官方消息
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心に残る料理と時間
平安神宮の近くにある京都のフレンチの名店で、知人からも「一度行ってみて」と勧められていました。
そんなこともあって8月の土曜日、家族のお祝い事があり、こちらでランチをいただくことにしました。
ランチは金、土、日の曜日に正午スタートしか営業されていないので、今回はちょうどよかったです。
車は近くの市営駐車場に停めて、動物園のある交差点から路地を入ったところにある一般家庭のような外観の建物に入ります。
ところが店内は落ち着いたシックな雰囲気で、緑の美しい庭を大ガラス越しに眺めながら食事を楽しむことができます。
ガラス越しには厨房も覗くことができ、シェフの仕事っぷりをチラ見することもできますね。
テーブル席はほどよい間隔で配置されており、白いクロスが食器類を美しく映えさせています。
私たちは一番奥のテーブル席を利用させてもらいました。
ランチメニューはおまかせコース5,440円(税込)のみ。
何が出てくるかはお楽しみです。
ノンアルコールのスパークリング(これがとても美味しい)で乾杯して順次料理をいただきます。
その品々はアップした写真の通りですが、少しずつコメントを残しておきます。
■チーズ風味のシュー
シュー生地を焼いたもので、焼き立てでまだほんのり温かい状態で出てきました。
ほんの一口で、手でつまんでいただきます。
チーズの香りが鼻を抜けていくのがいいですね。
いよいよこれから食事が始まるって感じでした。
■夏野菜のテリーヌ
次に出てきたのが、この大皿のテリーヌ。
ズッキーニ、茄子をセルクルでかたどったものでした。
薄くスライスした生ハムが添えてあり、その塩気もいいアクセントになっていました。
結構なボリュームですが、ひんやりとして夏バテ気味の胃にもやさしい料理でした。
■焼き立てのパン3種
たしかライ麦パン、バケット、クルミパンの3種だったように思います。
料理を食べ進めるなかで、都度焼き立てを出してくださいます。
パンは3種ですが、食べたいだけ食べれます(私は4個いただきました)。
オリーブオイルとアンチョビのソース、そしてやわらかいバターでいただき、
足りなくなったらそれぞれ補充もしてくださいます。
ライ麦パンとバケットはパリッとした表面の食感と中のフンワリ感がとても対称的。
小麦の風味もよく感じられる美味しいパンでした。
アンチョビの入ったソースは抜群に美味かったです。
■穴子のカレーソース
イタリア産のお米に穴子の白焼きが盛られた料理で、トッピングにトリュフが添えられています。
カレーソースがやわらかく濃厚な穴子の旨味を殺さない加減になっているのが絶妙でした。
イタリアのお米はかなりしっかりめの食感で、日本の粘り気のあるお米とはまったくの別物でした。
それゆえにカレー&お米でも和食っぽくないですね。
■鮎のコンフィ
ぶつ切りの鮎を巻いている皮はパートフィロとうもろこしを使ったもの。
薄くパリパリとした食感と鮎のホクホクとした身と苦味は独特の味わいで、骨まで食べれます。
花山椒の香りも漂ってきて、食欲を祖剃られます。
下に敷かれていた胡瓜も、何気に美味しいです。
■鮎のリエット
肝のペーストをスティック状のトーストに塗ったもの。
これも大人の味で、苦味がしっかり効いています。
一口で食べれてしまうサイズのものでしたが、おもしろい料理でした。
■鱧と蓴菜の冷製ガスパチョースープ
スペイン風のスープだそうで、トマト風味のものでした。
蓴菜のプルプル感と炙った鱧、茄子は爽やかな味わいです。
トマト感は控えめなのが私にはうれしい味でした。
これも京都の夏を意識した料理で、和の食文化とフレンチがうまく融合しています。
■国産牛肉のロースト
メインは鱸のポワレといずれかを選べましたが、私たちはお肉をいただきました。
シェリービネガー風のソースを添えた牛肉のソテーは、表面はしっかりめに焼いてあり、中はレア状態。
肉の旨味、やわらかさ、香ばしさ、いずれも申し分ありません。
3色のズッキーニはオリーブオイルで焼いたものに塩をふったもの。
甘みが生かされて食感もよく美味しい野菜でした。
■デザート&コーヒー
始めに出てきたのは、桃のスープ。
グラスの縁にグラニュー糖があしらった、ソルティードッグのような小さな容器にピンク色の冷製スープが注がれています。
底にはナタデココ、トッピングにはグランベリーらしきものが添えられていて、全体をかき混ぜていただきます。
爽やかな甘さが印象的で、夏らしいデザートでした。
もう一品は、グレープフルーツのパンナコッタ。
バジルのかき氷が添えられていて、底にはクラッカーのようなサクサクしたお菓子が入っていました。
これも甘すぎない爽やかなデザートで、食感の演出も楽しめました。
コーヒーにはマカロンや杏のゼリー、フィナンシェといった小さなお茶菓子もついていて、
これらも贅沢なデザートで、美味しく食後のコーヒーをいただけました。
変化に富んだ料理の数々は、食事を飽きさせない工夫に満ちています。
いずれもやさしい味付けにまとめておられるのも、シェフの腕の良さを感じました。
また特筆すべきは、ホールを担当されている奥様が本当に気持ちのよい接客、気遣いをしていただき、
料理を運んでこられる際にちょこちょこっと会話をされる間合いが絶妙でした。
我が家のお祝い事に最高の料理だけでなく、
アットホームでほのぼのとした時間も提供していただいたことに、家族一同感謝しています。
気になって「コムシコムサ」ってどういう意味なのかネットで調べてみたら、
フランス語で「まあまあです」という言葉なんだそうです。
謙虚ですね。
もちろん「まあまあ」どころではない満足感でお店をあとにしました。
心に残る料理と時間を提供してくださった素晴らしいお店で、
これからも大切な友人には是非とも紹介したいお店です。
ごちそうさまでした。
店名 |
Comme ci comme ca(Comme ci comme ca)
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类型 | 法式 |
预约・查询 |
075-771-0296 |
预约可/不可 |
仅限预订 |
地址 |
京都府京都市左京区岡崎法勝寺町124-4 |
交通方式 |
电车地铁东西线东山站徒步13分钟市营巴士5・32・100“冈崎公园・动物园前”下车即到 距離东山 734 米 |
营业时间 |
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预算 |
¥15,000~¥19,999 ¥15,000~¥19,999 |
预算(评价总数) |
¥10,000~¥14,999¥6,000~¥7,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 无使用电子钱 无使用二維码支付 |
座位数 |
6 Seats ( 1组最多4人) |
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最大宴席可容纳人数 | 6人(坐位) |
个人包厢 |
不可能 |
包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
不可能 附近有投币式停车场 |
空间、设备 |
平静的空间,座位宽敞 |
酒水 |
有葡萄酒 |
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此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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位置 |
神秘不为人知的餐厅,家庭式餐厅 |
服装规定 |
请勿穿着极度休闲的服装 (例如沙滩凉鞋、木屐、短裤等) 。 |
网站 | |
开店日 |
2015.5.27 |
备注 |
摄影:不可使用闪光灯约2个月后开始接受预约12岁以上儿童可进店 |
今年も家内の誕生日に合わせてコムシコムサさんでランチコースをいただきました。
昨年の素敵な時間は家族にとってかけがえのない思い出になっており、
これからも可能な限りコムシコムサさんでの誕生日食事会を定例にしようということになっての再訪です。
以下にいただいた料理について記し、記憶にとどめておきたいと思います。
最初に出てきたのは、チーズ風味のシュー。
直径3cmほどの一口サイズのシュークリームの皮のようなものですが、
チーズの風味が濃くて、これなら他の味付けは必要ないなと思えます。
焼きたてならではのサクサク感は間違いありません。
2品目の活け鯵と茄子のマリネは、大皿に立体的な盛りつけられた様が美しい。
味付けは控えめなので、オリーブオイルと和えられた鯵の旨味が引き立ちます。
茗荷と刻んだオクラが爽やかな印象として残りました。
3品目は小さなコロッケでした。
我が家でも取り寄せて愛用していた「インカのめざめ」という品種のじゃがいもを使っておられます。
半熟のゆで卵がコロッケの上に乗せられて、
グリュイエールチーズが雪のように降りかかっています。
「インカのめざめ」はきめが細かく甘みが濃厚なのが特長。
衣は細かいパン粉で揚げられており、カリッとした揚がり具合がよかったです。
4品目は「天使の海老」と蒸し鶏にインゲン豆が添えてあるサラダ風の料理。
「天使の海老」というブランドは初めて知りましたが、
ネットで調べてみると、徹底した品質・衛生管理の中で育った世界最高の海老なんだそうな。
そんな優れた素材であるとは露知らず、プリプリかつねっとりとした甘みを堪能しました。
5品目はとうもろこしの冷製スープ。
これが絶品。
とうもろこしの甘さを生かしたまま丁寧に裏ごしされており、いい塩梅で冷やされています。
中には焼きトウモロコシとホタテの切り身が具として入っており、
その異なった食感が絶妙の組み合わせだと思いました。
トッピングにはポップコーンが添えられており、とうもろこし尽くしの一品でした。
6品目はメインの国産牛のロースト。
これがまた美味い。
2cmちかくありそうな肉厚の赤身肉の側面がしっかり焼かれていて、
その香ばしさとともに肉の美味さがジュワーっと広がります。
中央部のレアに仕上げてある部分も旨味が凝縮されていてとても美味しいです。
シェリービネガーのソースでいただきますが、
肉に軽く振りかけられている岩塩が肉の旨味をより引き立てているように感じました。
付け合わせの野菜はニンジン、ズッキーニが添えられており、
これらも素材の旨味を活かしてシンプルに火を通してあり、美味しくいただきました。
7品目からはデザート。
まずは、グレープフルーツとバジルのかき氷。
自家製のバジルとグレープフルーツをすりおろして溶け込ませた大人のかき氷ですが、
バジルのいい香りがすごく感じられ、初めて食べる味のものでした。
グラスの縁にはグラニュー糖が付いている様はソルティドッグのようです。
8品目のデザートは、アップルティーのゼリーとバニラアイスクリーム。
ぷるぷるのアップルティのゼリーは見た目にも美しい。
その中から現れるのがバニラビーンズがよく効いたアイスクリーム。
これも極上のバニラアイスですね。
トッピングには、オレンジのスライスを焼いたドライフルーツが立体的に刺さっており、
苦味と酸味と甘味が合わさった味は絶品で、見事なアクセントになっていました。
最後に、ソフトドリンクとお茶請けに小さなフィナンシェ、ゼリー、メレンゲクッキーが出てきました。
これだけ充実したデザートの数々に、我が家の女性陣は大満足のようでした。
というわけで、今年も素晴らしい料理の数々を楽しませていただきました。
シェフの料理の腕前と創造力に脱帽するとともに、
ホールを仕切っておられる奥様のホスピタリティ溢れる接し方が素晴らしく、
料理と同じくらいいい思い出にさせていただける方ですね。
また1年間頑張って、来年も元気でコムシコムサさんに訪れたいというのが
家族全員一致した感想でした。
ごちそうさまでした。
そして、今年も変わらぬ心に残る料理と時間。
ありがとうございました。