並びは必至、京都の絶品親子丼 : Nishijin Toriiwarou

17年前に一度来訪経験はあるものの、その後一度も訪れていなかった「鳥岩楼」さんに訪問。
昔の記憶を頼りにお店へ向かうと、人集りができている一角を見つけ、場所を認識。
繁華街というよりは、京都の昔ながらの建物が並ぶ住宅街に位置するお店は、今なお人気店で行列が絶えないようだ。

列に並んで待つこと30分。前後には東京からの観光と思しき男性グループと、アジア系のカップルが。やはり観光客の訪問が多そうな、昔と変わらない客層。

店外の並びを終えると店内に通され、靴を脱いで座敷へあがるスタイル。離れの座敷までスタッフさんが案内してくれます。

1人だったので1番奥の掛け軸の下の席へ通され、庭の景色も見ながら食事を楽しめます。
お昼の料理は一択なので注文もせずに待っていると、お待ちかねの親子丼が到着。
小ぶりな丼に鳥出し汁と漬物のシンプルな構成。
蓋を開けると美しく輝く卵が乗った親子丼。
最初の一口は、並んだ甲斐があったなと思わせる至福の一口。

少し甘めの味付けながらも、出汁の風味も感じられ、コクのあるどちらかというと味付け濃ゆ目の親子丼。上質な卵を使用しているからか、臭みが全くありません。山椒もあらかじめふってあり、ちょうど良いアクセント。

途中、お汁と漬物で小リセットを挟みながらゆっくり食べようと思いつつ、あまりの美味さに一気にかき込んでしまい、あっという間に完食。
おかわりがほしくなる絶品親子丼、京都来訪の際は是非。

ごちそうさまでした。