ならまちの隠れ家的な鉄板焼のお店 : Steak Naramachi

もちいどの商店街から少し路地裏に入ったところにあるお店。方向音痴の私はスマホがなれけばたどり着けなかったでしょう。
お一人でやられているっぽいので完全予約制なのかもしれません。
私も事前に電話で予約を取りました。
その際、色々出てくるコースとお肉メインのコースのいずれかの選択を求められ、今回は、色々出てくるコースを注文しました。

店内は、高級路線というよりはアットホームな印象があり、変に気取っていない雰囲気でした。

まずは前菜プレート。
パテドカンパーニュ、ヴィシソワーズ、牛ほほ肉の赤ワイン煮込み、ローストビーフ。主役級のお料理達を少しずつ味わえました。なんとも贅沢。

続いてフォアグラ大根。
すでに柔らかく煮込まれたであろう大根とフォアグラが鉄板で丁寧に焼かれていきました。フォアグラから出てくる旨味を大根が吸っていきます。ふと、最近、豚の角煮と大根を煮込んだやつ食べてないなぁとか思っていました。しっかり丁寧に焼かれたフォアグラは油が落ち、一回り小さくなりました。お味は、予想以上にあっさり。
フォアグラの旨味をまとった大根も美味。

続いて、アワビ。
少し動いていたのでまだ生きていたのでしょうか。アワビの貝がらを使って蒸し焼きにされていく様子は、普段はなかなか見れないので魅入ってしまいました。
添えられたにんにくバターも塩分は控えめで素材の味をころすことはありませんでした。アワビが大好物といえば嘘になりますが、普段は食せない高級な貝をじっくり味わいました。肝のような部位も全く臭みとかエグみがなく、濃厚で美味でした。

続いて奈良県産の野菜達
ズッキーニ、長芋、さつまいも、こんにゃく、万願寺とうがらし、赤ピーマン、アスパラ、しめじ。塩でいただきました。

続いて、メインのお肉の登場です。
私はサーロイン、妻はフィレを選択。
焼き加減は、シェフのおすすめのミディアム。シェフ曰く、最近は焼き目をしっかりつけるよりも、低温でじっくり焼いていくのが流行りとの事。
青森県産のニンニクと一緒にいただきました。まずは、何もつけないでいただきました。とても柔らかく、歯が無くても食べれそう。数回かめば口の中で溶ける感じ。軽く塩こしょうがされており、ソースなしでも十分美味しかったです。お肉の甘みもしっかり感じられました。

お次はモヤシ。
お肉の旨味をすって、シャキシャキ。
ニンニクと一緒にいただきました。
パリパリに焼かれた小松菜？もよかったです。

メインのお肉第二弾
今度は、ミディアムレアに仕上げていただきました。結論的にどっちもうまし。
妻のフィレを味見させてもらいましたが、フィレの方がややあっさりで、さらに柔らかかったです。シェフ曰く、シャトーブリアンに近い部位を使ってくれたとの事でした。私が知ってるフィレとは全くの別物でした。もちろん良い意味で。
2回にわけてくれるのは熱々が食せていいですね。

デザートプレート
カタラーナ、バニラアイス、、りんご、桃、ライチ等のフルーツや小豆が入ったゼリー。妻には「ありがとう」のメッセージ付きのクッキーがついていました。
デザートもすごいボリュームでした。

食後の飲み物は、コーヒー、紅茶が選択できます。焼き菓子といただきした。

所要時間は約3時間でした。
満腹になった事と店内の証明の効果が相まって、めちゃくちゃ眠たくなりました。　
シェフの人柄も良く、とても良い時間を過ごせました。また訪問したいお店でしたね。