店名 |
Yokotaya Honten
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类型 | 其他 |
预约・查询 |
0226-22-0175 |
预约可/不可 | |
地址 |
宮城県気仙沼市八日町1-4-8 |
交通方式 |
距離气仙沼 1,103 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算(评价总数) |
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禁烟・吸烟 |
− |
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此时建议 |
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んちゃ!(^_^)/
妹が田舎に行ったときに、蒸しホヤとホヤ刺身を送ってきたの♪
ここを覗いちゃったのが運の尽き。
最後まで付き合ってもらうよ~!
すんごい長いから覚悟するように。
そら☆まめの、悲しく切ない三陸物語、始まり始まり~。
そもそも、(ここからがレポートより長い)
私にとっての石巻とは、第二の故郷であります。
昭和の中ごろ、小生が4歳の時から石巻との付き合いが始まるのであります。
貧乏な我が家は、お袋が内職に集中するため、また食い扶持を減らすために
1歳の妹を残し、盆暮れに小生を実家の石巻へとロードに出したのでした。
(まだ泣くな!)
その頃、地元から東京へ出稼ぎに来ている知り合い、親戚が沢山居ましたので
その人の帰省に合わせて車に一人乗せられるのであります。
陶で編まれた小さなバスケットには、お袋がなけなしの金で買ってくれたチョコレートが一つ。
最初は楽しくてウキウキ気分だが、時間がたつに連れて寂しさがこみ上げ
チョコレートを見つめる瞳に涙が宿る。(この辺から少し泣いて!)
小学校に入ると、3歳下の妹と共に夜行列車でロードに出ることに。
上野駅までお袋に連れられて、列車(ひばりだったかな)に乗せられる。
幼い兄弟が不安げに、眠れぬ夜を車中で過ごすのでありました。
(拭け!涙拭け!)(何、泣いてない?)
朝早く、仙台駅に到着すると、そこにはお婆ちゃんの姿が。
ホッと安堵の波が押し寄せる。
「よく来たねー。大丈夫だったか?」
婆ちゃんの出迎えに「全然平気!」と強がる兄妹であった。
(チャンネルはそのまま!)
そんなロードが中学生まで続くのである。
最初は猛烈なホームシック。
毎日、婆ちゃんが迎えに来るまで夕焼け空を見上げては涙をこぼす。
2年、3年が経つにつれ、同じ年代の友達ができ始め、段々と寂しさも和らいで行き
毎年のロードが楽しいイベントに代わってゆくのであった。
最初は、異国の言葉にしか聞こえなかった東北弁も、
いつしか英検1級なみのヒアリングレベルに。
いつの間にか、同じ言葉で会話ができるまでになったのでありやした。
(今じゃ殆どわすれちゃったけどね)
北上川の川開き、仙台の七夕、鉄橋を汽笛と共に渡る蒸気機関車、
砕石の発破で崩れ落ちる山肌、友達との花火、若竹を切って自作する釣竿、
裏の畑のトウモロコシ、小川のカニ、ドジョウ、道端のナス、ニラ、ミョウガ、
外灯のない暗闇でキラキラと輝く満天の星、田圃に張った氷のリンクでスケート、腰まで積る雪、新聞紙を切って足(これ付けないと上がらないのよ、奥さん!)を付けた自作の凧揚げ、蜘蛛の巣を幾重にも巻きつけた自作の虫取り網での蝉取り、
鳥もちを使った鶯捕獲・・・。
まだまだ、思い出は尽きない。
食べ物では、裏の畑で作ってたトウモロコシ、トマト、キュウリ、ナス。
朝から食べさせられた鰹の刺身、お吸い物が抜群だった牡蠣、
叔父に食べさせられて吐き出した海鞘などが印象深いなー。
酒飲みになって、海鞘の旨さが解るようになり、今では夏が待ち遠しいほどに。
今回は、そんな思い出深い石巻に有る「横田屋本店」さんの海鞘をご紹介。
(やっと始まったよ・・・)
流石に生じゃないのよ、奥さん!
冷凍を戻したやつね。
肉厚のホヤを割いて、中の不純物を取り除いたマルマル一個が300gも!
これを、食べやすい大きさにカットして、わさび醤油とポン酢の二種類を用意ね。
えーっとね、ポン酢の方が断然イケるね。
わさび醤油だと、へんなエグ味を感じるの。
肉厚のホヤは、耳たぶくらいの柔らかさ。
そして、独特で濃厚な旨味とコク。
好きな人には堪らない、そして、嫌いな人にも堪らないという逸品。
いやー、酒が進んじゃうよね~♪
でも、家族には大不評!
臭いが無理!だの
外で食べて!だの
ブーイングの嵐。
今度食べたら絞められちゃうかも・・・。
トホホ。
お刺身ほや、たっぷりの300g、税込み972円の巻き。
ぽちまい。
ばいちゃ!(^_^)/~