早い時間がお勧めです！ : Kotobukiya

　仕事仲間と愚妻を伴い、仕事終わりに一杯やろうとこちらの店までやってきました。
17時半くらいでしたが、流石に店内はまだ空いていて 奥の個室に案内されました。

　19時まではハッピーアワーで飲み物が安く提供されるようで、早速328円の生ビール２つと、218円の緑茶ハイで乾杯です。
　メニューを物色し、刺身５点盛りを勘八、水蛸、鰹のタタキ、真鯵、タモリでお願いし、鱚の天ぷら、牡蠣のオイル漬け、真蛸の唐揚げ、塩炒り銀杏を注文しました。
　こちらの刺身5点盛りはその日に入荷した魚の中から自分で選べるのですが、鮪を選ぶと追加料金を取られるのですが、ちょっと割高に感じられるので私は鮪は頼みません。
　水蛸は太い足をボイルして、薄く削ぎ切りにしてあり、この薄さが食べ易くて良いですね。
普通、水蛸は生のまま皮を剥いて凍らせて、薄切りにしてくることが多いですが、この水蛸は確りボイルされていますが、中々旨味も有って美味いです。
　タモリとゆうのは通称 瀬戸鯛とゆう瀬戸内のちょっと小振りの鯛で、サングラスを掛けてたりはしません。
勘八、鰹のタタキ、真鯵はどれも新鮮で美味かったです。
この刺し盛りは、更におまけで帆立貝柱が付いていて、凄く身が確りしていて食感がちょっとザクっと感じるほどで、それを活かすためにか薄切りにせずぶつ切りで出すのも良いですね。
　塩炒り銀杏は殻に白く塩がこびり付いていて、良い焼き具合です。
もう季節外れではありますが、この時期の銀杏にしてはかなり質は良く美味かったです。
　牡蠣のオイル漬けはボイルした牡蠣をオリーブオイルに漬けてあり、
　真蛸の唐揚げはコロモが硬くてカリカリに揚がっていて
各自飲み物を頼みますが、19時過ぎに店員さんがハッピーアワーの終了を告げに来てくれてその際に注文も受けてくれます。
ハッピーアワーを良いことに緑茶ハイを5杯ほど頂きましたが、これで1,000円ちょいって言うのは有難いですねぇ。
　カニクリームコロッケは大振りの俵形が２つで、コロモはサクッと確り揚がっているのですが、中のベシャメルが凄く柔らかく、箸で持ち上げると自重で崩れるほどです。
実際のカニではないのかも知れませんが、蟹の風味は強く感じられて美味いです。
ただ中のクリームが熱々なので、食べるときは注意が必要です。
　鮭ハラス焼きは、脂のノリが良く北欧辺りのサーモンですかね。
皮目はカリッと香ばしく焼かれていて良いのですが、塩味が全く履いていないのでちょっと塩を振るかした方が美味いです。
好みとしては少しスモークしてくれていると最高なんですけどねぇ。
　ハッピーアワーの間に緑茶ハイを5杯ほど頂き、その後は佐藤（麦焼酎）をロックで頼みました。
　最後に蜆の味噌汁２つ頼み、1つ頂いて〆ましたが、このシジミは身が小さく、ちょっと泥臭さがありました。

　3時間ほど飲んで、20時30分くらいで切り上げましたが、1人5,000円を僅かに下回る価格でした。
気が付けば結構満席のようで、意外と流行っていて驚きました。
魚の質もまあまあだし、料理もそこそこ美味いので、通常ならまあそんなもんだとは思いますが、ハッピーアワーを使ってと考えると、19時過ぎの入店だとちょっと高く感じるかも知れませんねぇ。
まあ、なるべく早く行くことですね！

　この日は愚妻を伴い御殿場でゴルフでしたが、行く途中に東名高速で大きな事故渋滞に嵌まり、スタート時間に間に合わず１時間30分遅れのスタートでした。
結局、終わって家に帰り着いたのが18時30分過ぎで、疲れて帰ってきて今から夕飯を作るのも面倒なのでそのまま食べに出ることにしました。
この店は最近 最寄り駅の田園都市線二子新地駅の目の前にオープンしたばかりで、早めに一度行きたいと思っていて良い機会なので行ってみました。
　この場所は以前も同じような海鮮系の居酒屋がありましたが、そこが閉店した後に1年ほど経って漸くこちらの店が入りました。
同じような業態の店なので居抜きかと思いましたが、内装はレイアウトも含め全て新しくなっていて、以前は無かったカウンター席も充実していたし、何より店が新しいので綺麗なのは当たり前ですが、照明も雰囲気も随分明るくなりましたね。

　入店すると直ぐに中ほどの4席テーブルに案内され、この日のお勧めの説明等をしてくれます。
取り合えず緑茶ハイと角ハイボールを頼み、メニューを物色します。
先ずはお勧めとゆう事で太刀魚の塩焼き880円、選べる刺身盛り合わせは3点盛り990円で本鮪赤身、平目、太刀魚でお願いしました。
因みに本鮪を選択するには、赤身でプラス200円、中トロでプラス400円とのことです。
更に鱚の天ぷら650円、バイ貝煮580円を注文しました。
　バイ貝煮は小振りのモノが6粒くらいで、中国辺りから冷凍で輸入してくるようなモノを醤油出汁で煮ていますが、それなりの味で、価格的にちょっと高い感じです。
　刺身3点盛りは、頼んだ本鮪赤身、平目、太刀魚の他にサービスでイサキとホタルイカが付いて5点盛りになっていました。
魚の質は悪くはないですが、どれも２切れづつで、これサービスで５点盛りになってるから良いですが、ホントに３点盛りだったらかなり寂しいですねぇ。
それに鮪も２切れなので、これでプラス200円ってのもちょっと如何なんでしょうねぇ。
以前、ここにあった店では刺身の盛りが凄く多くて、それが得りだったので、それと比べるとちょっと貧弱に感じてしまいますねぇ。
　魚も来たので先ずは吉乃川を1合もらいました。
　太刀魚の塩焼きは、これは凄く大きな太刀魚の切り身で、厚みもあって良かったです。
流石にお勧めとゆうだけあって質も良く新鮮で、脂も確りのっていて美味いです。
この太刀魚の塩焼きが食えただけで、今日来た甲斐があったと思いました！
　鱚の天ぷらは4尾で、身はふわふわでベーキングパウダーでカリッと揚がっていて美味いです。　

　追加で ばくれん1合と蟹クリームコロッケ680円とスナップエンドウの塩茹で350円をお願いしました。
　蟹クリームコロッケは結構大振りのが2個で、トロトロのクリームがカリッと揚がったパン粉のころもで確り包まれていて、蟹の味こそ弱いですがクリームコロッケとして美味いです。
　スナップエンドウの塩茹では只茹でただけのモノですが、添えてあるマヨネーズをちょっと付けて食べると分かり切った味ですが間違いのないモノです。
　日本酒も無くなったので、更に男梅サワーと角ハイボールを頼みました。
男梅サワーは梅とシソの味が濃く、さっぱりとしていて、日本酒で甘ったるくなった味覚をリセットしてくれる感じが良いですね。

　今回は夕飯の積りでサクッと1時間半ほどで切り上げましたが、2人で9,000円をちょっと超えてました。
この界隈の居酒屋に比べると若干高い感じもしますが、魚の質も悪くないし不満はないですね。
ただ、以前こちらに合った同じような業態の海鮮居酒屋がボリューミーで安かったので、それと比べちゃうとちょっと高く感じちゃうかなぁ。
選りにもよって、なんで全く同じような業態の店にしたんですかねぇ！