甘美で芳醇な魅惑のエッセンス
デセール ル コントワールとのコラボイベントを次週に控えた土曜に伺いました。
ほぼ開店時間に合わせて伺ったので、ショーケース内は充実です。
約1ヶ月前にいただいたムースガトーは2種類とも陳列されていませんでした。
●シェリ -Cheri-(680円)
ピンク色が目を惹くキュートなムースガトーです。
桃のムースの中にモエ・エ・シャンドンのムースが合わせられており、ライムがアクセントとして効いています。
モエ・エ・シャンドンの味わいがしっかり感じられ、桃の味わいとのバランスが秀逸です。
●アグレシフ -Agressif-(670円)
上層にラム酒のムース、下層にラムレーズンが入った風味高いショコラムースという構成です。
それぞれのムースの間にはビスキュイやラムレーズンっぽいソースも構成されています。
ビスキュイはジョコンドかな?
テクスチャの異なるムースの組合せながら、恐ろしいほどの一体感です。
ラム酒やラムレーズン好きならば間違いのないムースガトーだと思います。
●リュクス -Luxe-(700円)
島根県の奥出雲薔薇園の有機無農薬のバラが使用されています。
バラの名前は記載されていませんでしたが、以前と変わらなければ「さ姫」だと思います。
エスには「さ姫」という名のガトーがありますが、こちらにはショコラムースが組合せられているので、味わいのベクトルが全く異なります。
バラがミックスされたフロマージュブランの中に、ライチムースとグロゼイユのジュレが仕込まれています。
軽い口溶けながらも深みのあるフロマージュブランの味わいに、ライチの爽やかさやグロゼイユの引き締まる酸味が心地良く広がり、それらを包み込むようなバラのエレガントさが優雅でした。
●ミントハーブティー(アイス / 690円)
ミントの風味がしっかりと効いています。
デフォではほんのりと甘味を効かせているようですが、甘味を効かせないようにすることもできるため、甘くないバージョンでお願いしました。
甘味がないバージョンだと風味豊かなルイボスティーのような味わいでした。
個人的にルイボスティーは好きなので良かったですが、苦手な人だと厳しいかもです。
甘美で芳醇な魅惑のエッセンス
約3年半ぶりにやって来ました。
新型コロナ禍で休業していた時期もありましたが、現在は無事に再開されています。
ただし、以前の11時〜19時の営業ではなく、12時半〜18時の営業に変更されています。
●テロワール(680円)
甘酸っぱさが広がるグロゼイユムースの中に、引き締まった酸味が心地良いルバーブのジュレと滑らかでコク深いクレームブリュレが仕込まれています。
1.5cm程度にカットされたルバーブのコンポートが側面にあしらわれています。
シャキシャキとした繊維質な食感がムースの口溶けとのギャップでしたが、違和感なくいただけました。
●シーニュ -Signe-(680円)
乳酸菌発酵の酸味と爽やかな口当たりが印象的なヨーグルトムースと妖艶な酸味のカシスムースの組合せです。
2種類のムースの間に突き刺すような酸味のカシスジュレが全体を引き締めてくれます。
当初は別のものをいただくつもりでしたが、この形を見て惜しまれつつも閉店したイデミスギノを思い出しました。
オーナーの中元シェフがイデミスギノ出身という経歴もあり、まさにムースの魔術師の如きクオリティの出来栄えでした。
●マルコポーロ(770円)
マリアージュフレールです。
いつ飲んでも優雅で華やかな口当たりです。
芳醇な魅惑のエッセンス
本店からてくっと歩いてサロンへ。
歩くと約15分程かかります。
オープンしてから1年以上が経ちますが、ようやく伺うことができました。
本店よりも洗練された空気感。
全体的なスペースもサロンの方が広く感じます。
イートインスペースは、本店が奥に設置されているのに対し、サロンは手前に設置されています。
また、本店はタルトやムラング等の焼き中心、サロンはムースやバタークリーム中心という、異なるのコンセプトを掲げられています。
バレンタインやホワイトデー等のイベント中は厳しいようですが、アシェットデセールもサロンのみで展開されています。
本店以上に魅力的なパティスリーです。
今回は、↓をイートインしました。
●ノワイエ -Noyer-(626円)
コニャックの風味が豊かすぎる栗ムースとバタークリームのプチガトー。
濃厚ながらも口当たりが非常に良い仕上がりです。
上にコーディネートされているものは、クルミをベースにしたもの。
生地と一緒にして焼き、キャラメリゼしたものと案内された気がします。
細やかな手間が掛けられており、これだけでも十分においしいクオリティでした。
●ショコラユズシトロン -Chocolat yuzu citron-(626円)
柚子とレモンの風味がたっぷりのプチガトー。
酸味だけではなく、苦味もしっかりと表現されています。
風味付けに日本酒を使うセンスも見事。
チョコは比較的軽めの口当たりで、柚子とレモンを上手く引き立てていました。
●マルコポーロ(702円)
花と果実の着香が豊かなフレーバーティー。
ベリー系のフレーバーと案内されていました。
個人的な感覚としては、甘い系の風味です。
カップの取手が小さめで、持ちにくいのが難点でした。
店名 |
PTISSERIE.S salon(PTISSERIE.S salon)
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类型 | 蛋糕、咖啡店、西式甜点 |
075-223-3111 |
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预约可/不可 |
无法预订 |
地址 |
京都府京都市中京区朝倉町546 ウエルスアーリ天保 1F |
交通方式 |
距離京都市役所前 518 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算 |
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999 |
预算(评价总数) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
可使用卡 可使用电子货币 无使用二維码支付 |
个人包厢 |
不可能 |
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包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
不可能 |
此时建议 |
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网站 |
デセール ル コントワールとのコラボイベントから1週間経過し、何事もなかったかのように平常営業です。
●デュヴェ -Duvet-(629円+tax)
まったり優しい甘味のバナナムースの中に、ほろ苦さのあるキャラメルムースの組合せです。
アプリコットソースが心地良い酸味を、側面のココナッツが食感とまろやかな風味を与えてくれます。
思った以上にバナナの味わいが生きた仕上がりで、キャラメルやアプリコットとのバランスが秀逸でした。
●マサラ -Masala-(620円+tax)
チョコムースとビスキュイを土台に、アッサムとスパイスの効いたクリームの組合せです。
一言で言えば「チャイ」のような味わいで、スパイスの風味がアクセント以上に効いています。
ビスキュイとクリームの間と、トップのシャンティイにコーディネートされたレモンのコンフィチュールが爽やかな味わいを与えてくれます。
●ダージリン(627円+tax)
紅茶メニューは全て制覇しているため、最もシンプルなダージリンにしました。
今回チョイスしたガトーともダージリンが最も相性が良いであろうというのも理由のひとつです。
バランスの取れた口当たりで、ほのかな渋味が心地良いです。
●Sのチーズケーキ -Gateau au fromage-(2,160円)
今までは何も気にせず箱入りを購入していたため知らなかったのですが、箱に入れない場合は200円値引きとなり、ショーケースのメニューカードに記載されている価格より安価になります。
箱代は追加料金というパターンが一般的かと思いますが、商品の性質上テイクアウトが前提なので、贈答用でなければ箱は必須ではないため、大変ありがたいシステムです。
前置きが長くなりましたが、久しぶりのSのチーズケーキはやっぱりおいしいです。
スパイスの効いたパンデピスと、赤ワインで風味付けされたイチジクのアクセントは他にない出来栄えです。