パケ！ : Fukumasu

2023年9月

小千谷インターからほど近いものの、通りかかって、フラリと寄る店では、ない。

小千谷の外れ、ここを目指し、旨いそばを喰うぞぉ、とやって来る、お店。

11時過ぎ、ご家族連れの先客、一組。

旨いらしく、へぎ蕎麦の七個盛りを追加発注しておられる。

うんうん、そのお気持ちは、ワカルよ。

旨いもん、蕎麦！

アタシは、へぎ蕎麦の10個盛り、1000えんと、野菜の天ぷら、600えん。

待つほどのことも無く、へぎ蕎麦が、すぐに天ぷらが、遅れて、蕎麦湯が届く。

先ずは、そのまま一筋、蕎麦を頂く。

うん、旨い！

マジで、旨ぇなぁ！

これぞ、正調・フノリ蕎麦、へぎ蕎麦だ。

次に、汁につけて頂く。

・・・・・・・・・・・。

うーん、やっぱし、アタシには甘すぎだなぁ。

蕎麦だけなら、アタシの大好きな須坂屋に、勝るとも劣らないと思うのだが、

どうも、この汁は、この汁だけは、アタシには合わない。

卓上にあるのは、ゴマと、七味だけで、塩、醤油の類は、無い。

卓上の援軍、無し！

どうする？

ドローン、飛ばすか！？

まぁ、この日のアタシは、全く慌てない。

ここんちの汁が甘いのは、もう織り込み済み。

準備は万端！

バッグのポッケに、そっと小袋を忍ばせて来たのだ。

キラキラした白い結晶入りの小袋。

〇大の副学長、〇△サンによると、こういう小袋を通称、「パケ」と云うんだそうだ。

あの、お方の会見、TVで見てたけど、なぁんか偉そうで、イヤナ感じ、だった！

何様のつもりなんだ、と・・・。

アタシは、他のお客さん方、お店の方々の眼を盗み、パケの口を開き、

静かに、しかし、速やかに、汁ちょこに白い結晶を落とし込み、マゼマゼする。

何故か、後ろめたい気分になる。

箸につけ、味見。

うん、まぁまぁ、イイじゃん。

味がグッと締まった。

アタシの好みの味に近くなった。

より一層、蕎麦が旨い。

天ぷらも、これくらいの塩味があった方が、味わい深いぞ。

それこそ、アッと云う間に、完食。

蕎麦湯で、〆る。

ふぅー、旨かったぜぇ。

でも、いくらミネラル、タップシの天然塩とは云え、汁の味わいに角が残る。

まぁ、仕方なし。

次回は、出汁醤油を、密かに携行しようかな。

ごちそうさまでしたぁ。

敬老の日の昼、家族で来店。

久しぶりですねぇー。

続々とお客さんが来ますよ、みんな家族で。

敬老の日は蕎麦なんですね。　やっぱし。

蕎麦が来る前に、お酒を２本も頂いてしまった。

きんぴらが品切れで、冷奴をサービスしてもらった！　　いいお店です！！


５人で、１升蕎麦、２７００円也、を頂きます。

あと野菜の天ぷら２人前、シメジの天ぷら２人前。

「えー、シメジの天ぷらぁー！？」と思ったあなた、これが意外と美味しいんですよ。

歯触りもいいしね。

蕎麦も、フノリでつないだ蕎麦だからツルツルで、おいしいです。

小千谷の蕎麦は、どこで食べてもおいしいしいですよ！


でも、汁が薄い、あまい。

趣味の問題ですが、もう少し強めの汁が好きなんですよ。

なんで、冷奴についてきた醤油を、お店の方の眼を盗んで、

汁に足してしまいました。

蕎麦は、美味しいですよ。

ちなみに、お酒もおいしかったです。