雰囲気もお値段も時が止まっていたかのよう : Soba Dokoro Yabu

本日のランチは、こちらでいただきます。

近くの分上野藪かねこさんへ伺ったところ、昼営業は休止中との貼り紙。

それならと、こちらに急遽予定変更。

お店には、13時17分着。

前を歩いていた3人組に続き入店。

お店の中は、4人がけテーブル席が並びます。

空いていた、左奥の席に無事着座。

それにしてもお店の外観が渋い。

まるで昭和に戻ったかのよう。

これが、県知事公館の並びに残っていることがまず奇跡。

そしてお店の中も、外観同様これまた渋く、昭和のまま（笑）。

さらにはお値段。

こちらも、いつの時代かと思われるような良心的な価格設定。

今回は、その中から天ざるそば税込750円に決定。

冷たい麦茶を持ってきた女将さんに注文します。

天ぷらを揚げるのに少しお時間をいただきますねーと女将さん。

はい、こちらは全然問題ありません。

待つこと17分ほどで料理到着。

それでは早速いただきます。

まずは何もつけず蕎麦だけ。

蕎麦の香りは無し。

やや柔らかめの茹で加減で、まさに出前もやっている近所のお蕎麦屋さんの蕎麦（笑）。

今度はつゆにつけて。

おー、つゆは結構濃口。

甘すぎず、これは結構好きかも。

このつゆをたっぷりつけていただけば、なんとも懐かしいお味で悪くない。

たっぷり葱を絡めていただくのも、わさびを多めに付けていただくのも、どちらもグッド。

ボリューム的にも合格点。

天ぷらは３品で、海老、カボチャ、ニンジン。

海老はなかなか立派なもので、ぷりぷりしてて甘みがあり、いいお味です。

カボチャは甘みが強い。

ニンジンははまあ、個人的に苦手とあって、こちらは普通かな（笑）。

最後は蕎麦湯。

うっすら濁ったさらさらタイプで、つゆがたっぷりある分、十分楽しめました。

店内は、この時間にもかかわらず、満席の盛況。

女将さんは、お客さん一人ひとりに寒いのにありがとねーと声をかけていて、丁寧な接客は好感が持てます。

お会計してお店を出たら、外に常連さんらしき方が1人待っていました。

きっと地元の方々に愛されているお店なんでしょうね。

お腹いっぱいで満足。

ご馳走様でした。