幅広く地物が楽しめます : Aun Oshokujidokoro

市役所のすぐそばにあり、広い通りに面してるのですぐにわかります。
奥がカウンターで他は半個室が３、４部屋という造りになっています。
とはいえ上部は空いていますし、各スペースがつい立で仕切られているだけなので厳密にいうと個室とは言いづらい。

地物魚介類を中心に創作料理も多少織り交ぜてのメニュー構成のようです。

常連さんに案内していただいたので、料理は刺身以外ある程度お任せにしました。

この日のお通しは豆腐と湯葉を使った茶巾風の餡かけ。
淡い味わいはスタータにもってこいだけどしっかし量があります。
どこで食べても宮崎はお通しも太っ腹だなぁ。

とんこつ煮があります。
さっぱりと煮込まれたのは通常見かける黒砂糖や焼酎と煮込まれたものではなくて
蒸し煮されたような感じのものでポン酢に付けてよりあっさりといただきます。
これで焼酎何合呑めるんでしょうね。

地物のクエ？の刺身も出てきました。
これは寝かせ加減も良くて薄く引いてあることもあってか薬味を落としたポン酢たれで甘みを存分に楽しめました。
皮の湯引きもゼラチン質がプリっとして美味しい。

大きな海老をスライスアーモンドを衣にしてあげたものも火加減が高温でさっと揚げているようで
海老の甘さを意識した加熱には嬉しくなります。

山芋ステーキ(420)は女性が好みそうなものです。好んで食べるものじゃないので一口だけ。

アラ炊きは鯛のカブトです。
3～4kgサイズのアラは多めにとリクエストした牛蒡とスナップエンドウと薄味で仕上げてあります。
新鮮なアラだからなのかそんなに生姜や醤油の味を効かせてはなく、浅く煮上げたというとこ。

地鶏焼きは鉄鍋にカットしたモモ焼とキャベツが入ったもので、このスタイルはどうかな。
小ぶりにカットした地鶏はただでさえ火が通りやすいのに、鉄鍋の熱で火が入り過ぎてWell-Done好きな
人はいいですけど、この調理法はもったいない気がします。

鶏肉だけで豚や牛は味わっていませんが当店はやはり肉系より魚系が断然いいかな。


霧島焼酎をちょうど１本呑んだところで話の展開上、別の店へとハシゴすることになり
酒もそこそこに次へと向かうのでした。