店名 |
Kanzan
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类型 | 日本料理、釜饭 |
预约・查询 |
050-5595-9697 |
预约可/不可 |
仅限预订
※因为不接受前一天当天的预约,所以请提前两天预约。※取消费用当天收取100%,前一天收取50%,提前两天收取30%,敬请谅解。※有过敏者请提前告知。当天不受理,请谅解。 |
地址 |
京都府京都市下京区高辻通高倉泉正寺町465-2 たかくらビル 1F |
交通方式 |
从阪急京都线“乌丸站”徒步约8分钟从地铁乌丸线“四条站”徒步约8分钟从地铁乌丸线“五条站”徒步约9分钟从京都站乘坐市营巴士5路前往银阁寺・岩仓或26路前往御室仁和寺・山越在乌丸松原巴士站下车,徒步5分钟 距離四条 427 米 |
营业时间 |
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预算 |
¥15,000~¥19,999 ¥10,000~¥14,999 |
预算(评价总数) |
¥15,000~¥19,999¥8,000~¥9,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 无使用电子钱 无使用二維码支付 |
收据 |
可以开具符合条件的发票收据。 注册号码T3810432291634 ※有关最新注册状态,请查看国税厅发票系统合格发票开具人公告网站网站或联系商店。 |
座位数 |
10 Seats ( 吧台10席) |
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个人包厢 |
不可能 |
包场 |
可能的 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
不可能 ※请使用附近的停车场。 |
空间、设备 |
平静的空间,座位宽敞,有吧台座位 |
酒水 |
有日本清酒,有烧酒,有葡萄酒 |
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料理 |
对蔬菜菜式讲究,对鱼类料理讲究 |
此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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位置 |
神秘不为人知的餐厅 |
服务 |
提供外带服务 |
关于儿童 |
接待儿童
套餐基本上与成人相同。如有其他疑问,请联系我们。 |
网站 | |
开店日 |
2016.11.10 |
电话号码 |
075-353-7357 |
备注 |
【5% SERVICE CHARGE】 Dear Overseas Customers, Please be informed that our restaurant charges a 5% service charge to your bill. This service charge will help us to provide overseas customers with additional service such as making an English menu, meeting special requests and so on. Thank you for your understanding and thank you for dining with us. KANZAN |
高辻通沿い、佛光寺のそばにある観山。
店主の八木さんは京都吉兆(嵐山)にて
石原さんの下で研鑽を積まれグランヴィア店を経て柊家へ、
そして今年自分のお店を持たれました。
ビルの1階にはなりますがお寺の前のお店と言う事で
なんとなく都会っぽさが抜けている感がいいです。
暖簾を潜って短いクランクのアプローチを抜ける際に目に入ってくるのは
「天晴」の掛軸。
白吉兆の銘が記されていますがこれは吉兆の創業者、
湯木貞一翁の事。
ちょっとタダモンのお店では無さげですね。
広く感じるL字のカウンターの店内。
お祝いの花が飾られています。
それをまじまじと見ながら八木さんの対面へ座らせて頂きます。
コースは\12,000と\15,000の2種類。
フォロワーさん情報もあったので\15,000で。
ドリンクのメニューがあり、値段も明確。
まずは
あたごのまつ 限定純米吟醸
(蔵の華使用 精米歩合55% 新澤醸造店 宮城)
で。
こっぺ蟹 ミニ椎茸 水菜 金時人参
法蓮草の胡麻和え
刺身湯葉 蒸し海胆 鮃えんがわ
熊本天然鮃 和歌山紋甲烏賊 地中海天然本鮪
大根 紅くるり大根 壬生菜 水前寺海苔
鼈仕立ての煮物椀
八寸
自家製からすみ 丸大根おろし
穴子にぎり 子持ち昆布 堀川牛蒡の蒲焼
菊菜 丹波しめじ 車海老 鰆幽庵焼き
鮑 粟麩 とんぶり やまのいも
(澤屋まつもと 守破離 五百万石
五百万石100% 精米歩合65% 松本酒造 京都)
30日熟成ローストビーフ 和風ソース
山葵菜 カリフラワー 赤水菜
トマト(和歌山 優糖生)
蕪蒸し
若狭ぐじ 蕪
蟹ご飯
京芋入り赤だし
メロゴールド ラ・フランスのコンポート
苺(とちのか)のムース
種子島の安納芋の茶巾包み
こちらの料理における特筆すべき点は
野菜が持つポテンシャルを存分に味わえる、と言う事。
野菜の力が強い。
その野菜は修学院離宮内の畑で音川さんが育てられたもの
(離宮内で一般農家が野菜を作る事が出来るのは何で?と思ったので調べてみると
戦後の農地解放で離宮内の田畑が一般に渡り、
その後宮内庁が景観後の為にその土地を買い取ったとの事。
その為、農地は宮内庁管轄で運営は一般の農家に委ねられている)。
言うならばサラブレッドの野菜。
その味を活かしながら八木さんが緻密な構成の料理へと
仕立てていかれます。
八寸における堀川牛蒡の蒲焼は牛蒡に力がないと成立しない逸品。
また、京都市農業振興協議会長賞に輝いたおろした丸大根の甘味が
からすみと溶け合って絶品の酒の肴と昇華させていきます。
椀の塩梅は上品。
もっと強めかなと予想したのですが
絶妙なポイントに吸い地の味を着地させています。
お造り、八寸の盛り方も特にお造りは染付の大鉢の為かうるさくなく、
むしろこれくらい勢いがあってもいいかと。
トータルとして充実度が高い料理だと思いますし
野菜をこれだけ美味く、そして上手く扱う京都のお店としては
トップクラスかも
(野草に関しては美山荘やなかひがしが素晴らしいですね)。
器も染付や永楽のものなど素敵なものたくさん。
御実家(新門前通沿いの骨董屋さん)の蔵から持って来られたものとか
八木さん、嬉しそうな顔して見せてくれますよ。
今のような面と向かってお客さんを相手にするスタイルは
八木さんとしてはあまり経験が深くはないので
最初ちょっとぎこちないかなと思いましたが
こちらが聞いていけばバリバリ返してこられる方なので
(白吉兆翁のちょっとしたエピソードとかも聞けたし)
あとはちょっとした慣れだけでしょう。
今月からメディアにも採りあげられるという事で
現状お一人で切り盛りしてされている下、更にお忙しくなるみたいですが
今の仕事の質を落とすことなく逆に今以上に上げてもらって
繁盛してもらいたいなと思います。