蕎麦店らしい店構え : Menkui Yakata Ikkon

　看板はちゃんと出ていますが、幹線道路から住宅街の細いうねうね道に入らされるので、アプローチがちょっと不安になるお店、地元スーパーの駐車場の北側すぐなので、知ってる人はこっち側から行くのやも知れません。
　いわゆる純日本家屋、立派な門をくぐってのアプローチ、入口脇には蹲があったりと雰囲気があります。店内もいわゆる蕎麦店らしく簡素で清潔感があって清々しい雰囲気、カウンター席、テーブル席、小上がり席と席バリエーションも豊富なので人数を選びません。
　看板メニューは「やかたそば」と言う名前の、肉・玉ねぎ・キノコなどがタップリ入った熱いつけ汁に蕎麦ないしうどんを付けて食べるタイプ、海老天と野菜3種の天ぷらがつき、蕎麦とうどんの合盛りもできるそうです。品書きは少な目ですが天ぷらがあるので左党もいいし、もちろん蕎麦が苦手でもうどんがあります。
　初めてと言うことで「やかたそば」の蕎麦1人前：1,230円を注文しました。つけ汁の薬味は天かす、さっそく熱いつけ汁に蕎麦をつけて食します。蕎麦は色は黒目で、県外の人の信州蕎麦のイメージじゃないでしょうか、このつけ汁が具だくさんで、しっかり濃くて美味、このつけ汁がいわゆるヌキになって酒肴になるレベルです。
　天ぷらは何気に海老が良し、こぶりですが、身がしっかりつまってプリホクの揚げあがり、エビ天が4本つく「海老天ざるそば・うどん」：1,660円なるメニューがありますがこの海老であれば、次回はこの品書きでいいなと思いました。揚げ上がり20㎝のエビ天1本に野菜天4品の特天ざるそば・うどん：2,300円と言うのもありますが、大きい海老って概して味わいは劣ることありますんでね、小エビ4本に私は軍配を上げたいですね。
　蕎麦そのものは可もなく不可もなくの感、手ごろな値段と言うこともあり観光客に喜ばれそうなお店との印象を持ちました。