店名 |
Meshiya Ooisokou
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类型 | 海鲜 |
0463-62-1755 |
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预约可/不可 |
无法预订 |
地址 |
神奈川県中郡大磯町大磯1398-18 |
交通方式 |
車の場合:134号線を大磯漁港へ 距離大矶 656 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算(评价总数) |
¥2,000~¥2,999¥2,000~¥2,999
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付款方式 |
无使用卡 无使用电子钱 无使用二維码支付 |
座位数 |
36 Seats ( カウンター4席、4人テーブル6卓。屋外テラス2卓) |
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个人包厢 |
不可能 |
包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
可能的 漁港施設内の駐車場利用 |
空间、设备 |
有吧台座位 |
酒水 |
有日本清酒,有烧酒 |
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料理 |
对鱼类料理讲究 |
此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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位置 |
能看到海 |
网站 | |
开店日 |
2010.4.23 |
1,897文字★
大磯沖で獲れた地魚を楽しめる大磯漁協の直営店(3.61)。
Instagramで先着1食の姿造り(鮃や石鯛など日替わり)を告知しており気になりました。
なお電話で姿造りを食べたいとリクエストしても予約や取り置きは不可のようで、
入荷があるかは食運次第、しかも先着1食というハードルの高さ。
平日の開店5分前に訪れたところ先客10名という絶望的な状況。
しかもこの日はそもそも姿造りの入荷が無かったです。
この時点で帰っておけば良かったのかも知れませんが折角なので定食を試してみることに。
黒板メニューを拝見すると5種類51食分が用意されているようです。
2,200円と高いですが刺身定食が人気のようで11時の開店と同時ぐらいに売り切れました。
行列に並んでいるときに注文を尋ねられて整理券を渡されるシステム。
また大磯漁港の目の前という僻地に在って車のアクセスが便利なのですが、
普通車1時間310円の有料駐車場に置くことになります。
お会計のときに駐車券を提示すると現金で200円をバックしてくれます。
港御膳(1,320円)
刺身定食(2,200円)
食べた料理の寸評は以下の通り、【】内は個別の採点、表示価格は内税です
【3.0】港御膳(1,320円)
寒ぶり大根煮、寒ぶり刺身、ぶりフライ、ワカメのお味噌汁、冷や奴、大根の味噌漬け、白米。
ぶり御膳とでも表現したほうが良さそうなぐらい鰤尽くし。
しかし刺身で食べても素材の良さをあまり感じられず、フライは火を入れ過ぎという印象、
大根煮(カブトや中骨などのアラと大根の煮物)も自炊したほうが美味しいような気がします。
そして食べログ3.61にしてはパサッと質の悪いお米も残念。
高級和食が扱う氷見の鰤や北海道の天上鰤といったブランド鰤に比べると素材として凡庸。
イタリアンがガストロバックして旨味を増強させた鰤にも遠く及びません。
近所のスーパーマーケットでは天然の鰤も養殖の鰤も購入可能なのですが、
スーパーの鰤と比べて大差無いというのが筆者の感想となります。
(煮物やフライに関しては自分で料理したほうが美味しいのではとすら思います。)
【3.1】刺身定食(2,200円)
刺し盛り(サザエ、ヒラメ、寒ぶり、サワラ炙り、タチウオ炙り、シロダイ)、
ぶりフライ、ワカメのお味噌汁、冷や奴、大根の味噌漬け、白米。
マグロやサーモンが無いので映えませんが刺し盛りの構成は良いです。
漁港の朝獲れということで弾力感に溢れる白身魚を期待したのですが、
それに反してヒラメもシロダイも身がやわらかくて旨味に乏しいです。
高級和食が扱う星鰈や城下鰈といった高級白身魚に比べると素材として凡庸。
サワラ炙りも高級フレンチで食べたサワラのミキュイに比べると全く感動を覚えません。
臭みの出やすいサワラにしては食べやすかったので一般的にはマシなレベルでしょうか。
寒ぶり以下は前述の港御膳と同じ内容。
平日の昼間から行列の絶えない人気店(お店を出るときも行列でした)。
それだけ大衆に支持されているというのは間違いないでしょう。
行列にわざわざ並ぶ価値があるほど安くて美味しいと思っている人が多いということ。
しかし筆者は全く価値を感じられなかったです。
敗因を考えると以下の3点が挙げられると思います。
1.浮世離れ
2.地魚幻想
3.漁港というロケーション
まず考えたのは高級店で美味しい魚ばかり食べて舌が浮世離れしてしまったということ。
2,200円は高いと申し上げましたが、高級店に行くと22,000円でCP満点などと評価しています。
魚の世界は資本主義が酷いので美味しい魚は確実に高級店に流れます。
2,200円で美味しいと思える魚に出会えることは全国的にも稀なことなのです。
そして地魚は美味しいと幻想を抱く人が多いですが、筆者はそれを宗教的なものと捉えています。
確かに日本全国の海沿いの地方都市を食べ歩くと例外的に美味しい地魚にも出会えますが、
あくまで例外であって原則は東京で食べる魚のほうが美味しいです。
(豊洲市場は日本全国のオールスター選抜で、熟成技術や流通の発達で日持ちも問題ないです。)
漁港まで魚を食べに行っても結局は東京の鮨屋で食べるほうが美味しいという悲しい現実。
またオーシャンビューの漁港で食べることで雰囲気補正が働く人も多いと思いますが、
人間性が欠落している筆者は雰囲気の影響をあまり受けないようです。
都内の高級フレンチ(女性にとっては素敵な雰囲気らしい)で食べても文句ばかり言っています。