軽井沢にふふがオープン！ : FUFU

2023年クリスマスにオープンした、ふふ軽井沢。陽光の滝と静養の森という二つのふふが同時にオープンです。

カトープレジャーグループが運営するふふは熱海から始まり、各地に広がっていますが、どのふふも素晴らしい施設、料理、サービスです。これまで全てのふふに宿泊しましたが、この後に静養の森にも泊まったので、他のふふとの比較も含めて、レビューします。今回は２泊で夕食は一度、朝食は二度頂きました。

オープンからの書き込みでは、サービスがまだ慣れていない、部屋が静養の森に比べると狭いなどのコメントが見られましたが、オープンから4ヶ月経った今はみなさん慣れた印象で、サービスは特段問題はありませんでした。部屋はスタンダードな部屋でしたが、そこまで狭い印象はなく、静養の森よりは確かに狭いですが、料金もその分、少し安いので、納得感ある部屋の広さでした。軽井沢以外のふふと比べると狭い方なのは間違いないですが、あまり見たことのない大きなソファベッドが快適で、居心地は良かったです。ふふはどんな施設でも、この居心地の良さを重視しているのが分かりますが、やはり、こちらも居心地はいいです。例えば、部屋が広くても板間で寝転べないとか、そういうお部屋はまずありません。どこもゆっくりくつろげるような配慮がなされています。

陽光の風、独自のサービスとしては、ラウンジバーでのフリードリンクサービス。生ビール、ワインなどもあり、本気で飲み方ならかなりコスパいいと思います。静養の森、ふふ日光にも同様のサービスがありますが、静養の森は生ビールがなかったので、こちらの方が嬉しいサービスでした。

【料理】　
東京大手町のPlaigaが運営する、ジャパニーズフレンチのレストランです。薪を使った料理が特徴で、メインのお肉や野菜なども薪で調理されたものが提供されます。香ばしいかおりが食欲をそそります。薪で焼いた食材をフレンチテーストでアレンジしており、ジャパニーズというよりはフレンチですが、独創性があり、全ての料理に工夫が見られる美味しいコースでした。
朝食は、洋食で、サラダ、スープに前菜プレートから、メイン、デザートまでたっぷり量もあります。パンも4種類ありましたが、食べきれませんでした。２日目の朝食はあまり内容変わっていなかったので、もう少し変化があればなお良かったです。

【総評】
ふふの中では雰囲気は名前の通り、明るくロハスな感じで河口湖ふふに似ています。お料理がフレンチということで、ふふでは初めての試みだと思いますが、Plaigaがプロデュースしているので、しっかり美味しいフレンチで、内容的にも素晴らしいものでした。朝食も他のふふは基本和食で、近くの静養の森も和食なので、両方泊まる場合はどちらも食べられて嬉しいです。
温泉は持ち込み湯で、源泉掛け流しではないのは奈良ふふなどと同じですが、しっかり温泉感あります。大浴場はなく、部屋風呂だけなので、熱海や日光と比べると少しマイナスではあります。冷蔵庫のフリードリンクやアメニティなど微妙に静養の森の方がグレードアップしている感があり、価格差を考えても陽光の森は少しグレードとしては下がるのかと思いますが、ふふに特徴的なゴージャス感や居心地の良さはしっかり維持されており、オススメできるふふがまた増えました。
軽井沢の中では、星のや、ホテルインディゴ、マリオット、Curioなど同じような価格の宿にも泊まりましたが、他は食事なしで同じような値段なので、ふふが一番オススメです。