馬の腸を食べられる : Mitsuwa Shokudou

2008年9月訪問。
飯田線沿線は、ダチョウや蜂の子といった
普段あまり食べられない者が名物になっている土地が多いが、
線路の名前にもなっている飯田では、
馬の腸、「おたぐり」を食べることができる。
草食動物のため、２０ｍもある長い馬の腸を
たぐって洗ったというのが名前の由来。

おたぐりを出す店の中でも地元では有名なこの店であるが、
どちらかといえば店内で食べるよりは
100g180円で購入して、持ち帰って食べるのが多いようである。
旅先ではちょっと難しいかもしれないが、
私の場合は、200g詰めてもらった後、
他の店でおにぎり等を調達して
飯田から数駅離れた元善光寺駅のホームでいただいた。

味は塩味で、モツ類独特のにおいがややするかもしれないが
基本的には内臓が苦手な人でなければ気にならないレベルであろう。
白もつ煮込み等と同じ感覚で食べられる。
個人的に絶品、とまでは言えなかったが、
珍しいものを食べられるという意味では貴重な体験になった。

飯田線沿線では駒ヶ根ソースカツ、伊那のローメン等
多種の名物食事があるが、
飯田で昼どきを迎えたならば、ぜひ選択肢に入れておきたい店である。