【京都元田中】値が張る分、味は確か！驚くほど柔らかい”とろぶた”のロースステーキ : Kicchin Gori Ra

気になる洋食屋さんの情報を入手したので、
”歩道に人が歩いていないような遠い所から無事帰還した昔からの友人”に同行していただきました。

場所は京都市の元田中。
叡山電車の元田中駅が最寄り。
ですが、京阪電車の出町柳駅からでも歩いて行ける距離。

GPSを頼りに住宅街を進んでいくと、
ゴリラの置物のあるお家を発見！（※写真1）

ほほお・・・と思ったら、そこが目的地。
さすが、「キッチンごりら」という店名にされているだけある。

せっかくなので、営業時間の貼り紙を抱えたマスコットを記念撮影し、（※写真2）
店内へ。


入店時刻は、11時30分過ぎ。

座席は予約とかで既に概ね埋まっていたようで、
我々はカウンター席への案内。

外観もそうでしたが、中もいかにも一軒家をリフォームした感じ。
外光がしっかり入ってきて、温かみのあるいい雰囲気。
個人的にはかなり好き。

若めのペア客や、子供さん連れのご家族の方がメイン。
皆さん、お近くの方でしょうか？


それでは、メニュー確認へ。（※写真3）

グリル、カツ、ハンバーグといった魅力的なメニューが並んで目移りする。

右下に「表示より何でも値上がりだこのヤロー！！　肉類は＋50円」と書かれていて、
この世知辛い世の中への、客思いの店主の憤りが伺える。

裏返してみると「おすすめメニュー」の文字、これだ！

「天城黒豚（静岡）ロースステーキ」（200g　1,950円）と「とろぶた（北海道）ロースステーキ」（250g　2,350円）の2択。
どちらもトンテキ。

値は張りますが、「とろぶた」という字面があまりに魅力的だったので、思い切ってこちらを注文しました。


カウンターからはキッチンの様子がよく見える。
一見家庭用に見えるコンロでしたが、その火力がプロ仕様でめっちゃ強い。

「これで焼かれるお肉、美味しいんだろうなあ・・・」

と、心待ちにしながら友人と話すこと20分。
ついにご提供。（※写真4）


いやあ、いい色です。
ほんのり脂が浮いて、赤みがかって、絶妙な焼き加減。
上からかかった”粗びきの黒胡椒”も相まって、食欲をそそられる。

早速、その1切れをそのままお箸でつまんで、パクリ！

・・・旨い！

もうイメージ、理想にかなり近い味わい。

予め塩味（岩塩？）がしっかりとついていて、
品のある脂、そこに詰まった旨味をググっと引き立てる。

見た目通り、肉質もいい。
どの箇所もしっとりジューシーで柔らかい。
これが・・・”とろぶた”！！

脇の醤油・和からしをチョチョッとつけると、さっぱりピリリと。
これはこれで味わい深い。

付け合わせの千切りキャベツとも、よく合う。
とてもいいです。


もちろんのことながら、ご飯ももりもりすすむ。
メニューでは「ご飯に余裕があるときはおかわり可能です。」と書かれていた。

満席だったので、少々不安を感じながら店員さんにお声がけしたのですが・・・無事成功！
おかげで、いっそう堪能。

汁物はけんちん汁。
具がしっかりと入っていて、旨味脂がしっかり浮いて、こちらも美味。


満腹の完食！
お会計後、入口前のゴリラを一瞥、
心の中で感謝の会釈して、お店を後に。

値は張りましたが、味は間違いない。

「いい肉はこうして食べたい」という自分の理想に近い味付けで、ドンピシャ！

”いい豚”を食べたい方は、ぜひ一度！