今年もよろしく、ってもう季節は春めいてます。
4.1 [料理・味4.1 サービス4.0 雰囲気4.1 CP4.1 酒・ドリンク-] が私の評価です。
暦ではとっくに春、まだ寒いけどさすがに寒さに棘がなくなってきつつあります。
なんとまあ、このお店も年明け初めてでございます。いかんなあこれでは。最近出前宅配に頼り過ぎていましたし。
12時前入店したらいっぱいお客さんが。とりあえず座ってオーダーはと。
そういえば、牛丼ってまだ食ってなかったですね。ではそれにしましょう。ミニうどん付きでお願いします。850円。
たまにはそばばかりでなく、うどんも試しましょう。だって入口には「名代うどん」の立て幕が翻っていますし。
そういえば、他人丼、肉丼(どれも650円)と食べてきて牛丼って一体どう違うんでしょうか。
と、運ばれてきて即納得。肉と玉ねぎ、そして紅ショウガ。
まずはうどんをいただきます。手抜きなしのミニ、けっこうな量、ネギ、わかめ、蒲鉾。いわゆるシコシコではないのですが、つるんつるんの滑らかなうどん、よろしいではないですか。
そしていよいよ牛丼に突入します。ふむ、たしかに牛丼ですわ。でもYN家のよりもしっかりした味付け、おいしくて食べ応えのある牛肉、やさしい玉ねぎの甘み。ちょっと多いかなと最初は思った紅ショウガがちょうどよく両者を取り持って、全体としてまとまりのある一杯。たくあん2切れもいい感じ。
いやあ、おいしかったなあ。このお店は2か月もあけてはいけません。
投票日ライブ!
4.1 [料理・味4.1 サービス4.0 雰囲気4.1 CP4.1 酒・ドリンク-] が私の評価です。
さああて、台風の中での選挙でごわす。といっても京都はまだしとしとと雨が降ってるだけですが。
雨をついて投票所へ。ちょい前は期日前投票が好きだったのですが、職場近くにあった区役所は松ヶ崎まで引っ越してしまって遠い。で、徒歩5分の投票所、そのそばにはこちらが。投票を済ませたついでに、あるいはその前にここで昼飯も悪くないでしょう。
と、まずここをのぞいたら、見るからに満席っぽい。ちぇっ、皆考えることは一緒か。ではまず投票とまいりますか。
ところで、何で投票するんでしょう。主権者としての権利行使?民主政を支える国民の義務?うーんどっちも微妙に違うな私には。単純に、投票を済ませると、なんとなく気分がいいの。晴れやかな気持ちとでもいうか。
帰りがてら、だめもとで再度ここをのぞくと、おっと入れそうです。やったね。
まだ片づけられていないテーブルに座ると手早くきれいにしてくださいました。私もすかさず注文は肉うどん。私は普段そば>うどんで、ここでもうどんは鍋焼き以来2度目。今日うどんにした理由?ケンドーコバヤシ。
みるみるうちにお客さんが引いて、私以外はお食事中の3組に。当然すぐに来ますよ肉うどん。
いい匂いを振りまきつつ登場です。ここのうどん、自家製麵でかなり細め。その分京都うどんのほにゃほにゃ感は薄く、歯応えもしっかりとしていてうまい。
おだしはいつものいい香り、具は牛肉とネギだけといういさぎよいくらいのシンプルさ。これがまたいいのです。
と、ところで今いる客の全員が食べているさなか、厨房では作業がとまりません。さすがにまだまかないの時間ではないし・・・・。
と、岡持ち登場。そうか、出前かあ。偉いなあ。雨の日くらい断ってもよさそうなもんですが。
ただ、ここがそうかどうかは知りませんが、京都の街場の食堂には、ご近所のお年寄り、とくに独居老人やどちらかが寝たきりのご夫婦などのために、日替わりのメニューで出前しているところが少なくないそうです。これが、都会であって都会でない京都のいいところなのかもしれません。
さて、あっという間に底が見えました。何だかとってもいい気分。この晴れやかさは、投票のせいか、それともこの一杯のうどんのなせるわざか。
TBS 『人生最高レストラン』2017年10月21日放送
初のソロ大盛りに満足
3.6[ 料理・味3.6 | サービス3.5 | 雰囲気3.5 | CP3.6 | 酒・ドリンク- ]が私の評価です。
今日は朝を抜いたこともあって腹ペコです。
で、いつも行く途中でメニューを考えるだいりきさん。頭にうかんだのは、
オムライス、大盛り。
これは連れと二人で入ったときに分けて食べたことがあるだけで、一人では初めてのトライです。ただ、びっくりするほどの大盛りではないことが分かっておりましたから。
でも、いざ来てみるとやはりごっついなあ。
大きさよりも厚みというか、ご飯の詰まり方がすごいの。
でもおいしいから、あっさりと食べ切りました。残り三分の一くらいでソースもかけて。
これで800円ってのは食べ応えからしてお得なもの。
ごちそうさまでした。
しっかりさっぱり、という気分のときにはこのメニュー
3.6[ 料理・味3.6| サービス3.5| 雰囲気3.5| CP3.6| 酒・ドリンク- ] が私の評価です。
今日はタイトルのような心持ちで参りました。さて何にしようか。さっぱり、を重視するなら素麺600円とか。しっかりを重視ならこの前食べた親子丼とか。
でもって今日は木の葉丼650円です。地域やお店によって何が入っているかはまちまちの関西発祥のどんぶりです。ほぼ共通して入っているのは玉子と蒲鉾かな。
たまにいただきたくなる、こちらの味噌汁をつけてもらって合計は800円です。
周りのお客さんを見ると皆さんすでに食べはじめていらっしゃるので、これはすぐに来るな、と思っていたらやはり。
こちらのは、ネギ、かまぼこ、玉子、戻した椎茸、海苔です。椎茸が実にいい味を出しておりますな。
蒲鉾の魚肉をのぞけばほぼベジタリアンですが、そうは思えないくらいにおいしいし、食べ応えもあります。希望通りのしっかりさっぱりのランチをいただくことができました。
ごちそうさまでした。
大雨のあとの納得ランチ
3.6[ 料理・味3.6| サービス3.5 | 雰囲気3.5| CP3.6| 酒・ドリンク- ]が私の評価です。
皆さん雨の被害は大丈夫でしょうか。
こちらでも長時間にわたって結構降りましたので、1時過ぎまで自宅で足止め、朝を抜いていたので腹が減ってしょうがありません。
そういうときは、多少の雨なら家から近距離のこちらがよろしいかと。
1時半に入店。前客1人、後客2人。
今日の注文は、けいらんそば580円とおにぎりセット250円でしめて830円。
けいらんについては、三高餅さんの投稿で紹介しております。
おにぎりセット、おにぎり2個、海苔とおかか、黒ごまと昆布、漬物2種、小鉢(冷奴)
ここのおだしでけいらん食べたらおいしいだろうと思っていましたが、まさにその通り。生姜を少しずつ溶きいれて。おにぎりはほのかに温かくってうれしくなります。
お腹も納得、味も納得のお昼ごはんをいただきました。
ごちそうさまでした。
空梅雨もこまるけど、さりとて集中豪雨もこまりますね。皆さんの地域で大きな被害のないことをお祈りしております。
親子丼は天才や!
3.6[ 料理・味3.6 | サービス3.5 | 雰囲気3.5| CP3.5 | 酒・ドリンク- ] が私の評価です。
びっくりするような暑さが一段落して、桜並木の緑もなんだか落ち着いて見えます。
さて、そういう日にはやっぱりおなじみのこの店で昼をいただくのが一番ではないでしょうか。
てなわけでやってきました。12時半。先客お一人。
今日はね、親子丼セット、お蕎麦でお願いします。850円。
まだ投稿したことはないけれど、ここの親子丼はほんとにうまいんです。
まずはおそば。かまぼこ一切れ、わかめ、ねぎ。お、今日はちょっとおそば硬めですな。おだしがやさしいおいしさで、いい感じ。
そして親子丼。たくあん二切れつき。とろーりとした玉子。プリッとした鶏肉。食べやすいサイズです。ご飯にも玉子とおだしがよくなじんで。何一つ過不足のない正統派のおいしさ。これが徒歩5分でいただけるのはありがたいこと。ごちそうさまでした。
親子丼その残酷をよろこびてはじめてその名つけし人はや 『短歌人』2008年1月号
(ちなみにユダヤ教ではこの種の取り合わせ、例えば鮭いくら丼などは厳しく禁忌の対象となるそうです)
我がランチメイン店で隠れメニューを
今日は少し早目のお昼。こちらでの注文はすでに決めていて、やきそばです。
最初の客として入るなり大将におねがいしてから、雑誌を取って着席です。
待っているうちに例によってご近所のおばちゃんたちがわさわさと入って来はります。急に店内にぎやかになりました。
さあ、やってきたのはやきそば、650円。
いい感じの見た目。しっかりとしたキャベツが表面にちりばめられ、ソースのいい匂いが鼻に来ます。
少し大人し目の味付け、これはこれで大いにけっこう。だって添えらえているウスターソースで後半につなげますから。具はキャベツのほかに豚肉、もやし、ピーマン、玉ねぎ、紅しょうが。
しゅるしゅると胃に収まる中華麺。ほどよい弾力があって食べやすいので、あっという間に半分以上食べてしまいます。ここでお茶などすすって一呼吸おき、ソースを一回し。ちょっとコクが増したところで残りをまた一気呵成にいただく。
あーうまかった。もう最高です。
ごちそうさまでした。
こちらのお店、訪問は2回目(?・笑)です。
ええ、今年に入ってから。
今日は朝を抜いたせいかお腹が減って、入店前からオーダー決定。
焼飯の大盛りでございます。
あ、味噌汁もつけてもらおう。
今日は結構満員モードですね。厨房の大将大忙し。
の気配を背中で感じることができる一番奥のテーブル。
さて、待つこと10分と少々、やきめしさんがやってまいりました。
どどん、という感じ。いいですね。
味はもうわかっているんです。ぎゃくに香港ではこの味のものは出てきません。純和風のもの。これがいいのです。
味噌汁、豆腐とお揚げとネギ。ほっとする味つけ。
900円はここではかなりの贅沢です。満腹感と満足感に満たされての退店。ごちそうさまでした。
私がここをすきなわけ
今日は肉丼、関西の牛丼をこちらにて。
私は、原則としてチェーン店での食事、コンビニで食べ物を買うことはいたしません。もちろんけっこう例外はありますが。要するに経営サイドが決めたことには店長さんやフランチャイズのオーナーさん、店員さんたちは一切逆らえないというシステムじたいにどうしても違和感があるのです。
こちらの肉丼は初めてなのですが、他人丼はいただいたことがあり、かつどちらもお値段は650円とおんなじ。ですから肉の量はしっかり多いはず。
ねぎ、豆腐、お揚げのおみそ汁とともに。
やはり十分な牛肉スライス、そしてお葱。だしがご飯にしみこんでいてとっても旨い。あと5ミリグラムでいわゆるつゆだくだったのは少し予想外、でも期待は決して裏切らない。
これまで京都の食堂5つくらいで、この肉丼を食べたはずですが、どれにも劣ることはない堂々たるどんぶり。
吉牛派の方は、いつどこで食べても(香港など海外は別らしいけど)ぜったいに同じ味、のシステムに対する安心感を求めている。それはよくわかります。私はただ、上記のような期待と比較と予想外の中での、お店に対する安心感のほうが好きなだけ。
まいどごちそうさまー。
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京都の好きな店再訪シリーズその13
京都再訪シリーズもうすぐ終えますが、楽しいなあ、投稿はしてるんだけど件数が増えないってのもまた面白いものです。
まだ冬本番、ではないものの、師走が近づいてだんだんと冷えてきました。てことで今日のお昼は、鍋焼きうどんにしましょう。870円。
どどーん、と来ましたよお。おかみさんが目の前で蓋を取って下さいます。いいなあこの見た目。
あっつあつで写真が撮れない。ほんとにやけどしそうですが、同時にまたやたらにおいしそうで困ります。序盤はこのジレンマに悩みながら。
具は、椎茸、ネギ、玉子、牛肉、海老の天ぷら、かまぼこ2種2枚ずつ。
おだしもうどんもちょうどいい感じです。あれ?エビ天いつもより太い?偶然か、あるいはちょっとした常連サービスか?
あったまり度合いをさらに上げようと、かなりの量の七味を後半に投入、うまさもアップして作戦成功。
あっという間に土鍋の底が見えました。ごちそうさまでした。
BGM テレビ(ワイドショー)とそれに対するおかみさんの突っ込み。
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2016年10月
寝起きの日曜は炭水化物ブランチ
日曜の朝、外国出張に旅立つ連れを電話でたたき起こし(朝5時)、そのまま二度寝にベッド突入。気が付くと11時過ぎ。
猛烈に腹が減っています。というか空腹の余りの寝起きか。
そゆとき、強い味方が家から徒歩5分にあることは幸せでありますなあ。
おっと、さすがにお休みの日だけあって、けっこうお店一杯だ。
鳥なんばんそばをおにぎりセットで。
少し待って登場です。ああ、いい感じ。今日の小鉢は高野豆腐。漬物2種。
鳥なんばもお出汁と鶏肉、ネギとそばがうまくからんでとても美味です。
おにぎりは、海苔の方がカツオ節と梅。黒ごまの方は塩昆布。
ぺろりと平らげて、850円お支払い。いい感じでお店を出ました。ごちそうさまでした。
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(2016年9月)帰国後初のランチはあっさり丼と玉吸
しばらくの間日本を離れて、京都に帰った自分が一体どのようなお店に行くのか。ここらへんに私の好みがはっきりとわかるというものであります。
旅行中和食店などにはもちろん目もくれませんでしたが、プラハのホテルでは朝食ブッフェにご飯と味噌汁、ある日には巻きずしもあって。
よく目玉焼きを作ってもらい卵かけごはん(ただしお米はインディカ種)をいただいたりしておりました。
さて、うわー日本食食いてえ―的な気分はとくになし、でも自然に足が向いたのはこちら。ま、家から近いこともありますがね。
で、注文はきつね丼、そして玉吸。520円と200円で720円なり。
きつね丼は、文字通りお揚げが具であります。あとはネギと山椒、そしてお出汁が少々。いくらなんでもこれじゃものたりない、かなと思わせて意外としっかりといただけちゃう。そして玉吸(ぎょくすい)。多数派は、お吸い物に落とし玉子。こちらのはごらんのような形状、玉子とじに海苔。あとはワカメと蒲鉾2切れ。
この玉子をすくい丼の上にかけたりして食べていきます。実に質朴な味わい。京都でいただく究極のあっさり丼、ごちそうさまでした。
そして、こういう価格帯でこういう質のランチが、欧州の都市ではまず無理でして。ありがたいことであります。
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2016年8月
冷麺 対 冷やし中華、仁義なき戦い
夏の一つの風物詩ともいえるのが、中華めんを冷やして食べるあいつ。そう・・・・
→冷やし中華!
→冷麺!
あなたはさてどっちでしょうか。これまた、日本は広くて多様でややこしい。冷麺と呼ぶのは圧倒的に関西です。やっかいなことに、関西にもいわゆる韓国風の冷麺はもちろんあるので、まあ韓国冷麺、と言ったり、もうめんどいからこっちもただの冷麺ですませたり。
なお北海道では「冷やしラーメン」らしいです。
ただ、一部ネットなどで言われている、中華めんなら「冷やし中華」、そば粉や米粉などを原料とする麺ならば冷麺、というのは実態からかけはなれているもの。日本じゅうどこでも冷麺=韓国冷麺、というのはいささか乱暴でございます。
ついでに申し上げますと、私の知り合いの韓国人たちは、「日本の(韓国)冷麺って韓国のものとは違う」とよく言います。「日本のは韓国の『チョル麺』に近い」ちなみにチョル麺とは、おやつなんかに子供が食うものらしくて、まあはっきりいえば日本のことバカにしているのでしょうが。
さて、京都ですが、私の見立てでは「冷麺」7割、「冷やし中華」3割、といったところでしょうか。
今日は(あいかわらず前置き長いね)、そういうわけでだいりきさん。ええと、こちらさんは「冷麺」?それとも「冷やし中華」だっけ?
席についてすかさずメニューを見ると、ああ、「冷やし中華そば」とあります。
というわけで、冷やし中華お願いしまあす。
するとおかみさん、すかさず「はい冷麺一丁!」 なんでやねん。
・・・ようするにどっちでもええわけですわ。
真面目に分析すると、京都以外の方でも通りがいい「冷やし中華」とお品書きにはしておいて、ご夫婦の間の口語では普通の京都流で「冷麺」なんでしょうね。
さて、こちらの冷麺ですが、具はもどした干しシイタケ、キュウリ、ハム、錦糸卵、わかめ、紅ショウガ。わかめが少し珍しいですが、あとは正統派のラインナップ。そして味は間違いがありません。味わいとしてシイタケがじつによく効いておりますし、まとめ役はショウガですね。そして辛すぎない練辛子も重要。これを少しずつスープに溶かして調整し、ベストの段階までもっていきます。
やや時間がかかった提供だけに、麺はすでに十分冷えており、形だけ氷が入っていますが邪魔にはならない2,3個程度。あるんですよ、氷入れ過ぎて、食べるにつれてだめになってくる冷麺・冷やし中華。
ざくざく、わさわさ、ちゅるつるといただき、あっという間にお皿は氷だけに。
900円とこちらとしてはかなりの高価、しかし、ひと夏に一度は食べておきたいものであります。
ごちそうさまでした。
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魅惑の天ざる
さあ、今日はさっぱりといただいて、かつしっかり栄養も取りたいお昼時。
12時過ぎ入店、前客3組4名。
さて、こちらでまさか1000円超えのランチをいただくことになりましょうとは。
えへへ、はい、天ざる1200円です。おばさんもちょっと怪訝な表情でオーダーをとってくれます。まあね、連れと二人でくるときにはおにぎりセット2個をそれぞれわけて食べるようなしょぼい夫婦ですからまあ無理もないか。
で、どーんとやってきました天ざる。天ぷらは、海老2尾、ピーマン2切れ、さつまいも、海苔1枚。
ここは豪快にまずそばをずるずる、そして海老から行きましょう。まあ、素材はけして高級なものではないけれど、十分に満足できる質と量。
ピーマンが意外にいい味出してますね。そばもそこそこおいしいし、まずは満足でございました。
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(2016年7月)
カレー丼の魔力
「カレーライス、ライスカレー、カレー丼の違いは、味ではなくて入れ物。ライスにカレーが乗ってればライスカレー、カレーとライスが別に出てくればカレーライス、どんぶり飯にカレーが乗っていればカレー丼。」
・・・・ネット情報のいい加減さは今に始まったことではありませんが、このような誤りが堂々と出ているのですね。ライスカレーという今や死語となっていることばに主役を担わせたりするところも無理無理ですが、皿に乗るカレー(オリジナルにより近い)と丼の、つまりカレーなんばに象徴されるうどんそばに合わせた、かえし、片栗、ネギを使うものとの差異がわからないとは。
ええと、すみません、今日のお昼はこちらでカレー丼650円、プラスお吸い物150円。
何ともいえないここちよい香りがテーブルに漂うと、おばさんがお盆に乗せて持ってきてくれたしるし。そして、たいていの丼にはついていない、スプーン。これも必要ですね。
こちらのカレー丼、具はセオリー通り、玉ねぎではなくネギ、豚肉がほんの少し。主役はあくまで、麺類のために日本化したカレーです。インパキスリランカ、ネパールあたりの方にはカレーとも思われないであろう、純和風の料理。それを基本に戻ってご飯にかけなおしたもの。京都のカレー丼は水準高いですけど、ここのはその中でもかなり上の方だと思われます。
まずはスプーンで、絹のようになめらかな表面のカレーを崩して一口。さらにもう一口。そのうちに、真っ白いお米が覗きます。そこに、上にかかっているカレーをねじり込むようにして、なじませながら食べていく。時々お新香、お吸い物などを挿入して気合いを整えながら、丼の中味を胃のなかにいざなっていく。汗が噴き出ますがそんなの気にしません。ここは我が家のダイニングと同じですから。
うまいなあ。ほんまにうまい。京都の夏の暑ーい日の昼飯は、カレー丼できまりやね。
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(2016年6月)
月3で通っていますので、新しいメニューのときだけ更新しております。
で、本日は他人丼650円、そしてお吸い物150円でお願いしました。
ささっと出てきます。山椒の香りがぷんっと鼻をくすぐります。
お吸い物から。浮いているのが、ねぎと車麩、沈んでいるのがわかめと蒲鉾。おいしいです。
他人丼は牛肉と玉子とネギ、そしておだしがご飯にすでにからめてあります。上からどばっとかけてあと適当に滲みるでしょ、というものではない、細やかな作業がうれしい。後半七味を少しだけ振りかけるとまた趣が変わります。
上質なお昼を800円で。最高ですね。
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(2016年5月)
台湾休暇旅行から京都に戻って、そうなるとやはり和の食堂系の昼食をいただきたくなるのはしかたないところ。
今日はこちらで天ぷらそば600円を。午後1時半をすぎて他に客はなし。おばさんが親切にテレビをつけてくださいます。
湯気を立ててやってきた天そば、海老天、海苔、大き目のしし唐、さつまいも。ここの海老天は太いんですよ、身が。
あっというまに腹に収まる一杯。600円のささやかな幸せ。ごちそうさまでした。
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(2016年2月)
今日は少しお腹が減っていたので、だいりきさんで天丼に初トライ。味噌汁もつけちゃお。
ここはね、お味噌汁が、少し高い(150円)んですがほんとにおいしいのです。
天丼すぐにやってきました。おお、いいにおい。内容は、しし唐、茄子、海苔、サツマイモ、エビ天2尾。たれのかかりぐあいもよくて。街の食堂での天丼はときどき失望させられますが、ここのはよろしいです。
かつ丼はがつがつ、天丼は少しお上品にいただきたいもの。まず野菜類から。
そしてエビ天。良い感じで揚がってますねえ。
いつの間にかかつ丼的にがっついて食べている私。でもいいや。おいしいし。
ごちそうさまでした。
・・・・・・・・・・・・・・・
(2015年12月)
だいたいこちらでのメニューは一通り食べたかな、と思っていたら、壁に張ってあるメニューに「焼肉セット」の文字が。
これは盲点でしたね。では今日のお昼はこれにしましょう。
焼肉セット、内容は不明のまま頼みました。ちょっと残念だったのは、小鉢が金時豆を甘く炊いたもの。正直無理に近い甘さです。
焼肉もやや甘めですがこれは十分においしい。ご飯と味噌汁、つけもの。
小鉢はお店のせいではなく、私の嗜好で残してしまいました。申しわけない。
ごちそうさまでした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
(2015年11月)
寒くなってまいりました。というわけでだいりきさんでかつ丼です。
味噌汁もつけてもらいましょう。いやあ、安定感抜群のこちら、とくにかつ丼はボリューム、味、カツの揚げあがり、どれをとっても文句なし。
ご家族でやっておられますが、店内はいつもにぎやか。11時半ですが半分くらいうまっています。
さっそくやってきたかつ丼、たくあん2切れ付き。もうひたすらがつがつと、おいしくいただきます。
ほんのり甘いおだし、たっぷりのふわっとした卵、私の好みに合っています。後半ちょこっと七味をかけて。
あーうまかった。ごちそうさまー。
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(2015年9月)
しばらくの間、京都を、というより日本を離れる、という状況での一人夕飯、お酒なし。さて、どこに行こうか。寿司?まあ、ありがちですわな。でもなんかちがう。(あと、寿司って世界中で面白いバージョンも含めて食べられるようになっていますし)。
私の答えは、こちらでした。
少しお久しぶり、そして夕食利用はたぶん初めてです。大将もおや、という表情で迎えてくださいました。
焼き飯とミニそば。なんかね、こういうのが食べたくなったのです。まあ、たかだかひと月たらずですから、「和食が恋しい」などというヤワなことになるとは思いませんけれど。
まずおそばをするっといただいて、焼き飯。しっくりくるお味です。そして、少し、ほんの少しだけ塩味が足らない、のを後半の添えられた醤油2滴で補充します。この醤油、どの注文にも添えられるわけではありません。大将が、ちょっと足らんやろ、というものだけに。
こういうところがよろしいのです。
ごちそうさまでした。戻ったらすぐにまた来ますね。
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(2015年3月)
いい季節になってきましたね。
と、いうわけでご近所のだいりきさんへ。11時半一人で入店。
オムライスとミニそばです。
この妙な組み合わせが絶妙なのであります。おいしい。
おなかいっぱいになって、ふと見ると店内にも盆栽の桜が。
少し寄り道して花見散歩とまいりましょう。
高野川(鴨川は、出町で分岐して東が高野川、西が賀茂川になります)沿いの桜は、土手にそって
川面に向かって這うように枝が流れるので、文字通り頬をなでる桜となります。
今もこうして日本中の皆さんが桜を愛でておられることでしょう。
明晩帰洛する連れとの夜桜見物が(天気心配ですが)楽しみです。
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ご近所さんの社交場
近所に住んでいるのですが、昨年初来訪、以来週1ペースです。20年近く大損していた気分。
今年もよろしくお願いいたします。
同エリアの名店、天狗食堂と同じく混んでくると相席、ですが、天狗は知らない者同士の相席。こちらは、時間差で来店する客が知り合いや同僚で、まるで社食のようにテーブルを埋めていく率が高いので、また独特の雰囲気があります。もちろん一見さん問題なしですが、場所柄まず見かけません。
一人で入ってきて、たばこに火をつけ、「ここしか外では食べへん」とのたまうおばあちゃんを横目に、中華そばをすすります。
今までのお勧めは、オムライス、かつ丼、しかしどれも十分うまく、かつお安い。
残念なのは好きだったかやくごはん(麺類とのセット)がなくなってしまったこと。密かに復活期待です。
トイレ 男女共用、和式。
店名 |
Dairiki Mochi
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类型 | 食堂 |
075-781-6685 |
|
预约可/不可 |
无法预订 |
地址 |
京都府京都市左京区高野清水町53-2 |
交通方式 |
距離元田中 391 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算(评价总数) |
~¥999
|
付款方式 |
可使用卡 (AMEX) 无使用电子钱 |
个人包厢 |
不可能 |
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包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
可全面吸烟 自2020年4月1日起,有关被动吸烟对策的法律(修订后的《健康促进法》)已生效,因此请在访问前与餐厅联系,并且可能与最新信息有所不同 |
停车场 |
不可能 |
此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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ちょっと久しぶりにこちらを訪問して、軽くお昼をいただきに参りました。
週末のお昼過ぎ、コロナでも心配しないでいいくらいの客入りです。
カレーうどんにしましょうか、夏の終わりにちょうど良さそう。
すぐにできあがり。熱々をいただきましょう。
カレー丼に比べると濃度の低いカレーだし、そしてやや細めのおうどん。ねぎたっぷり。
何を食べてもここはうまいですなあ。
ささっといただいて失礼します。ごちそうさまでした。