店名 |
Goxo maru
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类型 | 日式小酒馆 |
预约・查询 |
0265-98-0204 |
预约可/不可 | |
地址 |
長野県伊那市坂下3308-23 |
交通方式 |
距離伊那市 330 米 |
营业时间 | |
预算(评价总数) |
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禁烟・吸烟 |
− |
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此时建议 |
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この界隈は「動物横丁」と呼ばれている。店名にきりんとかスズメとか亀とか虎とかつく店が多いから。
そこの「きりん」と言う店でローメンを食べようと思ったら「やってません」とのことOrz
しかし調べたらネットで「きりんのマスターに教えてもらった」の記事を見た。
前の週にここを偵察したらちょうどたばこを吸いに外に出た店主とかち合った。
「あの・・・ここローメンやってますよね?」と聞いたら「やってます。でも今日は休みで」と言われ立ち去った。
日を改め訪店。「ご予約の方ですか?」と言われたので「違います。ローメンを・・・」と言うと「この前来た方ですね?」と・・・しっかり覚えていただいたようです。カウンターに着席してローメンをお願い。800円なり。
気さくな店主。ローメンの現状を聞いてみると「きりんはこんな理由で辞めてしまった」とか「雀はこんな理由で辞めてしまった」とか「天壇はこんな理由で辞めてしまった」とか聞けました。
それと、ローメン出す店が夜営業に多いのは「やっぱ昼だとニンニクのにおいが気になるからでしょうから」
自分は「朝からニンドバ」で全然気にしませんが?(デリカシーゼロ)
中華鍋で肉を炒めます。ぼぉっと火柱が上がります。やっぱローメンは「炎の料理」中華がルーツなんですねぇ・
そして続いて麺やキャベツやスープを入れて蓋をかぶせて蒸す感じです。しばらくしてブツ登場。
スープタイプですね。近くには、ほんと歩いて1分のところにローメン総本家「萬里本店」がありますがその流れ?と思っていたらこちらはしっかり味がついています。ローメンは自分で味付けするのが基本。萬里系では、初期は大皿で出して、客はそれを小皿にとって自分なりに味付けしていたからあえて味付けしないようですがそれ以外の店では自分流に味付ける模様。
麺・具に関してはローメンの定石どおりざらっぽい舌触りの固めの麺。この食感がローメンのだいご味でしょう。
ソース風味の甘いスープを伴って口に飛び込んできます。「初めてローメンを食ったがくそまずい」と言う人は多いみたいですが、それがローメンなんです。言わばラーメン二郎と同じ。くそまずさが病みつきになるんです。
具は定番のマトンとキャベツ。マトンはクセがある?しかしこれがローメンなのですよ。
「冷蔵庫が一般的でなかった昭和30年代、麺を保存するため蒸し、当時盛んだった羊毛産業の副産物であるマトンと、地元の特産物のキャベツを用いて作った料理がローメンなのです。自分は「うまいまずい」より「歴史を食う」人間のようです。
ニンドバしませんでしたが、丼の底にはおびただしいニンニクのかけらがありました。一つづつ丁寧に頂いてごちそう様。
やがて「予約」していた方が続々来店・・・よそ者は消えるように店を後にしました。