店名 |
Suteki Nikyou(Suteki Nikyou)
|
---|---|
类型 | 牛排 |
预约・查询 |
075-533-3335 |
预约可/不可 |
可预订 |
地址 |
京都府京都市東山区新橋通大和大路東2橋本町385-1 |
交通方式 |
距離只园四条 368 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算(评价总数) |
¥20,000~¥29,999
|
付款方式 |
可使用卡 (JCB、AMEX、Diners) |
座位数 |
( カウンターのみ) |
---|---|
个人包厢 |
不可能 |
包场 |
可能的 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
不可能 |
空间、设备 |
有吧台座位 |
此时建议 |
|
---|---|
位置 |
神秘不为人知的餐厅 |
およそ二年ぶりに再訪しました。いつも変わらぬスタイルで楽しませて下さるお店です。
階段を上がったビルの二階、カウンターのみ8席の小さな構え。今回も夜の格闘会系や、霜ふりオヤジを含む野郎ばかり8名で貸しきりました。ご店主の柔和な笑顔で迎えていただき、宴席のスタートです。
乾杯はプレミアムモルツの瓶ビールで。まずは他のレビューアの皆さんが書いておられる通り、こちらの名物、逸品揃いの豪華な前菜の盛り合わせです。
しかし、単に高価で稀少な具材が使われているだけではありません。キャビアはその味を邪魔しない繊細な塩加減、鮑は刺身だけでなくワタと供にオリーブオイルで。オリーブオイルがワタの苦味を和らげて刺身とのハーモニー、たまりません。スモークタンは旨味を閉じ込めてあくまで軟らかく、牛刺しはフィレの中でも特にお味のよろしい部位、フィレミニオンとのこと(初めて聞きました)。お肉はその時節に最高と思われる産地のものを仕入れるとか。今夜の丹波牛に感謝、です。肉の赤身の濃淡は餌によって変化するそうで。へぇー!これは合コンのネタに・・・いやいや、閑話休題。でもって、ファグラソテー&トーストは外はこんがり、中はクリーミィー。しかもその焼き加減、お酒の燗でいうと人肌、って感じで絶妙です。
キングサーモンのまろやかさは言うまでもなく、その付け合せ、ケッパーまで独自の味付けがされており、同席の後輩、グレイシー柔術家は「ケッパーを残さずに食べたのは生まれて初めてです」と早くもマットを叩いていました(笑)。
ここらで赤ワインを、ということで、2005年 MEDOC JeJe Mortieri を。若いビンテージですが、軽すぎず重くなく、爽やかな香り。食中酒としてグッドです。
続いてはコーンスープの冷製。優しい甘さを湛えています。とうもろこしってこんなに甘かったっけ?「材料はコーン、水、塩コショウのみです」とのこと。こりゃちびっ子や女性には大ウケでしょうね。
お次はサラダですが、これまたありきたりのものではなく、何やら見たこともない葉っぱが混じっています。「レッドマスタードの若いもの、ピノ・グリーン、ユリ根、などです」との説明が。野草のような個性ある香りを放ちながらも酸味の利いたドレッシングとともに味覚をリフレッシュしてくれます。楽しい。
さあ、やってきましたメイン、フィレステーキ。厚さ2cmはあるでしょうか。鉄板ではこれだけの厚さの肉をレアで焼くのは困難でしょうね。グリルならではの醍醐味です。こちらのお肉はほんのり醤油で味付けられているんですが、これがまた好みに合います。実は、日常、コロッケにも醤油をかけているくらいの醤油党なもので。レモンスライスとバターが乗っていてそれらがお肉のジューシーな味を一層濃厚にしてくれます。添えてあるバター炒めの玉ねぎも甘くて美味。隅々まで洗練されています。あぁ、おいしい~
結構、お腹もマンゾクしたところへ、まるまるジャガイモを一個使ったホイル焼きが登場。小学生の握りこぶしくらいはあるでしょうか。これはさすがに食べ切れないかと思いきや、皮はパリパリ極上のポテトチップス、中はホクホク。で、パクパクといただいちゃいました。しかも、ホクホクが時間とともに溶けたバターを吸ってスイートポテトみたいに変身していくんです。これも計算のうちですか?全く隙がありません。
と、どこからともなく食欲を刺激する香りが・・・なんと、ガーリックライスです。まだ来ますか。こうなりゃとことんお相手しましょう。お米がパラパラとほぐれた食感が素晴らしいこれも逸品。ノックアウトです。
その後、ようやくフィニッシュのデザート、完熟メロンが置かれました。これもデリシャス。あと半日置いたら駄目になりそうなくらいの熟れ具合です。「メロンは勿論ですが、お肉も新鮮であれば美味しいという訳ではありません。しばらく寝かせて熟したものの方がよいお味です。今夜のお肉も最高のタイミングでお出ししています」そんなご店主のありがたいお話をウンウンと頭を縦に振って聞き入っている後輩が一人。そういや、彼は無類の熟女好きでしたっけ・・・
微に入り細を穿つ、憎いほどの心配り。シンプルなスタイルというのは実は無駄を一切省いて洗練を極めた結果なのかも知れません。
ありがたいお経、いや二教のお話も御馳走になって心も体も元気いっぱい。小雨の中、次の作戦モードに突入していった酔狂たちの宴でした。