店名 |
Chakura
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类型 | 印度料理、印度咖哩、南亚料理 |
预约・查询 |
075-525-1260 |
预约可/不可 |
可预订 |
地址 |
京都府京都市東山区遊行前町558-6 クレサンテ五条坂 1F |
交通方式 |
距離清水五条 704 米 |
营业时间 |
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预算 |
¥3,000~¥3,999 ¥1,000~¥1,999 |
预算(评价总数) |
¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
可使用卡 (JCB、AMEX、VISA、Master、Diners) 无使用电子钱 |
座位数 |
27 Seats |
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个人包厢 |
不可能 半個室8席あり |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
停车场 |
不可能 |
料理 |
有素食菜单 |
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此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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网站 | |
开店日 |
2012.1.27 |
备注 |
Facebookページ: https://www.facebook.com/chakra.kyoto |
マニアなS女史が最近上洛時に密かに利用しているという東山五条のインド・ベンガル料理店チャクラにて「本気すぎるベンガル家庭料理会」が開催され、幸運にも参加させていただくことができた。
東山五条といっても京都在住者以外はたぶんよく分からないと思う。分かりやすく説明すると清水寺から五条坂をずっと下って東山通りに下りてきたところが東山五条。店はちょうど河原町町行きなど北方面に向かう市バスのバス停前にある。付近には清水寺の他、浄土真宗の宗祖親鸞聖人のお墓「大谷祖廟」などもある。またこの東山あたりは「清水焼」(京都東山清水・五条坂で焼かれる陶磁器の総称)発祥の地であり、現在もこの界隈には陶器関係の窯元や企業、店も多い。特に毎年8月には五条通り沿いに陶器まつりが盛大に開かれ人気を博している。
さてこのチャクラというお店のオーナーシェフ、アシーシ・チョウドリ氏はバングラディシュ出身で来日以来某有名インド料理店で働いたあと独立して昨年1月にこのお店をオープンしたとのこと。
Sさんによると、このアシーシシェフ、「繊細な味付けと天才的なアイディアの持ち主」らしく、どのようなアプローチでベンガル料理を作るのか、かなり期待しておりました。
今回は事前の打ち合わせによりバングラディシュの家庭料理をお願いしているとのこと。
まずスタータードリンクとして「ソルティラッシー」。単に塩味なラッシーではなく、ミント系のハーブやクミン、コリアンダーなどのスパイスも入っている凝ったものでした。
次にスターターとしてチャナ・アルチャート、キチュリ、ナスのバジ、そしてシェフオリジナルのほうれん草とパニールのカトレット。確かにこれも凝った一品で、アイデアとしても素晴らしいし味自体も良かった。
メインのカレーは3種類。ベンガル風フィッシュヘッドカレー(鯛、スズキ、そしてバングラディシュの代表的な魚であるヒルサ!の3種入り)、ムルギー・ジョル(チキンとジャガイモのスープ状カレー)、チングリ・マライ・カレー(エビカレー)。さらにバングラディシュの野菜煮込みである「シュクト」(ドラムスティック入り)も!
これは凄いベンガル料理のオンパレードとなりました。シュクトやカレー類は、油を多く使っていたものの、不思議と油っぽさをあまり感じなかった。このあたりがアシーシシェフのマジックなのであろう。
これらの料理をバスマティライスでいただきましたが、カレー類がスープ状なのでとても良く合って美味しくいただけた。
またアシーシシェフはインド料理のデザートである「クルフィ」を抹茶で作って供してみたり、ラスグッラもそのまま食べると日本人にとっては甘すぎて食べ難いが、ヨーグルトとマンゴーソースを合わせて食べやすくするなど、日頃からかなり研究熱心であるようだ。
関西において代表的なベンガル料理シェフと言えば、まず第一に言わずと知れたショナ・ルパ(神戸市)のビジョン・ムカルジー氏が思い浮かぶが、このアシーシシェフもなかなか良い線を行っていると思う。「インド料理シェフ」という以前に料理人としてのアイデアや技術が優れているのだろう。ムカルジー氏もベンガル料理が得意でありながら、フレンチに対する知識も豊富で、インド料理をフレンチ的なアプローチで作ってみたりという懐の深さを持っている。しかし自店では主に代表的な高級インド料理を供することがほとんどであり、ベンガル料理は特別に予約オーダーを受けた時に作るくらいだと思う。このチャクラにおいても通常は代表的な北インド料理がラインナップされているのみである。だから一般のお客さんは「何がベンガル料理?」と思うかもしれない。レギュラーメニューの北インド料理も美味しいのだと思うけれど、アシーシシェフの実力を知りたいと思ったなら、是非ディナーでベンガル料理を予約した上で訪問していただきたい。
こちらのお店では、他のインド料理店ではめったにいただくことができないベンガル料理を是非食べてみてほしい。