賢島のお洒落宿のお料理は優しいお味 : Teisho Basara Tei

昨日のTheEarthに引き続き、たまったメモを整理しての投稿です。


伊勢志摩お洒落宿3選でのグルメ体験、ベイスイート、御宿TheEarthと続き、ここ汀渚ばさら邸で完結です。

最初のベイスイートの後は、比較的予約が取りにくいTheEarth優先でこちらは3宿の最後の宿泊、なので自然と評価もシビアになりがちです。
因みに選んだ宿泊プランの料金は、ベイスイート＞TheEarth＞ばさら邸です。

食べログですからお料理主体のレビューをしないといけませんがその他のことも少々。
3宿の館内設備の感想は料金順で、こちらのお部屋は飛騨によくある和モダンなお宿のような感じで見た目は良いけど居住感覚はあんまり。
ただ最初に入った露天風呂「月の宮」が丸く切り取らｔれた空が清々しく気持ち良かったこととフリーラウンジ「時の家aoi」の冷たいアールグレイがとても美味しかったのが好印象です。

さてお食事の感想をば

【前菜】
＊焼き牡蠣ちらし寿司
　甘さを抑えて焼かれた牡蠣はふっくら
＊栄螺の旨煮や伊勢地鶏たちの一皿
　この時点でここのお料理は好きだなと思いました。

【造里】
地の鯛、よこわ、イカなどどれも新鮮、特に鯛の食感とイカのねっとり感が嬉しい

【焼き物】
松阪牛　陶板焼
黒粒胡椒が良いアクセント、普通に美味しいです。

【酢物】
海鼠と雲子　割ポン酢
雲子とは真鱈の白子のこと、海鼠と並んで私の大好物です。
それらを合わせてポン酢ジュレを掛けた一品、今日の中でこれが一番好きでした。
もっともっと食べたい感じ。

写真はありませんがこの後に香の物、檜扇貝の炊込みご飯と続きます。
ご飯は甘めが苦手な私にもすんなりいただける優しいお味でした。

デザートのプリンはもうお腹いっぱいで手を付けるのも迷いましたが、いざいただいてみると生姜の風味が爽やかで口内がさっぱりしました。

何が傑出と言うわけではないですが、総じてあまり味の濃くない安心して頂ける優しいお料理です。


伊勢志摩はお宿の使い分けのできる素晴らしいところ。
ラグジュアリーにリゾート気分を味わいたければベイスイートをはじめとするホテル、隠れ家的にのんびりしたければTheEarthやばさら邸、何はともあれ伊勢志摩の海の恵みをガッツリ味わいたければ星の数ほどある民宿、どれもこれも選び放題です。

因みに民宿も同じように見えて実は千差万別、数を重ねると自分の好みの味付けやお刺身の出し方のお宿がわかってきます、と言ってもそんなに何回も利用したわけではありませんが料金的に楽なので宿ごと、季節ごとにいろいろ試されるのも良いですね。