年月を経ても変わらないのは？ : Owazo

2019年2月

病院の帰りに伺いました。
先日、某内科医院の待合室で眺めていた雑誌に、こちらのお店のポトフが紹介されていました。
ボリュームがあって美味しそう。ランチタイムに提供されているものだと期待して伺いました。

ちょうどご主人がメニューボードを店先に出したところ。
時計を見ると12時を過ぎていました。
私が一番乗り？と思いながら、２階へ。
ところが、すでに２組のお客様がいらっしゃいました。

お好きな席にどうぞ・・と言われたのだけれど、狭い店内、一人でテーブル席を占領するのは憚られ、カウンター席に1度は座ってみたものの、カウンターと椅子の高さのバランスが悪過ぎます。
以前、お邪魔した時もそうだったっけ。
椅子は籐の椅子と布張りの椅子が並べてあって、布張りの椅子は、シミだらけ。
高さを調節したかったので、思わず、ご主人にバランスが悪過ぎるので、座布団とかありませんか？って聞いたら、無いって。
なので、テーブル席に移りました。これが、また落ち着かない場所にあるのよ。

だけど、こればっかしは不平を言っても仕方ないので、諦めてメニューを眺めます。
お目当のポトフは見当たらず、仕方なくメインランチのスモークチキンとキノコのドリア（パン、サラダ、ドリンク付き）を選択。
ドリンクは+150yenでカプチーノをお願いしました。

提供されるまでの間、お店の中を見回していました。
今まで気づかなかったのですが、ライトの傘が全部違うのですね。
蜉蝣？あるいは鳥の羽のようなデザインの傘が素敵でした。

しばらくしてお料理が到着。ワンプレートです。
他のお客様のお料理、内容が異なるはずなのに、ほぼ同時に提供されました。
私が作るときはご飯と具入りのホワイトソースをある程度混ぜた上に、残りの具入りホワイトソースとチーズを載せて焼くのですが、こちらのドリアはライスとホワイトソースの二層。もっと、ふんだんにホワイトソースを使って欲しいところ。スモークチキンはたくさん入っていましたけどね。
スモークチキンの塩気がきつくて、食べ終わった時には喉がカラカラ。

カプチーノ、待ってました！豊かな泡あわ。カップから溢れそう。スプーンで落ち着かせて、飲んでみました。エスプレッソの濃厚、ビターな風味。少しだけお砂糖を足してマイルドな風味にしていただきました。
この泡あわカプチーノはたいそう気に入りました。

このお店は過去に何度か利用しているのだけれど、テーブルと椅子の配置はもちろん、テーブルクロスまで昔（3年前）のまんまです。
古いものを大事にする姿勢は共感できるけれど、椅子やテーブルなどの備品は適宜メンテナンスが必要だと思うし、テーブルクロスのような消耗品は色褪せたら捨てる勇気も必要なのではないかしら？
兎にも角にもシミだらけの椅子はいただけません。
あと、テーブルと椅子の高さのバランスも考えていただきたいです。

2016年6月再訪

今回はスイーツ目当てで伺いました。

当地の名だたるレヴュアー様が話題にされているクレープシュゼットなるものをいただきに。
スイーツには詳しくないもので・・へぇ、そんなに美味しいものなの？

この日はシニアのお客様が大勢いらっしゃって、お賑やかでしたが、離れた位置に運良くテーブル席が空いていました。
スイーツメニューを見せていただいたら、色々あるんですね。
タルトが好きなので、迷ってしまいましたが、初志貫徹。
クレープシュゼットとセイロンティーをオーダー。

しばらくして大きな醤油差しのような容器が出てきたので、なんじゃこりゃ？と思いましたが、ティーポットでした。
そして登場した、クレープシュゼット。
オレンジソースに浸ったクレープと言ったところでしょうか？
まあ、作り方は色々あるのでしょうが・・・第一印象です。

大きなバニラアイスが載っています。
一口食べてみました。温かいオレンジソースは、超酸っぱい！酸っぱいのが大好きなので、これイケると思いましたが、同じソースでも超甘いところもあり、お味が一定していません。
バニラアイスも超甘かった。「うーっ、すっぱ、すっぱ。おーっ、あま、あま。」ってな感じ。
クレープにソースを絡めながらいただきましたが、たっぷりのソース。ずいぶん残ってしまいました。勿体ない。
スプーンですくって飲んでも不作法にはならないものなんでしょうかね？
美味しさが良くわからなかったけれど、私もクレープシュゼット食べたことがあるよ〜って自慢できるかな？

次回はタルトをいただきます。

2016年1月

いやぁ～　全然気が付きませんでした。
こんなに素敵なお店が東中通にあったとは！

数えられないほど、このお店の前は通っているんですよ。
猫カフェがあることは知ってました。
でも、まさか、その下にこのお店があったとは！

大体、看板も地味だから見落としがちなんですよ。
メニューのブラックボードも引っ込んでいるから目に入らないし・・・

ともあれ、今回、何気なく見つけてお２階に上がってみました。
平日の正午過ぎのことです。
そしたら、可愛らしいお店がありました。
ちょうどランチタイムで、テーブル席は満席。
カウンター内のご主人とおぼしき男性に、窓際のカウンター席を案内されました。
籐製の椅子と普通の木製でシートの部分が布張りの椅子が交互に並べてあって、私が座ったのは籐製の椅子だったのですが、椅子の高さとカウンターテーブルの高さのバランスが悪くて、私の胸より高い位置にテーブルの部分が来てしまい、チャイルドチェアが必要な子供が大人用の椅子に座ったかのよう。
とても、食事どころではありません。
なんか、居心地が悪くてモジモジしていたら、察しのよろしい女性スタッフさんが、ちょうど空いたテーブルを片付け、「こちらにどうぞ。」と。
お言葉に甘えて３人用のテーブル席に移りました。

本日のランチは
※　やさいのテリーヌとケークサレプレート　　 950yen
※　季節野菜のキッシュ 900yen
※　ネギとじゃがいものポタージュ
　　　　　　以上　パン・サラダ付 900yen
※　レンズ豆とひき肉のカレーライス　サラダ付 950yen

2016年1月

私は、野菜のテリーヌとケークサレのプレートとドリンクはアメリカンコーヒーを選択しました。
ランチのサービスドリンクには、ほかに紅茶やジュース等がありましたが、カプチーノだけ金額は忘れてしまいましたが、追加料金が必要でした。

お料理が来るまでの間、お店の中を観察していましたら、テーブルも椅子も年季が入っているというか、味がありますね。
パリの下町の路地裏に佇む昔からのカフェレストランと言った雰囲気を醸しだしています。
Oiseauの意味がわからなくて、調べたら、フランス語で鳥の意味なんですね。
どうりで、看板にも鳥の絵がありましたし、窓際には鳥の置物がありました。

しばらくして、お料理が運ばれてきました。
しっとりと焼かれたケークサレには人参とトマトが使われていました。
野菜のテリーヌはどんなのが出てくるのか興味津々でしたが、茹でたブロッコリー、里芋、西洋ネギ、大根、金時人参をキャベツで巻いてパウンド型に入れてコンソメスープ味のゼリーで固めたものでした。
これらにたっぷり葉物のサラダが付いていて、野菜が大好きな私は大満足。
また、熱々のフォカッチャと丸パンにはプレートに添えられたクリームチーズがよく合いました。
食後のコーヒーも美味しくいただきました。

それにしても、もっと早くに、このお店の存在に気がついていたらなぁと悔やまれてなりません。
これからは、ちょくちょくおじゃまさせていただきたいと思います。