生ゆばそば定食 : Onomiyasu

旅行２日目、大原散策中に三千院を参拝した帰りに小腹が空いたので名物でも食べようかと三千院の門前にある茶店を覗いていると「生ゆばそば」のチラシが目にとまった。

店は手前が売店で奥にテーブル席がある売店兼用のお店だが広い。

迷わずに生ゆばそば定食（１０００円）を頼みと、愛想の良い女将さんが「温かいのと冷たいのが出来ますがどちらにされますか？」と京都弁で語りかけてきた。

物腰の優しい京都弁にほだされたが暑い夏日だったので迷わず冷たい蕎麦を頼んだ。

運ばれてきた蕎麦は涼しげなガラスの器に盛られた蕎麦に生湯葉が盛られていた。

他にもウザクならぬ焼き穴子のキュウリ和え・・・鰻が高価だから仕方がないかもしれない（笑）とこの店の名物土産という椎茸の芥子和え、ゆかりご飯とご当地名物のシバ漬け。

蕎麦は熱い盛りだったので無条件に美味しかったし、生湯葉に湯葉入りの汁が掛かり得をしたような感じ。

蕎麦自体は二八だと思うが喉越しはよかったし汁の味は甘めだがスッキリしていて付け合わせの三つ葉の芳香に良く合っていた。

焼き穴子のキュウリ和えは甘酢の風味が良く合っていて鰻の代用品に良いかなぁーと思った。

自分は椎茸が苦手だから椎茸の芥子和えは食べなかったが名物だから美味しいんだろう。

シバ漬けはやっぱりシバ漬けで全国どこに行っても味は変わらないと感じた。

味・量・CPは普通だと思い３．０点、この店の特徴は女将の人柄が物腰柔らかくホンワカな雰囲気にさせてくれる事も一つだと思いサービスは４．０点、なので総合は女将が勝り３．５点だった。

売店スペースも充実しているのでこちらも覗いてみるのも良いかも。