五島列島の福江島に今年の夏オープンしたてのリゾートホテルは、五島らしさもふんだんに取り入れたラグジュアリーな宿でした : GOTO RETREAT ray

五島列島福江島に2022年8月openした新しいリゾート。五島のシンボル、鬼岳が300万年前に噴火した時に形成されたと言われる溶岩海岸と青い海が一望でき開放感にあふれています。

全26室は全てオーシャンビュー。全室露天風呂付きというラグジュアリーな宿なのです。

館内は五島という離島を意識させるインテリアです。祈りの島にふさわしく、ステンドグラスを多様した窓が印象的。長崎や五島の職人を中心にローカルクラフトを組み込でいます。長崎のガラス工房、波佐見焼の陶器、五島・小値賀島の活版印刷、地元の石材店を使った溶岩石のアートワークなどなど。

宿泊は36号室。オーシャンビュー露天スーペリア 58㎡。部屋は新しいだけあって、すべて使い勝手がいいものです。オーシャンビューの露天風呂+シャワールーム(気持ちの良いレインシャワー)。1ベッドルーム。大画面TVもあります。

リビングセットは海を向き、海と空のパノラマを楽しめるシアターのよう。この部屋に1日中いても飽きないと思います。

バスアメニティは五島の椿を使った製品です。五島は1000万本の椿が自生しているのです。

ミニバーは美味しい水、ガス入りミネラルウォーターと他に、なぜかヤクルト1000が入っていてすべて無料です。(スーパーでは手に入りません) 五島はヤクルト本社社長だった松園家の出身だからなのでしょうか？コネがあるそう！

料理はベテラン料理長による日本料理。全般的に薄味で私の好みでした。詳細はray diningにて。

新しい宿はおうおうにしてサービスがこなれていない場合が多いですね。新しいスタッフがサービス業に慣れていないケースがよくあるのです。だから私はできるだけ新規オープンの宿は使いません。雑誌やインターネットで新しい宿について発信されることが多いけれど、いいことばかり書きすぎで行ってみたら失望することも多いからです。

しかし、この宿はスタッフのサービスのレベルが違います。よくよく話を聞くと、箱根の箱根リトリート villa 1/fや道後温泉近くの瀬戸内リトリート 青凪などを展開するokcsグループが運営しているのだとか。

新しい宿だけれど、スタッフさんは箱根リトリートで経験のある人だとか、六本木のリッツカールトンで長く働いていた人とか、経験豊かな人が多く、それがサービスに安定感をもたらしているのでしょう。入館そうそう、総支配人さんが現れて挨拶をするというのも驚きでした。

オープンしたてのため、まだ宿泊客はそれほど多くはありませんが、五島への旅ならこの宿が超おすすめです。