店名 |
Katsuie Shouten
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类型 | 乡土料理 |
预约・查询 |
0263-69-3105 |
预约可/不可 |
可预订 |
地址 |
長野県東筑摩郡生坂村大字北陸郷草尾13190 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算(评价总数) |
~¥999
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付款方式 |
无使用卡 无使用电子钱 |
个人包厢 |
不可能 |
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包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
− |
停车场 |
可能的 |
此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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新宿新南口で開催されていた、パンフェスタでしこたまパンを買い、しこたま頬張った後での、灰焼きおやき(苦笑)
私の地元は信州ですが、長野県は広くて山で寸断されるの土地柄なので、地域毎に文化的に大きく異なります。
全く別世界です。
食文化も様々。
私の地元に「おやき」と言う食文化は存在しません。
(観光客向けには販売されていますが…)
決して望郷を思ふ食べ物でもありません。
そもそも、初めておやき食べたのは、成人になってからなので…(苦笑)
おやきを食べたくなった時は、車を走らせます。
ちょっとした旅です。
今日、お邪魔した、かついえおやき店さんへも毎回、旅行気分でお伺いします。
私の地元からだと車で約1時間半程度でしょうか。
おやきを買うためだけに、ここまで来ます(笑)
灰焼きおやきってご存知ですか?
おやきにも地域性があって、よく見かける「おやき」は、焼きか蒸しが殆どだと思います。
実は私、おやきは、あまり好みではないのです。
美味しいと思うお店もなくはないのですが…わざわざ食べたいとは思わない。
しかしながら、ここのお店のおやきだけは別。
「小麦の風味が…」と言われるパンやピザと比較すると、こちらのおやきは風味と言うより小麦そのもの。
風味どころか、味がダイレクトにドンッ!と押し寄せます。
かなり厚めの皮に、具はシンプル。
ミックスはキャベツ、少々の人参。
ナスは茄子のみ。
あと餡子もあります。
(正直、厚皮なので餡子は好みではない…)
そこに塩と味噌のシンプルな味付け。
そいつを丸めて、熱された灰の中にダイレクトに入れます(苦笑)
焼き上がったおやきは、外はカリカリ、パリパリ。
とんでもない小麦の香ばしさ。
中側の皮は、もっちもちで、かなり硬い食感です。
厚皮だから出せる食感ですね。
おやきに対し、同時に全方向へ熱を入れ、外皮の水分を飛ばしてこそ出来る食感だと思います。
灰焼き故の風味と食感。
具は、蒸し焼き状態になって、野菜の甘み、旨味が存分に引き出されています。
蒸し焼きなので、野菜の食感も程よく残っています。
皮自体に味付けは殆どないのですが、具が濃いめの味付けなので、丁度よい塩梅。
調理過程で、具の塩分が少し皮に移って、そこもまた美味しい。
他にも灰焼きおやきを出すお店はありますが、ここのおやきが1番私の嗜好に合います。
皮の香ばしさと小麦の風味は、ここのお店が別格です。
ちなみにこちらのお店は、通販が無いどころか、事前に予約しておかないと、ほぼ買えません。
しかも当日予約でも、断られる事しばしば…
(お店に行かれて後日配送であれば、手配頂けます)
おばあちゃん数名とご主人が、物凄い勢いで作られていますが、物凄い勢いでお客様も来られます。
こんな、ド田舎なのに…(失礼)
その調理方法から、今後、灰焼きおやきの新規出店は、まず有り得ないでしょう。
是非、信州生坂村へお越し下さい。
おやき片手に、信州を旅されるのもよろしいかと。
余談ですが…
ここ、生坂村はぶどうの産地です。
時期になると巨峰やシャインマスカットが、とんでもない価格で販売されます。
(本当にビックリします)
どんなに安売りされている東京の青果店でも、絶対叶わないです。
江戸で買うのが馬鹿らしく思いますよ。
鮮度も抜群。
是非、信州生坂村へお越しください。
美味しかったです。
ごちそう様でした。