店名 |
Bisutoro Anjuru
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类型 | 法式小酒馆 |
预约・查询 |
048-856-9497 |
预约可/不可 |
可预订 |
地址 |
埼玉県さいたま市大宮区吉敷町4-248-11 |
交通方式 |
距離埼玉新都心 206 米 |
营业时间 |
营业时间和节假日可能会发生变化,因此请在参观前与餐厅联系。 |
预算(评价总数) |
¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
可使用卡 (AMEX) 无使用电子钱 |
座位数 |
25 Seats |
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个人包厢 |
可能的 |
包场 |
可能的 可接受20人以下 |
禁烟・吸烟 |
严禁吸烟 店外に喫煙スペースあり |
停车场 |
不可能 |
酒水 |
有日本清酒,有烧酒,有葡萄酒 |
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此时建议 |
许多人推荐的用途。 |
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服务 |
提供外带服务 |
开店日 |
2013.4.24 |
口コミで評判の良かったこのお店。
上手くタイミングがあったので家内と二人で伺いました。
初めてなので、あまり距離感が掴めず、たどり着くまでに少し時間がかかりましたが、
さいたま新都心の駅から近いです。
お店は一軒家、表には、「本日は予約客のみ」とのお断りが。繁盛しているようです。
内装は和風。そのまま和食でも行けそうな雰囲気です。
初めてなので、とりあえずランチBコースでいきました。
スープ、前菜のサラダ、メインとデセールの構成で2,600円。
・菊芋のスープ
菊芋は癖がなく、味が華やかなので、スープにはもってこいです。
回しかけられているオリーブオイルの香りとの相性もぴったりです。
・サラダはサーモンのマリネ、バルサミコのドレッシング
サラダはバルサミコドレッシング。サーモンとバルサミコの酸味の合わせがGood。
・メインは「豚バラ肉のコンフィーと白いんげん豆の煮込み」と「本日のお魚と白いんげん豆」
から一品。私も妻もお肉を選択しました。
メニューを見た時から、私も妻も真っ先にカスレ(豚肉や鴨肉コンフィと白いんげん豆の土鍋煮込み
+オーブン焼き)を連想しており、ほぼ一択でした。冬のこの時期にはピッタリです。
カスレとは異なりますが、ブロッコリやジャガイモ、ニンジン、白菜などの野菜の出汁とじっくり
ソテーされた後に煮込まれた豚バラの旨味が優しく調和した味、たとえるなら、ポテとカスレを
合わせた感じのメインでした。かなり塩を使っているはずですが、そう感じさせない加減も素晴らしい。
また、特に煮込むとクタっと萎れがちな白菜の葉の部分も、適度な芯、シャキシャキ感が残っており、
より美味さが立っています。火入れのタイミングもベストです。
(ちなみに、本日のお魚は「寒鰆のポワレ」でした)
・デセールは、苺のブラウマンジェ。ココナッツアイスクリーム添え。
久しぶりに食べました。ブラウマンジェ。パンナコッタ、ババロアのような食感。ココナッツアイス
との相性が良いですね。
この段階で、ワインボトル1/3くらい残っていたのですが、タイミングよく、サーブの方から
「チーズでもいかがですか?」と。
ロックフォール、ブリアサバラン(サヴォア地方)ともう一種類(名前失念)の3種のチーズに
栗の木のハチミツ(栗蜂蜜)を合わせます。通常のハチミツに比べて甘えが控えめ。しかし
黒糖を連想させるビターな味わいで、特にロックフォールにはよく合いました。
・本日のワインは(ウチはランチでもワイン必須…)、シャトーピネレを選択。マルベック100%です。
が・・・、もはや”お約束”になりつつあるような気もしますが、またも欠品。
私が選ぶワインはいつも欠品・・・。
仕方ないので、イタリアンに方向転換して、バルベーラ種のワインにしようとしたところ、恐らくシェフ
からでしょう、サーブの方から、同じマルベック種でシャトー・キャトル(Chateau Quattre)を提案され
ました。迷っていたところ「09年です。いい感じに熟成されています」と殺し文句。
2009年はボルドーワインの当たり年。それなら選ばない手はない、とアッサリ"陥落"しました。
マルベックはボルドーワインの指定品種ですが、プティ・ヴェルド種のように、補助品種として使われる
ことが多く、100%マルベックというワインはあまり飲んだことがありません。
ボルドー定番のカベルネソーヴィニヨン種と比べると、タンニンの渋みが少なく、フルーティ香りに感じら
れるため、渋みが苦手な方には飲みやすいワインと言えるかもしれません。
ワインの食感、テクスチャー自体は、それほど重厚さ、奥行きの深さを感じるものではないため、味の強い料理
には負けそうですが、本日のような繊細で上品な肉料理、あるいは鰆やスズキのような白身の魚にはピッタリ
ではないでしょうか。
これは余談ですが、ワインを飲み始めてしばらくしてから、6人の団体さんが入りました(すべて女性)。
香水の香りが非常にきつく、妻も私も若干閉口・・・。最初に勧められた席にしていたら、まさに彼らの真隣
になるところでした・・・。
ダイニングの厨房側の壁には、何やらギッシリと細かい字で書きこまれた黒板があることに気が付きました。
お願いして見せてもらうと、なんとワインのラインナップでした(写真)。
メニューにあるワインリストとは別のラインナップで、全て一本づつくらいしか在庫はなく、名前の右上に
白い点が振られているものは、”品切れ”。シェフが一年に一回書き直しているそうです。
妻と二人で、丹念に黒板の名前を追っていくと、値段の幅は5,6千円のワインから10万越えのものまで、
主にブルゴーニュワイン中心の品揃えが目につきました。今度来た時は、この中から選んでみたい。
いずれにしても、実に結構なお味でした。
メイン(豚バラ肉のコンフィー)のポーションが、そこそこある為、男性でも、それなりの満足感が得られる
と思います。しかし、本日21人のお客さんがいましたが、男性は私を入れて2人だけ!!
日本のフレンチは、どうしても女性中心になってしまいますね。
もう少し男性客を呼び込むような仕掛けがあると、客単価も上がり、お店も潤うのではないか、と思うのです。
ここは味はもちろん、ある程度のボリュームもあるので、男性にもおススメのお店です。
次回は夜、家族でお伺いしたいと思います。