落ち着いて食べることができます。 : Kamesugi Soba

ラーメンオタクな主人に連れられて富谷までやってきました。なんでも、有名ブロガーがラーメン店を開業したらしいから行ってみようと言うのです。国道４号線を北上してイオン富谷とは反対の方向へ曲がります。厚生年金スポーツセンターへ向かう道。その通り沿いに新規開店のラーメン店があるそう。着いてみたら、まだ開店時間前だというのに、おじ様、おニイ様の行列。すごい人気です。

でも、私は嫌！こんなに並んでまで食べたくない！
「並ぶの？やめようよー！」と私。富谷までは来てみたものの、もともと並ぶのは好きではない主人も諦めたらしく、それでも渋々、
「んだなぁ。」と同意。

そこで仕切りなおし。昼食は蕎麦を食べたい私は、このラーメン店の近くにある「七福」に誘導したのですが、気乗りしない様子。主人は何か考えながら運転。車は４号線に出て大和町方面に進みだしました。進んですぐ、蕎麦屋さんのノボリが見え、「手打ち」なんていう文字も見えたので、すかさず、
「ココ、ここにしよ！」と運転している主人の腕を揺さぶります。ラーメン屋さんに連れて行かれたらイヤなんだもの。
「わがった、わがった。」とハンドルを切る主人。
着いたお店は「亀杉そば」というお店。古いながらも立派な佇まい。４号線を挟んで向かいにはイオン富谷がそびえ立っています。こんなおみせがあったのかしらと首をかしげながらお店の中へ入りました。なかなか広い店内。座敷もテーブル席も広々としています。時間が早かったせいかお客さんは私たちのみです。

私は天ザル。主人は冷たい鳥そばを注文しました。天ぷらは大きな海老が２本。お得な感じがします。そばも量が多いような気がしました。男の人にはいいかもしれません。主人の食べた鳥そば。つゆはキチンと河北の肉そば風。肉もコリコリ親鳥だと主人が言っています。
でも、ちょっと違和感。そばの食感が独特なんです。この手打ちそばは独特の舌触りというか歯ざわりがします。コシが柔らかめで少しざらついた感覚がするのです。つなぎに山芋でも使っているのかしら？小麦粉だけではないような食感です。温かいそばのほうが合うそばなのかもしれません。

４号線沿いながら、静かに落ち着いて食べることができるお店です。