鴨汁にやられた夜 : WABI SUKE

出先の夕食タイム、同僚とどうしようかと相談して、実績あるお店も惹かれつつ、ググて見つけたこちらへ新規開拓で入店。お店に入った瞬間、どうするか迷ったけどね。

結果、この日はワンオペで大変だったけど、お料理が美味しいことに加え、一生懸命に廻している姿勢が印象的な店主が営む、大人のお蕎麦屋だった。

オーダーは、ビールとつぶ貝の煮付け、わさび菜の漬け物にだし巻き、〆用に鴨鍋ともり蕎麦をオーダー。遅い時間だったし、事前に時間が掛かると言われたから、一度にオーダー。ビールの後は、蕎麦焼酎の蕎麦湯割りを。

暫し待って供されれば、前菜代わりのお菜はどれも、呑めるお蕎麦屋の真骨頂で、アテとしてピッタリ。貝も漬け物も美味しい一品揃いで、次に期待が高まります。

また暫ししてから、鴨鍋が登場します。ネギがたっぷり入っていて、ツクネも入っているのは想定外の驚き。しかも綺麗な鴨肉が、これでもかと並んでいるのは壮観です。

先ず鴨肉を投入し、煮えるのを待つ間にちょっとネギをいただけば、美味しいお汁との相性バツグンです。次に火が入った鴨肉をいただけば、これまた柔らかいしジューシーで味が濃いから、どうやっても旨いだろうなぁ。

次にすることは、供されたお蕎麦をつけ汁でいただくのみ。そば猪口にお汁などを投入していただけば、喉越しの良いツルッとしたお蕎麦がめっちゃ美味しい。硬さも期待通りだし、何より脂の浮いたお汁とのコンビネーションがたまりません。

2人とも黙々と手繰っては頷き合い、ひたすら啜り続けるだけ。時間差で供されただし巻き卵も美味しいが、鴨汁にやられっぱなし状態です。そしてお蕎麦が無くなりかけた時、一人前を追加して、思う存分お蕎麦を堪能しました。

ごっちゃんでした。次回の長岡泊があれば、また来ちゃうだろうなあ。