです♪ : Matsunoya

松乃家

割烹的な利用もできそうな蕎麦処

2020年10月4日現在　食べログ評価　3.40

この日は辻堂のジムで運動でした♪
そのあとはちょっぴり遅い昼ごはんです。

最近藤沢北部の蕎麦屋巡りにハマっておりまして、この日も車を飛ばして湘南台の先へと足を延ばした次第です。
小田急線・湘南台駅の西側を線路と平行に延びる善行長後線と呼ばれる道を北へ。
そのまままっすぐ行くと用田バイパスに突き当たる300mほど手前に、手打ちそば・うどんの『松乃家』さんは見えてきます。
最寄り駅は湘南台か長後か。
どちらからもそこそこ遠いと思われます。
やはり車が便利♪

家紋付きの看板がでかいんですよ～！！
2階建ての大きめな白い和モダンの住まいの1階部分を店舗にしたような感じ。
午前11時から20時まで通し営業なのが中途半端に食事をする私のような者にとっては実にありがたいのです。
ジムが終わってからだとどうしても14時くらいになっちゃう場合が多いので。

建物の右脇にパーキングスペースがあるのですが、そこ、狭くて停めづらいのが難点かも。
縦に1台、斜めに3台みたいな。
その縦の車がけっこう邪魔もので。
ベンツのような大型の車が停まっちゃってると入れるのに切り返しが必要になり手こずるかも…です。

暖簾をくぐり店内へ。
あら、なんとなく田舎の立派な居酒屋割烹風とでもいいましょうか。
カウンター前の厨房は全て見通せちゃうオープンなキッチン風です。
でもガラス張りの立派な蕎麦打ち場が、こちらが蕎麦屋であることを認識させてくれます。
厨房には割烹着姿の年配なご主人がひとり。
ホール担当は女将と娘さん？なんでしょうか？
家族経営であることが実感できます。

手前のテーブル席はしっかり埋まっていました。
上がり座敷とカウンターは無人でしたが。
私はカウンターへ。
重厚感溢れるカウンターです。
温かいお茶とおしぼりのサービス♪
でも女将ちょっと愛想ナシ。

卓上に置かれていたメニューを見ます。
思っていたより全般的にお高めでございますね。
ナントか膳とかいう数千円するメニューもあるし…
気軽なセットものは見当たりませんよ。
トホホ…

はい、そういう場合は「冷やしたぬきそば」なんです♪
それを告げ、後でゆっくりとメニュー写真を撮ろうと思っていたら注文と同時に下げられちゃいましたよ( ;∀;)
完全に作戦失敗です。

冷やしたぬきそば　850円
古式純手打ち蕎麦だそうです。
十勝産の蕎麦を自家製紛しているとのこと？
本格的じゃないですか！！
そしてその期待は裏切られませんでした♬
トレイには汁のかかっていない状態の冷やしたぬきそば、つゆの入った徳利、薬味はおろしと粉練り山葵。
薬味は残念ながら町蕎麦級でしたが…
でも、蕎麦が想定以上に美味しかったんですよ♪
透明感のあるやや灰白色の見栄えです。
非情にコシが強く、時間が経ってもヘコタレない頑丈さが魅力です。
手打ちらしくムラも窺えるやや細打ち。
大変喉越しがいいのに噛むと歯ごたえもよく♬
食べログ評価3.4の片鱗が垣間見れたイイ蕎麦だなと♪
つゆの”かえし”は強過ぎず、徳利からドバドバ掛けても、それほどしょっぱくなることはなく、若干甘めかなと。
天かすはリアルなヤツでカリカリと軽快な食感が持ち味です。
つゆに油が染み出し、甘みを献上してくれる愛いなヤツww
あとは胡瓜と白髪ねぎに刻み海苔！
蒲鉾やナルトはなく実にシンプルでしたが、それはそれで旨かったなと(ﾟ∀ﾟ)

サプライズは蕎麦湯を持ってきてくれたこと。
冷やしたぬきに蕎麦湯のサービスはないのが普通なので、それは大変嬉しかったのですが、蕎麦猪口を頂けたら満点だったのに（汗）
しかたなくお茶を飲み干してそこへ注ぎました。
白濁してますがそば粉を足していない純正でさっぱりしたお味でした。

ボリュームはやや少なめでしたが「冷やしたぬき」のレベルは最近食べた中では、かなりなレベル！！
これは正解でした。
蕎麦専門店でない場合は、「冷やしたぬき」は外れの少ない優良メニューですかしね。
ひょっとすると他の料理もイケてるのかもしれません。
やはり藤沢北部には侮れない蕎麦屋がひしめいているんだなと改めて痛感した次第です。

味偏差値　61
居心地度　55　
食べログ評価＝体験判断

常連向き　□□■□□　一見向き
男性向き　□■□□□　女性向き
庶民向き　□□■□□　高級志向
ハイＣＰ　□■□□□　ローＣＰ