正に隠れ家。古民家でヘルシーランチ。 : Isshinchabou

JR難波周辺を買い物でうろうろ。お昼時になってきたのでご飯でも…と、たまたま食べログで近いとこのお店を探して見つけたのがコチラ。

趣があって雰囲気が良さそう。ここにしよう^ ^

しかしホントに細い路地に入っていくので、土地勘ないと通りすぎてしまうようなところに入り口があります。よくここで店を開いたなと変に感心してしまうくらい(笑)

一階部分は狭いですが会計と、あと焼き菓子などのお土産が買えるようにもなっていました。店員さんによると、あいにく満席との事でしたが｢待たせてもらって良いですか？｣と伺うと、快く了承して下さったのでしばし物販品を眺めていると、すぐに席が空きました。

注文は一階で。メニューボードが貼ってあって日替わり３種類の定食かカレー、スープから選ぶスタイル。

シーフードカレーも気になりましたが、野菜と肉団子の中華スープ煮の定食をチョイス。あとは席を示す番号札を渡されて２階へ。二階は和室二間を解放していて結構広め。ちゃぶ台に座布団のThe日本式。

置かれているちょっとした小物もノスタルジックなものでセンスもいいですねぇ。窓際に近い方の席だったので、外が見えてなお良し。

しばし買い物したものを整理しながら待っていると、そんな待たずに定食が配膳されました。おぉ、野菜たっぷりで如何にもへるすぃー。

メイン以外にも豆腐のお味噌汁、野菜と卵の炒りつけ、白菜と小松菜の胡麻和え、塩こぶに…これは古代米かな？少し赤みががったご飯がついてます。

メインの中華煮は、肉団子はしっかり肉にくした感じを残しつつ、人参やチンゲン菜などの野菜は柔らかくなるまでしっかり煮込まれていて食べやすい。

副菜はどれも味付けが優しく、よく噛んで食べていると素材の旨味がしっかりと感じられます。全体的に優しい味付けなぶん、塩こぶの塩気がアクセントになって良いですね。いい仕事。

すぐ近くに千日前通りがあって交通量は多い立地にあるのですが、一本路地に入っているぶんホントに静か。たまたまこの日この時は雪がちらついたりもして風情あり。奥まっているぶん風が吹き込まないのか、不思議と寒くは無かったです。

何て言うか、ガツガツ食ってサッと会計して出てく食事とは真逆の、時が止まったかのような古民家でのんびりと、優しく美味しい食事をじっくり味わって頂き、凄くゆっくりとした時間を過ごせました。

この雰囲気、好きだな。回転は悪いかもだけど、本も置いてあったりして、のんびり過ごしてもらうよう意図しているのかな。普通、あんまり食後も無駄にダラダラするのは良くないですが、ここだと、ついそうしちゃいそう(笑)