美術館のような和モダンのお店で、季節限定「牡蛎ときのこのにゅう麺」+「葛もち」
奈良へ出かけた回数は半端ではありません。
何しろ仕事で2年間通った経験もあるもので、その数、数百回以上はあるはず。
なのにです、まともな場所で、「そうめん」や「にゅうめん」、食べていないことに気がついてしまいました。
ふだんから、自宅では当り前のように食べていたのが、たぶんその理由。
敢えて出かける、食べるが、頭から消えていました。
そこで新年早々、初詣が落ち着いたであろう6日にお出かけしてきました。
ではどのお店で食べるのか・・・。
考えましたよ。
奈良の三輪そうめん、桜井市にメーカーが集中しています。
桜井市には大神神社(おおみわ)があります。
食事処もこの神社を中心に点在しているのですね。
参拝と同時に食べるはず。
ならば、1番離れているお店で、車でしか行けないお店を選べば、空いているかも。
と考えて、三輪そうめんの山本さんに決めました。
サイトを調べると上品なメニュー、定食の中にそうめん、ではなく、麺が中心のお店です。
このお店は、商品の販売とお食事処がひとつの店舗の中にあります。
食事は11時からなので15分前に駐車場に車を入れました。
3割くらいの台数でした。よしよし、これなら行列はないなと安心。
幟旗や派手な看板もなく、一見地味な平屋建て、かなり大きな建物です。
寺院のような雰囲気もあります。
エントランスを1歩中へ。
まるで高級ブティックか美術館のようです。
商品スペースはシンプルで、その他のお土産類はなし。
全体に白と木目のモノトーン。
突き当たりの1番奥がお食事処のようです。
後で知ったのですが、山本さん、パッケージなどのデザインはユニクロでお馴染の佐藤可士和さんがデザインをしているそうです。内装から商品まで。
それを知って納得でした。
サイトも質素で機能的ですし、是非。
お食事処では、リストに名前と人数を書き、傍らにおいてある呼び出しベルを1つピックアップをして、リストにその番号を書いておけばOKでした。
お1人様は肩身が狭いというか、カウンターはないようだしどうなるのやら・・。
待つのは庭に面したラウンジです。
チェアもなかなかのものですが、中庭が素晴らしい眺めでした。
植栽などはなく、眺めた印象は、龍安寺の石庭。
これも高級感出てます。
10分ほどで呼び出し音が鳴りました。
1つだと思った部屋は2つあり、今までは皆さん右側に入ったのが、左側の部屋へご案内。
お好きな席へどうぞ・・ということで1番手前の席を選びます。
このお部屋は2人用の席が幾つも用意された場所、なるほどねぇ、少人数も考えてありました。
食事処もメニューのデザインから、テーブルなど、内装もシンプルに統一されています。
香りの良いほうじ茶が出され、予め決めておいた、季節限定の牡蛎ときのこのにゅうめん、
そして葛餅をオーダー。
関東では当り前にある葛餅、関西ではわらび餅の天下で影が薄いものの、吉野葛の本場ですから、食べることにしました。
5分ほどで提供です。
「まるかつ」天理店と同様、木のトレイ。
置かれた瞬間から漂う柚子の香り。
にゅうめんは延び過ぎないように、汁はぬるめと想像していたところが、かなり熱そうなので、レンゲで汁だけを飲んでみました。ナメコがあるせいでトロリとしたお出汁。
関西風に昆布の旨味をじんわりと効かせた淡い出汁でした。
テーブルの上には柚子の香りがふわっと立ち上がりました。
そこに、添付の七味を振りかけるとさらに香ばしい香りです。
我が家の七味に似ていました。
調合してもらった山椒多めの七味に、これだけでも十二分に効きますが、黒七味を加えて、ぴりっとした味わいにしています。
こうすると旨味が増すような気がして・・。
そして麺。
使用されているのは糸依プレミアム 2年熟成、太さは0.9ミリです。
特別な細さではありませんが、印象はかなりの細麺に感じました。。
すくうと数十本が絡み、そこに汁が入り込んで、熱いものの麺と汁を同時に食べる感覚で。
普通のそうめんとは食感がかなり異なりました。
温かい分、延びて感じる細さなのかもしれません。
熱々の牡蛎、幾つも入っています。
キノコも美味しい。
柚子と七味と三つ葉の香り。
食べ飽きませんでした。
最後の一口まですべて胃に収めて完食です。
しかし、人の胃はかなり現金なもので、あれほど旨いと感動したはずなのに、食べ終わった瞬間にはもう、葛餅に気がそぞろなのですねぇ。
東京で手土産にする葛餅はきな粉と黒みつ付き。(売店には東京と同じものもあります)
ですが、こちらでは予め甘い味つけをしてあり、なにもかけずにそのまま戴きます。
吉野葛を使っているので、ぷりぷりではなく、しっとり、ねっとりの食感。
抑えた甘味が、淡い関西だしのあとを締括ってくれました。
さてさて、せっかく訪れたのにこれで終わってはいけませんね。
メーカーがおいしい食べ方を教えてくれたのですから、「買って帰らねば」が信条な私。
売店では圧倒的に並んでいたカップ麺。
・まずは、0.6ミリの細い 「白龍にゅうめん」
・味に興味の 「うま辛にゅうめん」
・だい好きなカレー味 「カレーにゅうめん」
以上3個を自宅用に求めました。
あとで後悔したのは「七味」です。
あの香りと味は、最近では特筆ものだったのでかなりの後悔、後悔でした。
まぁ近い内にまた出かける予定にしていますからよしとしておきます。
なお、作った様子は写真に載せてありますので興味のある方はご覧下さい。
にゅうめん、はまってしまいました。
ご馳走さまでした。
店名 |
Miwa Yamamoto Oshokujidokoro(Miwa Yamamoto Oshokujidokoro)
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类型 | 面类、寿司 |
0744-43-6662 |
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预约可/不可 |
无法预订 |
地址 |
奈良県桜井市大字箸中880 |
交通方式 |
距離卷向 694 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算(评价总数) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、JCB) 可使用电子货币 可使用二維码支付 |
座位数 |
( 他に団体も可) |
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个人包厢 |
可能的 |
包场 |
不可能 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 喫煙コーナー有り |
停车场 |
可能的 |
空间、设备 |
平静的空间,座位宽敞 |
此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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位置 |
风景优美,家庭式餐厅 |
关于儿童 |
接待儿童 |
网站 |
そうめんの聖地、奈良県桜井市。
1月に訪れ、本場のにゅうめんがあまりに旨いので虜になってしまいました。
蕎麦やラーメンなど、めん類はそれなりに好きで食べていますが、そうめんは別格。
それくらい、冬のにゅうめん、旨過ぎました。
あまりに旨かったので、満足しすぎてうっかりそのまんま帰宅してしまったのです。
七味からつゆから麺まで、帰りに買おうと思いつつ、カップ麺だけを買って帰宅。
帰る途中で気がついたものの車はすでに京都でした。
なので気を取り直し、本日、別のお店に食べに出かけたあと、立ち寄ってお買い物、きっちりして参りました。
お買い物のラインナップは以下の通りです。
・ここでしか買えない、超極細のそうめん、「白髪」
・お食事処で食べたときに新鮮爽やかな辛さだった「七味」
・にゅうめん専用のつゆ
・そうめん専用のつゆ
・袋めん、カレー味・梅味・ピリ辛
●超極細麺・白髪
通常のそうめんの三分の一の細さです。
通常10ミリほどのものが、0.3ミリ。
そうめんって、細いほど高級らしく、これだけの細さはちょっとありません。
なので本店だけで販売。
そうめんとして食べるだけではなく、割烹店などでは煮物に添えたりするようで、この細さは食べたことがないもので、どんな食感なのか興味津々。
たった二束で700円以上もするものの(スーパーなら一袋買えてしまいます)、えいっと、お買い上げです。
●オリジナルの七味
大阪の専門店が作っているオリジナルの七味。
にゅうめんにフリフリした時に、香りと味わいが、おっ、と唸るほど新鮮なものでした。
辛さも程よく、いつも愛用している山椒多めの京都風、とは違った旨さ。
なのでお買い上げ、でした。
●そうめんのつゆ、にゅうめんのつゆ
京都に住んでいて和食はよく食べています。
なので、京都風の出汁や味つけにも慣れていますが、だからといって京都が一番上かといえばそんなことはありません。その土地の出汁で食べる方が美味しいこと多々アルのですね。
決めつけはせずに味を楽しめた方がお得。
で、そうめんの本場三輪のメーカーが作ったお出汁、つゆ。
メーカーが良しとした味わいってどんなお味なのかこちらも興味津々。
自宅には秋田の稲庭うどんなどもあるのでいろいろな麺に試してみたいと思います。
●袋めん
売り場にはカップ麺がずらりと並んでいます。
前回お持ち帰りをして食べたのですが、食べたい時に直ぐに食べられるのは便利でした。
味もなかなか、食感も○。
で、今回は袋めん。ラーメンと同じです。
ただ、器に麺とお湯を入れてレンジにいれても作れるので手間いらずかも。
ふだんからそうめんにカレーは食べていたので、カレー、ピリ辛、梅をセレクト。
以上でありました。
前回同様、デザイナーがユニクロと同じこともあって、なんとなく似た雰囲気を感じてしまいました。ユニクロのそうめん・・・。