絶メシ食堂！？ : Hachigousen Shokudou

2024年4月

ずっと、ずっと行きたかったお店。

昔は、お隣の建物と同様、廃墟かと思っていた、外観からしても。

でも・・・。

やってるみたいじゃん！

トラッカー御用達しみたいじゃん！

通好みみたいじゃん！

これは、行かずばなるまい！！

ようやく、何とか来ることができたぜ。

お父さん、強風の中で開店の暖簾を出すのを見定めて、店内へ。

真ん中の通路の両脇に小上り、4人用座卓席。

全、１０卓。

一般的には、テーブル席があり、小上り、座卓席だが、ここんちはキッパリと座卓席オンリー。

お父さんの愛想がイイ、マジで。

こちらが恐縮してしまいそう。

憧れのラーメン定食をお願いする。

お店、お父さん、お母さんのお姿、等々を勘案すると、多分、「絶メシ食堂」なのだろう。

続いてほしいが、まぁ、無理なのだろう、残念ながら・・・。

ラーメン、ご飯、千切りキャベツの敷かれた、目玉焼き・ツインズ、そしてタクアンの小皿。

これで、830えん。

ラーメン単品で、１000えん越えが普通になりつつある現在、驚愕のお安さ。

ありがたし。

笹くれた畳も、シミの目立つチビ座布団も、ベコベコのテーブルも、全てが愛おしい。

今時のラーメンではない。

昭和の、食堂の、ラーメン。

目玉焼きはオン・ザ・ライスで頂く。

しみじみ、噛みしめて頂く。

満足・満腹。

もっと早く来るんだったなぁ。

昭和の頃の「アタシ」と向き合えるお店。

美味しゅうございましたぁ。

ごちそうさまぁ。

またいぎます。