鯖メニューだけでも２０種類以上。メニュー２００種類を目指す居酒屋は、地元民御用達。 : Hozaki

土佐清水の宿に荷をおろし、宿の方のオススメでこちらのお店に足を運びました。お店に入る前に市街地をふらふらと歩きまわると、漁師町のせいかちいさな居酒屋は数件あるようでしたが、一番賑やかそうだったのはこちらのお店でした。

というのも、お店に入ってみて納得。平日ですが宴会が２件入っていたようです。それも、どうやら元気な女性が主体の宴会らしい。地元の女性が宴会で使うお店なら、ある意味間違いないでしょう。小上がりに通されましたが、壁には青い山脈や狂った果実など古い映画のポスターがずらりと貼られていました。

メニューを眺めますが、うーん、魚から肉、ずらりと並んでいます。どうやらメニュー200種類を目指してるようで。。でも、クジラは下関、馬は熊本、地鶏は宮崎、黒豚は鹿児島からの仕入れ、と、質にも充分気を使われてるようです。また、土佐清水市場からの活魚清水さばのメニューが多数あり、しゃぶしゃぶからさしみ、たたき、ユッケ、サラダ、サババーグ、さばとろろ、さばネギ巻き、さば漬け丼、さば親子丼、サバミンチカツ、サバギョーザ、焼子ポン酢、、、２０種類ほどメニューに並んでるのは圧巻です。お酒は焼酎に力を入れてる模様。

まずは日本酒と、とびっ子サラダを注文。日本酒は、冷だと土佐鶴か司牡丹とのこと（あまり出てないのかな）。お通しはマグロやキノコ・野菜類のトマト煮、さすがメニューに幅があるだけ合って、こういう洋風なものもお手のものですね。とびっ子サラダのパリパリした触感が楽しく、ついついお酒が進みます。続いてハランボの焼き物、大岐のハマグリを。大岐は土佐清水市内の小さな漁港で、ハマグリは8cmほどあろうかというビッグサイズでした。貝の持っている塩味だけで充分、むっちり濃厚な貝の旨みがたまりません。お酒はお隣り三原村のどぶろくにスイッチ。三原村はどぶろく特区に認定されていて、一度飲んでみたいと思ってたのですが、こちらのお店でお目にかかるとは。締めにサバの（身と白子の）親子丼をオーダしたかったのですが、白子が切れてるとのことで、残念。こちらのお店は納豆メニューにもちからを入れてるようで、イカや山芋、とびっ子他10種類以上の納豆メニューがあり、半分怖いもの見たさで（笑）サバ納豆をオーダしました。下味をつけたサバ刺しと納豆とのコラボレーションは、、、悪くないけど、わざわざ試してみるまでもないかな、と（苦笑）。とはいえ、新鮮なサバ刺しの美味しさは楽しめました。

この日は宴会で賑やかでしたが（土佐の宴会らしく明るく賑やかな宴のようです）、小上がりは仕切られてるので、たとえば子供連れなどでも大丈夫でしょう。お会計は3000円ちょっととなかなかリーズナブル。いやー、お腹いっぱいです。ごちそうさまでした。