昭和の時代を思い出す民家カフェ : Isshin cha bou

難波に用事で行く機会があって嫁と１歳半の息子とでゆっくりランチが出来そうな店を

探していて良さそうなので行って来ました。お店には１２時ちょうどぐらいには到着して

確実に限定１５食の一心定食を食べたかったのですが、いろいろと出かけるために用意を

しているうちに息子が寝てしまい、わざわざ起こすのも可哀想なので寝かせておいたら

起きたのが１１時４０分。急いで難波へ向かいお店に到着したのが１２時３０分。すでに

満席のため、席が空いたら連絡するとのことで携帯の番号を教えて一度お店を出る際に

一心定食はまだあるかを尋ねたら大丈夫との事でひと安心。席が空くまでにＯＣＡＴの

宝くじドリーム館（入場無料でクジラのクーちゃん人形が置いてあったり、映像で足元に

クーちゃんが映し出されたりするので子供にはいい時間潰しになる）で遊んでいるうちに

携帯に連絡があったので１３時前にお店に向かいました。

１階は雑貨や蒸しパンの売り場になっています。奥の階段を上って２階が食事スペースと

なっていますが、この階段が急勾配で非常に昭和の建物という感じです。転落防止のためか

階段の左右両方に手摺が取り付けしてあります。２階に上がり年代物の建付けの悪い木製の

ガラス戸を開けて中に入ると、昭和の時代にタイムスリップしたような畳敷きの部屋が２つ

あって、何か妙に落ち着くアンティークなテーブルやちゃぶ台などが置かれています。置物や

棚に入れてある本（懐かしい「のらくろ」なんかもありました）も昭和の雰囲気を醸し出して

います。二人とも一心定食を食べるつもりでしたが、嫁と相談しているうちにせっかくだから

いろいろなものを食べてみようということになり一心定食とスープランチを注文しました。


・一心定食（８００円）

豚肉と大根の味噌煮、ヒジキと切干大根の卵とじ、リンゴの入ったサラダ、味噌汁、漬物、

雑穀米と品数も多く彩りが綺麗で、それぞれの味付けも濃すぎることなく上品でいい感じです。

息子に分け与えたら喜んでパクパク食べてました。


・スープランチ（８００円）

蒸しパン２個（ひじきとおかか、黒糖とクルミ）、スープ（ミネストローネ風）、蒸し野菜の

セットになっています。蒸しパンは想像していたより大きく、ふっくら＆もっちりしていて

美味しかったです。スープにはこれでもかと言わんばかりの野菜が入っていて、スープに野菜の

甘味と旨味がしっかりと出ています。野菜が主体のため男性には少しボリュームが足りないかも

知れませんが、女性ならば充分だと思います。


あまりにも落ち着く空間で心地よいので食後のコーヒーを飲みたかったのですが、息子が一緒のため

仕方なく諦めて退店。嫁は機会があれば友達と来店してゆっくりランチしてみたいと言ってました。

本日はご馳走様でした。