メリハリ効かせたスリランカご飯の大盤振る舞いと香り高い紅茶 : Kouchayasan

こんなご時世ですので外食頻度も落ちていらっしゃると思われます。
世間では巣籠り特需で潤っている人たちもいるようですが、
一般的な飲食業の皆さんは大変な状況かとお見舞い申し上げます。

そんな訳で某ママ友会に混じり、こちらのスリランカランチ会に参加させて頂きました。
2020年3月現在の内容は
スリランカランチ＋デザート＋紅茶のセットで￥1450です。
マダムがその時の食材とお客の嗜好を考慮し、料理を決めてくれてますので、
幹事さんはマダムに気軽にご相談ください。

この日、用意された料理はこんな感じです。
・ホールスパイス入りターメリックライス　・パイナップルサラダ
・大根のカレー　・人参のカレー　・ナス炒め　・オクラのココナッツ炒め
・ワサビ葉のサンボル　・チキンのカレー　・豆のカレー　・チンゲン菜炒め
メモらなかったのでもう1.2品あったかもしれません、ごめんなさい。
デザートはヨーグルトのヤシ蜜掛けとジンジャークッキー。
紅茶はメニュー中の5～6種類から好きな茶葉を選べます(キリテーのみ＋300円)。
紅茶は勿論一人づつポットでサーブされます♪。
元来が紅茶専門店ですから茶葉の良さも特筆ものですよ。

この日の料理はお子様も参加されていたので、優しめの味付けのものと、
辛さは抑えていながら塩加減がビシッと決まっている大人向けのものが混在。
スリランカ店名物の「デビル(激辛系)×××」はありませんが、
品数が豊富なので性別年齢問わずに皆さん満腹された様子でした。

1人訪問だと申し訳なさが先に立ってしまうため、久しぶりの訪問となりましたが、
マダムの健在ぶりが拝見できたので大変良い一日を過ごすことが出来ました。

最近では、一人での食事希望客も増えているようで、2014年8月からは
「おひとり様でも、事前予約にてスリランカプレートを提供いたします」となりました。
とはいっても、個人の店なので常時用意されている訳ではないので、希望者はお店に相談くださいね<(_ _)>。
＊＊＊再訪問(2016年3月)＊＊＊
今回もお店の事が気になっていらっしゃった皆さんとのグループ訪問でございます。
相変わらず採算度外視の歓迎ぶりに恐縮至極状態です。
残ってしまったお料理はご家族で召し上がったりするのでしょうが、本当にスゴイ…(^^♪。
残しては申し訳ないと、参加者全員が必死になって頂いたものの、全員あえなく枕を並べて討ち死にしてしまいました…。
その姿を満足そうな笑みを浮かべながら眺めているマダム…(笑)。
マダムのお話を聞いていると「なんだか皆さんの食べている姿を見るのが趣味になってきちゃって…」
とデカ盛り店のようなセリフを仰ってました(笑)。
＊＊＊再訪問(2014年11月)＊＊＊
2回目は3名で伺いました。チキン好きと魚好き混成メンバーでしたので色々な料理を提供頂きまして、
昼間っから宴会みたいなランチになってしまいました(笑)。
他に、予約なしの食事希望のお客さん、当日電話の食事希望の問い合わせの方もいらっしゃいましたが、
なんせマダムが一人で切り盛りしている「基本は紅茶専門店」ですので、
料理を希望される方は是非数日前くらいに予約してあげてください。お願いいたします。

・付け合わせ：ルヌミルス、ポルサンボル、カッタサンボル、ゴトコラサンボル、キャベツのマッルン、
　小松菜のココナツ酢和え、ミーキリ(椰子蜜とユーグルト)
・スリランカプレート：チキンカレー、パリップ(豆カレー)、野菜のスパイス料理各種、茹で卵、
・サラダ、デザートはストリングホッパーを揚げたもの、パパダム

前回よりも辛さと塩気がＵＰしたような気がしますし、わんこそば状態な怒涛の攻撃に今回も撃沈(笑)。
マダムの「スリランカ料理をお腹いっぱい食べて満足して欲しい」の想いは健在でございました(^^♪。
＊＊＊初訪問(2014年2月)＊＊＊
いやぁ、こんなに意欲的なスリランカプレートを提供している店が大宮にあったとは知りませんでした<(_ _)>。
この場所で紅茶専門店を始めて15年ほど経つのだそうですが、今までの食事メニューは軽食が中心。
2013年夏前から創作パンのコースとスリランカプレートを始めたとの事。
もともとスリランカとのパイプはお持ちで、その筋から色々なレシピを教わっているんだそうです。
ただし、お食事は２名からの予約対応だそうです。

さる陶芸家さんから　「アツきハートの紅茶店あり」　とご紹介頂き、ＨＰをチェックするとスリランカプレートを発見！。
お店に相談し、他客の予約が入っている日に便乗訪問させて頂きました。
色々な小品が盛り合わせになっているパンコースも楽しそうですが、まずはスリランカコースを頂きます。

　＊スリランカプレート　￥１２６０
・サラダとチリパイン　・ターメリック飯　・茹で卵　・和えもの＝ルヌミルス（紫玉葱、モルジブフィッシュ、トマト、チリのレモン和え）
・炒め物＝マッルン（インゲン、ナスのスパイス炒め）　・揚げもの＝カトレット（スリランカ式魚コロッケ、チリトマトソース）
・黒カレー（チキンのトマトベース）　・白カレー２種＝パリップ（レンズ豆カレー）、野菜カレー（人参、カボチャ、オクラ、ジャガイモ）
・好きな紅茶を好きなスタイルで　・デザート＝ムングダルグリ（ムング豆と米粉を甘く揚げたお菓子）

これだけもりだくさんで、なおかつ手抜きなしで、料理までお替りさせてくれるんですよっ！！
あり得ませ～ん！(笑)
根が貧乏性なので、パリップやルヌミルスをお替りさせて頂きまして、もう幸せ過ぎて死んでしまいました<(_ _)>

「本当はもっと辛さビシバシ系にしちゃおうかなとも思うんですけどね…(笑)」と言うオーナーさん（日本女性）。
カラピンチャ（インドではカレーリーフ）も自家栽培している本格派。
他にもスリランカハーブのゴトゥコラや、セーラ（レモングラス）の兄貴分くらい立派な葉っぱ（名前忘れてしまいました）やら、
インド店では滅多に使われない香草類も使用、無論カルダモン、シナモン、胡椒の定番スパイスもゴロゴロ入っております。
また、スリランカの海で取った自然塩を使った胡椒の塩漬けなど、かなり凝った素材も使われていて、
その研究熱心ぶりが窺われます。

単品でも刺激ある黒カレー（と言っても、徹底的に煮詰めたドライタイプ）はそのままでも充分スパイシーですが、
その他の料理は混ぜ合わせながら食べると、あっさり系の野菜メニューも深い味わいとなっていきます。
是非、マゼマゼして召し上がってください。
また、使われているモルジブフィッシュはカツオ類の魚を乾物にしたものなので、少しカツオ節っぽい出汁も出るのですが、
黒カレー以外はココナツもカツオ出汁（？）などのクセは結構抑え目にしているようです。
地元マダムさんはこの方が抵抗なく食べてくれるのではないかと思いますが、
カレー好きさんであれば、予約時に「ビシバシ現地味で」とリクエストされるのも良いと思います。

紅茶はスリランカ式ミルクティ（キリテー）をお願いしましたら、きっちりエアブレンドまでして頂けました。
大ぶりのカップで頂戴したので、たっぷり２杯分。椰子蜜砂糖（キルトハニーシュガー）で甘くして、
現地菓子のダルグリと併せて頂き、満腹＆満足させて頂きました。
恐縮してしてしまうほどの拘りを拝見でき、佳きランチを頂く事が出来ました。
ご紹介頂いた某陶芸家さんに感謝申し上げます<(_ _)>。いやぁ、余は満足じゃ！！(^^♪。