コミュ障だと詰むかも。 : Asahi Shokudou

前日に揚げ物とうどんを食べたので、今日はヘルシーに魚でも食おうかという気分でありました。
京町堀近辺をうろうろしてたら、１１時半よりちょっと早かったので魚系の店が開くには早くいつもより遠いめまできた。

そういえば、ビストロ上方に行く途中に前から気になってた店があったので開拓してみることにした。

昭和っぽい店構えだけど自動ドアである。
うぃーん。
カウンターとテーブルの店だな。外から見た感じより広い。
他にお客さんはいない。

バ：「？」
私：「・・・１人」
バ：「？」（手をひらひらっ）
私：「えっと、どこに」
バ：「そのへんのテーブルどうぞ」
私：「えっと」
バ：「おかずはできてるのがそこに」
私：「システムは？？」
バ：「味噌汁とゴハンか、うどんとゴハンかやったら、そこのおかずを選んで、あと焼きそばとか書いてるの全部できるよ」

開け放されたガラス冷蔵庫におかずや小鉢が雑多に入っている。
小鉢は別料金なのかな。

私：「じゃ、カワハギ煮たやつで」
バ：「味噌汁とゴハン？」

豚汁定食については言及がないけど、味噌汁とゴハンの「中めし定食」の味噌汁の豚汁チェンジのことだろう。
うどんチェンジとか黄そばチェンジとかのバリエーションもあるということか。
黄そばがあるのが街の食堂っぽい。

私：「あ、豚汁にしてもらおっかな！」
バ：「はーい豚汁ねー」

さて。
こぶりなカワハギと根菜を煮たのが載っている。
冷たいな、これ。

バ：「あたためましょか？」
私：「あたためて！！！」

後からくる常連っぽいオッサンたちを観察してると、まずおかずのケースに直行してセレクト、うどんとか味噌汁とかコールしてオバチャンに渡してあたためてもらって、空いてるとこに勝手に座る。
なるほど、そういうシステムか。

揚げ物系がボリュームあってお得っぽい。
このレンジでチンするシステムだと衣がしなっとなりそうなんだけど、どうなんだろう。
ピーク時は揚げたてが回転するのかな。
中ライス定食と小ライス定食の値段が違うから、ライスおかわり無料ではなさげなんだけど、ライス単品の値段が書いてないな。
おかわりナンボなんやろ。
そして小鉢はナンボだ。
まだシステムは解明できていない。
こんど食欲モリモリのときにきいてみよう。
メニュー価格体系わかりやすくどこかに書いててくれたら、もちょっと入りやすい店になると思うけどなぁ。
会話必須なので、券売機の店にしか行けないようなコミュ障だと詰むかも。

ライス・漬物・コンブ・あたためたおかずに、ちょっと遅れて豚汁が出てくる。
カワハギの煮付けは、あっさりショウガ風味。
豚汁は、キャベツとモヤシがシャキシャキしててうまい。

壁に「おふくろの味」と書いてある（作ってるのはオヤジのほうっぽいけども）が、そんな感じ。
私もオッサンになってきて、むしろそういう食べ物が好きになってきた。

豚汁定食、800円。
もう一品くらいついててほしい気もしたけど、それはチョイスしたおかずがこれだったからでありましょう。