店名 |
Endou Zushi(Endou Zushi)
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类型 | 寿司、便当 |
050-5592-7599 |
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预约可/不可 |
无法预订 |
地址 |
大阪府大阪市都島区東野田町2-1-38 京阪モール 5F |
交通方式 |
距离京阪JR地铁各沿线京桥站5~10分钟 距離京桥 66 米 |
营业时间 |
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预算(评价总数) |
¥4,000~¥4,999
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禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 |
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空间、设备 |
有吧台座位 |
此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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网站 | |
电话号码 |
06-6352-5564 |
支社に来た4年前から、飲み友達として親しく付き合ってくれたM君からのお誘いでしたが、あいにく私の夜のスケジュールは完売。
ランチ送別会となりました。
私は休みをもらって、区役所へ転出届を出しにいきましたが、ずいぶんと混んでいたうえに、やれ住基カードだ、やれマイナンバーだとかで、全く事が進まず、午後から出直しとなりました。
急いで天満から環状線で京橋に出てきたものの、約束の店のある京阪モールで迷子になって、どうやってもレストラン街に上がれないという、京阪沿線出身者にあるまじき体たらく。
ようやくお店に着いた時は、約束の時間を5分回っていました。
M君お気に入りのゑんどう寿司。
福島中央市場にある寿司屋の京橋店です。
カウンター席へ。
「待たせて申し訳ない」
「いやいや、かまへんて。ここはそんなに混まへんねん」
目の前には美味しそうなネタが並んでいます。
創業100周年という老舗。
まずは生ビールで乾杯。
ナイトスポットを中心に、私の浪速ライフを充実させてくれた恩人でもあります。
なんともいえない飄々としたトークも魅力。
もちろん注文は彼におまかせ。
「上まぜを一人二皿と鯵棒一つ」とM君。大将とは旧知の仲のようです。上まぜ、というのはおまかせ握りの上のこと。
卓上にある醤油を刷毛で塗ります。
この作法も、大阪に来て初めて知りました。
正しくは握り寿司ではなく、つかみ寿司。
「つかみ寿司ってどういうこと?」
「しゃりを握らんと、つかんでネタを載せるだけなんや。そやからふわっとしてんねん」
なるほど、だからつかみ寿司。
きっと、市場の忙しい仲買人相手に素早く寿司を出すために、そんな供し方にしたのかな、と勝手に想像しました。
もう一皿、上まぜが出てきました。
先ほどとはまた違った組み合わせ。
しゃりをつかむせいか、かなり少なめ。
酒飲みの私には、これくらいがちょうどいい。
「ここの赤出しはめっちゃ偏差値が高いねん」
と彼が強く推す赤出しが出てきました。
たっぷりのしじみとミョウガ、わけぎ。
一口飲めば、身体中にじんわりと滋養が行き渡るようです。
酒粕でも入っているのか、と思うほど香りが強く、身体も急速に温まります。
偏差値が高いM君が言うだけあって、確かに偏差値が高い赤出しです。
鯵棒寿司が出てきました。
海苔で巻かれています。
私の行きつけの与力町の竹うちを思い出しました。
そこの鯖棒寿司を彼に紹介し、彼が絶賛して通い始めたのです。
それも、今は昔。
口に放り込めば、脂ののった鯵としその葉の風味が口中に広がります。
大きなネタと小さなしゃり。
まさに酒飲みには嬉しい、つかみ寿司です。
穴子はつかみではなく箱押しになっていました。
挟まれたしその葉の香りがいい。
M君もエンジンが温まったようです。
「大将、ブリある?」
「ブリはあらへんけど、脂ののったハマチやったらあるで」
「ほんなら、それ頂戴」
立派で美しいハマチ。
ポン酢おろしがのっています。
「ここは、仕事でしんどい時に、自分にご褒美で来るんや。部員が得意にいじめられた時なんかもな」
いかにも彼らしいストレスの解消法であり、部下の管理術でもあります。
最後に、大好きな数の子と、鯵棒寿司を食べて〆。
M君と、最近の仕事の様子や、私が転勤後に担当するであろう仕事について情報交換。
同期は、いつでも頼りになるありがたい存在です。
彼には何度か十三を案内してもらっただけでなく、天満や福島、野田や中津などを一緒に回った仲。
そんな思い出が走馬灯のように駆け巡ります。
「明後日の同期送別会は来れそう?」
「うん、行くで」
彼とはもう一回飲めるのです。
店を出て彼は会社へ、私は区役所に戻りました。
えんどう寿司京橋店
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