創作系和食で味質とも普通だが、旅館としてはいかがなものか？ : Yama Ai No Yado Kiyasuya

料理は創作系和食で、味質とも良くも悪くも普通。
しかしながら、食事時間が夜は18時、朝8時と選択の余地がなのはいいかがなものか。
食事処でいただく割に、料理がでてくるのに時間がかかりすぎ。また、ドタバタ廊下を走ったり、大きな声のやりとりが聞こえたり、個室とはいえ、せまい空間とあいまって、まったく落ち着きませんでした。
朝食後にセルフのコーヒーサービスがありましたが、部屋への持ち帰りはお断りとのこと、くつろげるラウンジ的なスペースもなく、部屋には背もたれつきのいすもないので、これまたまったくくつろげません。
とにかく、ホスピタリテイとはまったく無縁。旅館としてのいろいろな何かにかける宿でした。
旅館というより、日帰りの高級温泉施設で、露天風呂つきの部屋に食事つきで宿泊した、という印象です。
料理にこだわる方や、泉質にこだわる方（かけ流しですが、かなり薄めているのか、温泉の良さはほとんど感じられません）、おもてなしの心をもとめる方にはオススメしない宿です。
温泉にはこだわらず、ただ雰囲気よい露天風呂つきの部屋に安価に泊まれればよいという方にオススメな宿です。
九州はこういう雰囲気よく部屋だけは立派ですが、ソフトがおいつかない、旅館としての何かがかけている宿が多いように思います。