大阪ならではのハイレベルなダルバート ＃２１０９ : Yatara spice

大阪出張２日目のランチ。大阪は、なんと言ってもハイレベルなカレー屋さんが本当に多いので、どうしてもかなりの高確率で、ランチはカレーを選んでしまいます。

今回お邪魔したのは「ヤタラスパイス」さん。場所は、大阪メトロ長堀鶴見緑地線大正駅から大正通を少し北に行き、右側の路地に入ったところにあります。お店は２階にあり、凄く急な階段を登らなければなりません。スカートの女性は少し躊躇されるのではないでしょうか。

店内は、カウンターとテーブルが１卓だけ。ご主人のワンオペです。私は、多分開店５分後ぐらいに到着したので、なんとかカウンター席を確保しましたが、その後列が出来ていました。

さて注文です。メニューは基本的に「ダルバート」で、カレーが２種類・もしくは２種両方も選べます。あとはトッピングが３種類のみ。私はカレー２種類両方で、「タコのアチャール」をトッピングでお願いしました。

ご主人が厨房で動く様子を眺めること７〜８分で、私の注文が提供されました。非常に豪華且つ本格的な「ダルバート」です。内容は以下の通りでした。

♦︎合鴨のカレー
♦︎せせりのカレー
♦︎タコのアチャール
♦︎大根のアチャール
♦︎ヤーコンのアチャール
♦︎ニンジンのポリヤル
♦︎カボチャのサブジ
♦︎青菜炒め
♦︎スナップエンドウのパコラ
♦︎トマトとパイナップルのサラダ
♦︎ダル
♦︎パパド
♦︎バスマティライス

まずは２種類のカレーが凄い！本当にスパイスの塊といった感じの、辛さとスパイシーさ、それでいて合鴨やせせりの旨味もちゃんと味わえます。その強烈な味を上手くバスマティライスに馴染ませてくれるのが、横にある優しい味わいのダル。これは良く出来ていますね。

副菜も、全てがちゃんと存在の理由があり、酸味や甘み等のカレーに無い味を加えてくれます。色々と混ぜ合わせながら食べると、予想した通りにドンドン美味しくなっていきました。トッピングのタコのアチャールは、スパイスと粒胡椒が効いており、こちらも単品で食べたいぐらい。すぐにバスマティライスとダルをお代わりして、でも簡単に完食しました。美味しかった！

全体的には、スパイスカレーを食べ慣れた方であれば、絶対に気に入る一品でした。やはり、あちこちに個性的なスパイスカレーが溢れている、大阪ならではのダルバートであるとも言えそうです。わざわざ来た甲斐がありました。

お勘定は2,000円です。

ご馳走様でした！