屋根付き屋外にベンチ付テーブルあります : Yomitan Fa-Ma-Zu Ma-Ketto Yuntaichiba

「直売所」という特性上、総合点を控えています。
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３泊４日の沖縄旅行。３日目は午前中にやちむんの里でやちむん（焼物）を物色＆購入。早めの昼食をとり、午後はやちむんの里近くの裏真栄田ビーチでシュノーケリング＆伊芸海浜公園でＳＵＰ。
早めの昼食…、思いのほか、やちむんの里で時間がかかり、近辺で夫が目星をつけていた、沖縄そばの人気店は２店舗とも満席で待ち列が発生しているので、時間の余裕がなく諦め、すぐ食べられるなにか…で目についたのが、読谷ファーマーズマーケット ゆんた市場です。

「ゆんた市場」の隣の、「読谷村地域振興センター」の方にいろいろな飲食店が入っているのですが、「ゆんた市場」の屋外のベンチ付テーブルが目に入ったため、飲食店を利用するよりは、市場で購入したお弁当をこちらで食べたほうが早いと、「ゆんた市場」を利用することにする。ベンチ付テーブルでは、６人のこどもを育てるお母さんが食事なさったりしていて、出生率の高さを目の当たりにする。

店内に入ると、沖縄らしい野菜がずらっと販売していて、テンションあがる！！あぁ…ゆっくりみたいけれど、とりあえず昼ごはん食べなきゃいけないし、今買ったところで、持ち帰る頃には野菜の鮮度も落ちてしまうしで、いろいろ諦める。

私が食べたのは、
◆ジューシーのおにぎり
ジューシーのおにぎりは２種類あって、ゆんた市場が製造しているものと、生産者さんが持ち込んでいるもの。

生産者さんが持ち込んでいるものを選んだのだけれど、これがまたみたことがないくらい不格好な形のおにぎり。三角でも丸でもなく、俵がつぶれたといえばいいのか。最初からこのかたちなのか、陳列するまでの間につぶれたのが疑問。いくつかあったけれど、すべてかたちが不格好でバラバラだった。

でも、それを選んだのは、とても小さいおにぎりだったから。ごはん１００ｇにも満たないんじゃないかな。８０ｇくらい？こんなに小さいおにぎりは見たことがなくて、小腹を満たせればよかった私には、その大きさがありがたかった。時間もなかったし、マリンアクティビティの前に満腹になるのも不安だった。

地元の方がにぎる、沖縄のたきこみごはんジューシーはとても薄味だった。悪い言い方をするならば「ボヤけた味」。茶色い炊き込みご飯の見た目から、味は想像していたけれど、ジューシーの味は見た目よりもずっと薄味だ。「おぎのや釜めし」「吉野鶏めし」のようなしっかりしたおいしさはなく、とてもとても家庭的な味。

地元の味に触れることができて、私はとても満足した。

このおにぎりに限らず、ホテル朝食でも、沖縄料理は意外にとても薄味な料理が多かった。塩分が控えめで、身体に負担がかからない味付けが多い。この塩分の少なさが、長寿県にもつながるのだと感じる。もし、沖縄料理で旅行者が「おいしい」と感じるならば、それは旅行者に好まれるように少し味付けを濃く料理しているのではないか…そんな気がする、塩分の低い郷土料理だ。

やちむんの里で、お店のおばぁ（さん　方言でも「おばぁ」って失礼で外部者は呼びにくい）とゆんたく（おしゃべり）したときに聞いたのが、
「沖縄の人は、あれば、それで満足する」
ということ。つらい時代を生き抜いてきたであろう沖縄のおばぁの「あればいい」という言葉はずしりと響いた。

◆ＪＡおきなわ シークワーサー水 島涼み
アンテナショップで、「バヤリース」の沖縄限定のジュースはよく見かけるけれど、ＪＡおきなわのドリンク！これは珍しい！シークワーサー果汁２%をブレンドした無加糖の飲料水。５００ｍｌのペットボトル。糖質ゼロ！ノンカロリー！さっぱりする！

おいシー　…　クワーサー　！

◆カーブチー
沖縄の柑橘類「カーブチー」は１０月が旬とのことで、見かけたら食べてみたいと思っていた果物。皮が青々としていていかにも厚そうでむきにくそうだけど、頑張れば、案外手で向ける。

沖縄でしか流通しないということで、どんなに甘い柑橘なのか…とわくわくして口にすると、これが全く甘くない柑橘なのです。酸っぱくはない、けれど、「みかん」でない。みずみずしいわけでもなく、種もあって果肉は食べにくい。レモンのように、果汁を絞って使用するほどの香りと酸味はなく、かといってそのまま食べるには相当あっさりしている。

「甘くておいしい」わけではない柑橘。

これがまた、カーブチーの魅力であって、品種改良していない野生の柑橘なのです。
果物でも野菜でもどんどん食べやすくどんどん糖度が高くなる昨今で、珍しい　昔ながらの柑橘。さっぱりした甘さ。

こういう柑橘の姿勢、好きだな。
「緊急連絡さえ取れればいい」で、スマホを持たず、いつまでもガラケーを使用している私に通ずるものが…ないか。

◆バナナ
青々としているバナナを「島バナナ」と勘違いして購入。珍しい「国産バナナ」だよ。熟すのに２週間程度かかる。
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ゆんた市場で急いで昼食をとった後は、裏真栄田ビーチでシュノーケリング。初めてのシュノーケリングで、初心者向きの場所を紹介してもらったのだけれど、足が付く深さのところに魚なんているのか！？と疑っていたら、めちゃくちゃいて驚いた！テレビや水族館でみるような青い魚やオレンジ色の「ニモ」が目の前で泳いでいる！この深さでこんなに魚が泳いでいるのが間近で見られるなんて信じられない！本当に驚いた。

シュノーケリングの後は、車で２０分程度の伊芸海浜公園まで移動してＳＵＰ。こちらも初心者向けに、波の少ない東海岸へわざわざ移動。移動なんて面倒な…と思っていたけれど、移動して正解。波はおだやかなので、立ちやすい。海の水が透明過ぎて、ボードに立っている自分の影が海の底にうつっているのが見える。

シュノーケリングもＳＵＰも、どちらも楽しくて、やって良かったアクティビティだった。とにかく海がきれいすぎて、海を見るために、また沖縄に行きたくなる。